今月から日本版「SUITS」の放送が始まりました。
オリジナルはアメリの人気ドラマです。
オリジナルのSUITS
主人公のハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)は、ニューヨークのトップクラスクローザー、つまり辣腕弁護士です。このハーヴィーが超かっこいい。スーツ姿がバッチリ決まっています。
実際に着用しているスーツはTOM FORDのものが多いそうですが、調べてみるとウン十万円のスーツだそうで。およそ、普通のサラリーマンには縁がないものです。ですが、その仕立ての良さ・記事の良さはテレビ画面を通し見ても一目で違いがわかるくらい素晴らしいです。
新しく雇ったアソシエイトのマイク・ロスが着ているスーツがお粗末なので、自分のお気に入りの仕立て屋でスーツを作ってやったりします。
ともかく、題名のとおりスーツが非常に映えています。これは主役の男性だけではなく、女性たちも一流のスーツを着ているそうであります(女性のスーツはよくわからないです)
日本版SUITS
第1回目を見ました。
オリジナルのハーヴィー・スペクターは、甲斐正午(織田裕二)という同じく辣腕弁護士。設定やストーリーはできるだけオリジナルに近くしているようですが、感想はふた通りに分れる気がします。
オリジナルのSUITSを見て気に入った人(私の場合)
なーんだ、ださいなぁ、日本という土地柄に無理やりアメリカを持ち込んでいる気がする。でもルイス・リット(リック・ホフマン)に対応する蟹江貢(小手信也)はなんか似てますねぇ、でも似てるから帰って違和感がある。
ハーヴィーが着ているスーツは本当に素晴らしいスーツですが、甲斐が着ているのはそこまでいいものじゃない。妙なシワも寄っているし、肩周りがフィットして居ない。借着みえみえって感じがします。安っぽくはないですが、高級感もないんだなぁ、これが。
それにアソシエイトの甲斐に「スーツを買ってこい」と渡すのが一万円札数枚。え?嘘でしょ?一桁違わない?渡すなら法人クレジトッカードじゃないの?数万円のスーツって普通にそこいらのサラリーマンが着ているじゃん。いや、さあ、そこでは帯封の万札束でも渡すとかサァ。
あまりにもしょぼすぎます。アシスタントの女性が着ているのもオリジナルほどの高級感はないです。うーん、金持ち感に乏しい。ってか、妙に現実的。
しかし、第2話では話が変わって、行きつけのオーダースーツの店(ロケは英國屋だそうな、で、スーツはTAGARUだとか)で作ったスーツはドラマ上は43万円!こうなるとハーヴィーのスーツに肩を並べますな。確かに、初回の1万円ちょい?のスーツ(数万円渡して5着買ったらしいので)とは画面でみても生地が違う出来が違う何から何まで違う。
このあたりは妙にオリジナルに寄せて居ます。
オリジナルは知らない人(これは推測)
オリジナルとは別物としてみると、テンポが早いし面白いかもしれない。しかし、妙にアメリカナイズされた立ち居振る舞いがやけに鼻につく。日本人はあんな振る舞いしないよねぇ。なんだろ?
そうなんですよね、なんか焼き直し感が半端ないと感じないかしら?言葉やジェスチャーの一つ一つが日本人場慣れしている感じ。それを織田裕二とかが演じているから相当無理がある。
けど、妙に面白いところがあるのは事実。普通に日本くさくないから面白いのかもしれません。逆に、西洋かぶれしたドラマ!と嫌がる人も多いかと思います。
視聴率は?
初回の視聴率は14.2%だったそうです。月9ドラマとしてはいい数字だそうですが、うーん、どうなるのでしょう?個人的推測ではあとは落ちる一方な気がしますが…..
とりあえず次回も見ます。