OSMO Pocketをシンガポールで実戦投入してみての感想

今回のシンガポール弾丸旅行にあたり、直前に購入したのがジンバルカメラのOSMO Pocket。

滞在中はメインでこれを使っており、帰国して動画を一通りチェックしてみての感想です。

■利点■

  1. なんといってもコンパクト。ズボンやシャツのポケットに入る。
  2. コンパクトで黒色なので存在が目立たない。(高価なGH5とかをでかでかと掲げながら一人で撮り歩くのは、「お願いだから襲ってください」とPRしているようなもの)
  3. 持たないかと思ったバッテリーですが、意外に持つことがわかった。
  4. 小さいとはいえ余計なものをつけずにモニターできるのは良い。
  5. ジンバル(スタビライザー)は持ち手の前後左右の傾きは実に素晴らしく補正できる

■欠点■

  1. 3軸ジンバルはピッチ、ロール、ヨーのブレを滑らかにして吸収する効果があります。しかし、縦方向の垂直ブレ、横方向の水平ブレなどは補正できません。これはX3000の空間手ぶれ補正のような機能がないとOSMO Pocketでは無理です。激しく上下左右に揺れるような場合は吸収できないのです。今回の例では飛行機が着陸した瞬間、離陸するときの激しい振動です。X3000では実に滑らかですが、OSMO Pocketは裸のiPhoneほどではないにせよ、激しく振動してしまいました。
  2. フォローモードを基本につかっていましたので、持ち手が斜めになったりしてもちゃんと水平を保ってくれるのはさすがです。しかしいつのまにかレンズが上方を向いてしまい、あわててボタンダブルクリックで中心に戻して撮り直す(気づいたら…ですが)というのが多々ありました。これが頻発するようなら使い物になりません。DJIの他のジンバルでもよくあるそうなのですが、カメラは別のものをつけていて重量バランスに問題があるわけではないので、これはどうかと思いますね。
  3. 好みの問題だとは思いますが、音のクリアさではX3000の方が良い。
  4. バッテリーの持ちは悪くないですが、バッテリー交換ができないのは致命的

こういったことから、やはりOSMO Pocketは信頼性という意味ではちょっと「?」なところがありどうにも補助的な存在にしかならないような気がします。

とはいえ、現実問題ジンバル内蔵でこのコンパクトさは素晴らしいです。X3000のあるある問題は手持ちのときに水平を保っていないことがあること。もちろん撮影者の自分が悪いのですが、ジンバルがあるとそれを補正してくれるのは嬉しいですね。X3000をジンバルにつければ最高じゃないかと思ったりします。しかし、どれもそれなりのサイズになってしまうので、X3000のコンパクトさを完全に打ち消してくれます。なので、それじゃねえ。

いずれにせよ、次回のチャンスではX3000メインで、OSMO Pocketの気軽さがいかせるようにポケットに入れておいて必要な時に使いたいと思います。