2020年JGC修行のヒント:海外発券とビジネス/プレエコ利用でFOP単価8.29円・4回で解脱する旅程<連載2回目>

旅行・JGC・SFC
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この記事を書いているのは11月の終わりですが、来年(2020年)こそ修行しようと思っている方は多いと思います。そこで来年こそJALのサファイア会員資格をゲットするんだとJGC修行を決意された方へ、短期集中修行でなおかつFOP単価も安いという夢のようなプランの一例と、そうしたプランを作るヒントをお届けします。今回は連載2回目となります。

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コースの例

早く出せ!という声が聞こえてきそうですので、まずはコースの表をだします。
(クリックで表は拡大します)

<表の見方>
ピンクのところは日本発券部分で、緑色の部分はクアラルンプール発券です。中央部分が黄色と水色に分かれているのは旅行としての区切りです。

今回は確実な情報とするため日付も入れてみました(私はすでにJGC修行を終えていますんので来年もこれで修行するなどということはありません)。具体的な日付を決めないと料金がきまらないためです。

(旅程1)
日本発券:成田→クアラルンプール(2泊)
クアラルンプール発券:クアラルンプール→翌日・成田[ストップオーバー]

(旅程2)
クアラルンプール発券:羽田→石垣→羽田(日帰り)(ストップオーバー)

(旅程3)
クアラルンプール発券:成田→クアラルンプール(2泊)
日本発券:クアラルンプール→翌日・成田帰国(旅程1の復路)

(旅程4)
日本発券:成田→シドニー(5泊)→成田

合計で4回の旅行となり、得られるFOPは48,210FOP、FOP単価は運賃ベースで8.29円/FOP、総額ベースで9.88円です。

FOPが50,000FOPに届いていませんが、これは2018年、2019年と実施されているJALカード初回搭乗5,000FOPプレゼントというものが2020年も実施されると期待してのことです。

(JALホームページより)

もしこのキャンペーンが実施されない場合、都合の良い日・安い日・安い時間帯でスーパー先得などで那覇日帰りすれば2,952FOPを得られますので十分カバーできます。

例えば、2020年1月24日であれば時刻の都合良し悪しを別にすれば普通席往復で21,620円、FOP単価7.32円となりますので、総運賃421,270でFOPは51,162FOPとなり運賃ベースFOP単価は8.23円とさらに安くなります。

日本発券部分

旅程表のピンクの部分です。

表が画面の上のほうに消えていると思いますので再掲します。

往路:旅程1往路です。2020年4月11日(土曜日)出発で同日夕刻にクアラルンプールにつきます。

復路:旅程3復路に充当します。2020年4月25日(土曜日)夜にクアラルンプールを出て、翌朝成田に帰国します。

この旅程には以下のキャンペーンを使用します。

(JALホームページより)

旅程1と旅程3の間が短いのですが、セールとなっているJALのビジネスクラスでのクアラルンプールは有効日数が2日〜14日と短いため、往路使用後二週間以内に復路に搭乗しないといけません。

同じJALのクアラルンプールセールでもプレエコであれば最大12ヶ月と長いのですが、稼げるFOPの差ほど運賃が安くならないため結果的にFOP単価は高くなり得られるFOPも低くなりますのでメリットはあまりありません。

海外発券部分

表の緑色の部分です。

表が画面の上のほうに消えているかもしれませんので再掲します。


往路:旅程1の復路(ややこしいですね)に相当し、クアラルンプールで2泊後の4月13日夜にクアラルンプールを出発し翌朝、つまり4月14日朝に成田に着きます。ここまでが旅程1。

ここで(東京)ストップオーバーといい、24時間以上の途中降機です。海外発券だと日本国内でストップオーバーが可能です。

14日朝に成田到着してから18日早朝石垣に飛び、日帰りで羽田にもどります。この石垣からの戻りがクアラルンプール発券の復路です。そして東京で2度目(復路)でのストップオーバーとなります。これが旅程2(石垣日帰り)

23日にストップオーバーののち、23日昼前に成田からクアラルンプールに向けて旅程3を開始します。旅程3としては往路ですが、海外発券としては復路最後の区間です。

クアラルンプールで3泊して26日夜に旅程1の復路としてクアラルンプールをたち成田に翌日早朝に成田に戻ります。これが旅程3。

そして旅程4。これはいつでもいいのですが、料金が安い期間は限られており例えば5月3日に成田からプレエコでシドニーに飛び、9日に現地を成田に向けてたちます。これが旅程4で15,390FOPを稼ぎます。

(JALホームページより)

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注意事項

海外発券は現地通貨で費用が算出されますので、カード決済のレートにより円建てでのFOPは変わります。

この試算では1RMを26.3JPYとして試算していますが、カード会社の精算時には手数料が加算されるのでもう少しレートは悪くなると可能性がありますが、このあたりはRM(マレーシアリンギット)とのレート次第でもあります。

日程はもちろん変更可能ですが、1日違いで費用がバカ高くなったりしますので注意が必要です。

また実際のJALサイトで試算していますが、予約できるかどうかは空席次第でもあります。実際には空席がない可能性が高い路線もあります。

今回はここまでです。

いかがでしょうか?

少ない回数で、9円を切る運賃ベースFOP単価で4回の旅行でサファイアを達成できる、それも快適なビジネスやプレエコを使い、国内は石垣往復だけ、あとは2度のクアラルンプールとシドニーだけ。

次回は、自力でこうしたコースを作ってみるコツについて書きましょう。

<続く>

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