HUAWEI WATCH GT 2eでどうやっても睡眠分析がちゃんと取れないということで、GT 2にお取替えしていただきましたが、その続編レポートを睡眠分析を中心にお届けします。
GT 2に交換
そもそもGT 2eを買った紹介記事はこちらです。
結局、睡眠検知がほとんど使えないってことでGT 2に交換。
GT 2の紹介はこちら。
そしてGT 2の睡眠分析はどうだったか?
GT 2の睡眠分析
期待しましたね、GT 2の睡眠分析。
GT 2eではいくらアトピー持ちで夜中に掻き掻きしたとしても睡眠時間ゼロとか15分とかでした。もちろん睡眠分析の前提として心拍が取れることが前提ですが、心拍は一晩きっちり記録されています。
ではGT 2。
は?
48分?
昼寝?
こういうこともあろうかと左手のHUAWEI WATCH GT 2に加えて、利き手ですが右手にはGarmin vivosmart 4を装着してベッドに入ったのでした。
では、Garmin vivosmart 4のほうはこんな感じ。
睡眠クオリティとしてはお世辞にもいいとは言えませんが、自分的には夜中に痒いこともあるので、ま、こんなもんです。
このときの体の動きはこんなもんです。
ひでぇな(笑)
下側のGarminで見ると6時過ぎに深い睡眠が少しだけあります。
上側のHUAWEI WATCH GT 2を見ると、この時間帯を挟む部分が「昼寝」として捉えられています。
察するに、動きに関する睡眠・非睡眠を判断する境界値(スレショルド)が、HUAWEIのほうがかなり厳し目にとってあるのかもしれません。
当の本人(=筆者)の感覚ではGarminのほうが感覚に近いです。
GT 2を妻で試す
ならば、アトピーとは無縁である妻で試してみようということで一晩妻に装着してもらいました。
ちなみに、妻は渡した以前買ったコスパ抜群のXiami スマートバンド4をずっとつけています。
そちらのほうを見てみましょう。
なるほど、こちらもちゃんと取れています。
レビューで書いたように睡眠分析はめちゃ荒いですけどね。
夜中普通に眠れている人であれば、Xiami スマートバンド4とHUAWEI WATCH GT 2で同時に(左右の腕で)一晩取った睡眠モニター結果はピタリ同じではないにせよ、ほぼほぼ一致しており問題ない。
アトピーなど何らかの理由で、常人より眠りの浅い人の睡眠状態はHUAWEI WATCH GT2 では検知不可能である。
まとめ:HUAWEI WATCH GT 2全般の感想
普通に睡眠が取れている人には睡眠分析も多分問題ないですが、私のように夜中に無意識に手がボリボリ動いているような人には、HUAWEI WATCH GT 2は手の動きを分析して寝ているか起きているかの判断が厳しすぎて使えないです。
このあたりはメーカーがいかに多くの経験をつんで分析をしているか・そのノウハウがソフトに詰め込まれているかによりますので、やはりこの道の経験が長いGarminには絶対かなわないということです。
それ以外のアクティビティトラッキングにしても、正直言ってしょぼいと言えます。
ちょっとマニアックなものは別として外出自粛の折、室内での筋トレやカーディオをやるわけですが、カーディオ(有酸素運動)ならInstinctであれば「カーディオ」のモードがありますが、HUAWEI WATCH GT 2には「フリートレーニング(変な訳で『自由訓練』とか表示される」しかありません。
これって筋トレだからカーディオだかもわからない。
スマートフォンがHUAWEI Mate 20 ProだからウォッチもHUAWEI WATCH GT 2だと何かメリットあるかというとほとんどないです。メーカーへの問い合わせのときに話が非常に簡単になる程度。
アクティビティトラッカーとしてのスマートウォッチならば、経験の長いGarminなどがベストチョイスであり、端末メーカー系のそれは端末のおまけでしかない。
まとめ;結論
アクティビティ・トラッキングを重視するなら、そうした経験の長いGarminなどを強くおすすめします。
経験の浅い端末メーカー系のスマートウォッチはお勧めしません。