年末年始を控えて:国内空港を保安検査スムーズに通ろう!

旅行・JGC・SFC
記事内に広告が含まれています。

JGC修行やSFC修行、仕事で飛行機に乗り慣れている人は問題ありませんが、滅多に乗らない人が乗るホリデーシーズンになると保安検査での待ち時間が必要以上に長くなります。他の方に迷惑をかけないためにも、保安検査を通る前の準備をきちんとしましょう。

■ 広告 ■

現在の保安検査

空港の保安検査は国土交通省の管理下にありますが(直接的には空港運営会社)、以下のような広報がでています。

2019年9月13日から強化されていますので、すでに体験済みの方も多いと思います。

上着・マフラーの類は全て脱ぐ

冬場のこのシーズン、コートやジャケット、ダウンなどは不可欠ですが、保安検査に臨む前にはコートやジャケットは全て抜いて一枚ずつトレイにのせます。重ねてはいけません。

シャツの上に、ジャケットを着てコートを着ている場合は、コートを脱いでトレイに入れ、ジャケットを脱いで別のトレイに入れます。

忘れがちですがマフラーも脱ぐことを要求されますので忘れずに外してトレイにのせましょう。

コートやジャケットポケットの金属物は全て出しておくのが良いでしょう。一緒にX線検査に流して大丈夫な場合もありますが、ひっかかると再度取り出して別のトレイに出さねばならず、手間は3倍くらいかかりますので最初から出しておく方が無難です。

保安検査を通る前に全てのジャケット・コート・ダウン・マフラーなどは脱いで1枚ずつトレイに載せる。ポケット内の金属物も出して別トレイに載せるのが無難。

くるぶしより上を覆う靴・厚底靴・金属靴の全数検査

以前はランダムピックアップでしたが、先の9月13日から全数検査となったのがこれ。

この季節だとショートブーツやロングブーツは全て脱いで通ります(スリッパを履く)。バスケットシューズなどくるぶしを覆う靴も例外ではありません。

底の分厚い靴、金属底の靴なども同様です。

これは事前準備は不要ですが、脱ぐのにやたら時間がかかる編み上げブーツなどを履いていると、はっきり言って迷惑です。できれば脱ぐのが簡単な靴にしましょう。

爆発物検査強化

あまり関係ないと思いますが、従来ランダムピックアップで検査していたものが、強化されます。

空港に来る前に花火をしていたとかだと引っかかるかもしれません。

単に金属を持っていたよりも爆発物検査でひっかかるほうが相当厄介だと思いますので御注意を。

この時期は問題ないと思いますが、夏場は花火をしてその夜の飛行機で都心の自宅に帰るなんてケースもあるかもしれませんので注意してください。

ポケットの中のものは全て出す

今に始まったことではありませんが、ホリデーシーズンになると保安検査で自分の番がきてようやくポケットをごそごそやる人が居ます。

これは、トレイが取れる番まで来たら、ポケット内の財布や鍵・コイン・スマホなどは全て出して下さい。

できれば、列に並ぶ前に手回り品の中に、腕時計やポケットの内容物を入れておくと話は簡単です。私はこの方法を取ることが多いです。

パソコンは鞄から出す

ビジネスパーソンの方は経験あると思います。

これは以前からそうなのですが、ノートパソコンは必ずバッグから取り出して単体でトレイに乗せてX線を通します。

内蔵ハードドライブはX線を通さず真っ黒の影として写り、バッグの中の他のものが写らないことがあるからだと聞きます。SSDを使っているかから関係ないというのはそうかもしれませんが、ルールはルール。

問題はタブレットです。

検査官によって対応がことなり、タブレットは出さなくて良いという検査官とタブレットも出せという検査官がいて統一されていません。

そういう意味ではタブレットも出しておく方が無難で無駄な時間を食いません。

ハサミ・ナイフなどは手荷物持込一切禁止

これはよく知られている通りです。

喫煙用の液化ガスライター(いわゆる百円ライター)やオイルライターは受託手荷物に入れることはできませんが、1個に限り持込手荷物に入れることができます。予備のガスや燃料は受託手荷物・持込手荷物ともに不可です。

逆にモバイルバッテリーは受託手荷物には入れることはできません。混入が判明すると荷物を下ろして検査となり大幅遅延を招きまウルトラ超絶大迷惑になりますので要注意です。持込可能なモバイルバッテリーは合計100Wh以下なら個数制限なしです。

100Whというと、20,000mAhだと5Vを20Aにかけると100Wだから….と思いますが、ここでいうのは端子出力電圧ではなく、セルの電圧です。リチウムイオン電池は5Vではなく3.7Vですので、20,000mAhだと74Whとなります。勘違いして5Vで計算しても、計算結果は規制より大きな値となりますので実害はありません。

■ 広告 ■

まとめ

年末年始で普段飛行機に乗らない人が乗る時期になったが、保安検査に不慣れた人が激増し保安検査は長蛇の列となる。

保安検査で戸惑って他の人に迷惑をかけないためにも、保安検査に並ぶ前にポケットの中のものは手回り品バッグに放り込むなどすべき。

脱ぐのに非常に時間がかかる編み上げロングブーツなどは絶対避けるべき。

昔と違ってジャケット・コート・マフラーなどは漏れなく脱いで単体で検査に通す。

タイトルとURLをコピーしました