一般的なOKA-SIN
OKA-SINというと、羽田起点で考えると「羽田→那覇→[とんぼ返り]→羽田→シンガポール→[可能な範囲でとんぼ返り]→羽田→[そのまま国内線で]→那覇→[とんぼ返り]→羽田」となります。
経験者の皆様の体験記を拝読していると、上の黄色の部分がめちゃくちゃ辛い、本当に修行の意味がよくわかるそうであります。疲れた体に鞭打って…だそうで。
若いうちは体力がカバーするにしても、いい年したおっさん(爺さん一歩前ともいう)としてはそういう体に鞭打つことはやりたくないわけです。鞭打ったら、その傷口が可能して破傷風であの世行きになるかもしれません(苦笑)。
OKA-SINにもっと楽チンを!
そこでANAで考えてみました。だって、SFC修行にしたからANAです。ちなみに、アナではなくエー・エヌ・エーが正しい読み方だそうです。
普通に沖縄〜シンガポールの往復をJALやANAのサイトで検索すると結構辛そうなものばかりでてきますよねぇ。
えぇ〜!これぇ〜?!
って感じ。
しかし、ここで、「複数都市」検索をします。すなわちつぎのような検索をする。日付は自分の都合を考えて決めますが、ここでは相対的なもので表現します。
- DAY1:OKA-HND
- DAY2:HND-SIN
- DAYn:SIN-HND (航空券により最低滞在日数が決まっています)
- DAYn+1;HND-OKA
DAY1とDAY2の間は単なるトランジットですが一晩空いていますで自宅に帰って眠れるようにします。DAYnとDAYn+1も同様です。
ポイントは4つ。
- 最初に那覇から羽田に戻ってくるのは夕方〜夜の着便にする。
- 羽田からシンガポールに向かう便は午前中から昼過ぎ程度の出発便を狙う。
- 羽田に帰国する便は朝ではなく、夕方の着便にする。
- 2度目の那覇に向かう便は午前中の便にする。
羽田-那覇は便数が多いのでまだいいですが、問題は国際線です。そんな都合のよい便がありますかね。ANAでPPを稼ぐにはコードシェアではだめです、ANA運航便でないといけません。
あるんですよ。まずはANAをみてみましょう。
往路:NH841:10:45 → 17:30
復路:NH842:10:50 → 18:25
これなら条件を充します。ではJALは?JALの場合はコードシェアでもJAL便名で取ればOKですから少し楽かな?
往路:JL37:10:50 → 17:30
復路:JL712:08:20 → 16:05 (成田)
これを組み立てる束縛条件は「国内線(国際線の国内区間)と国際線の乗り継ぎ時間(トランジット時間)は24時間以内に限られる」ということ。これを超えると「ストップオーバー(途中降機)」となりますが、JALやANAの国内発券では、国内線と国際線の乗り継ぎポイントで途中降機することはできません。海外発券であれば可能ですが….。
さらにもう一つの重要な条件は、羽田や成田から自宅が遠くないこと。羽田や成田に行くのに3時間とかかかるご自宅であればこのプランは諦めた方がいいですね。
海外前後に自宅で一泊
所要日数は多くなりますが、それができる人(休みが取れる人)ならこちらのほうがいいかと思います。そしてついでにシンガポールもとんぼ返りではなく2〜3泊してゆっくり旅を楽しんだほうが良いかと思います。
その観点で組み立てのがこれです。価格は仮の価格ですが当たらずといえども遠からずの価格です。
両端の羽田-那覇往復のPP効率をいかに上げて、なおかつ楽しんで楽できるか?でPP単価が変わりますが、この試算でPP単価8.79は悪くないですね。なおかつ、シンガポール観光をエンジョイできます。
予約可能なのか?
結論から言うと可能です。実際、この国際線両端1日自宅泊プランで予約して発券しました。価格もこの通りではないにせよ、限りなく近い価格・PP単価です。
JALでも同じことができるはずです。Web予約サイトを深く使いこなしましょう。そうすればこういうのもできるってことです。
羽田が遠くない人なら一考の余地ありです。