長年連れ添った夫婦だと、やってもらって「あたりまえ」に思えることが増えてしまい、つい「ありがとう」の言葉を忘れてしまいがちでが、それではいけません。いつ何時でもパートナーに対して感謝の気持ちを忘れず、そしてその感謝を言葉に出すことが円満な夫婦関係にはとても大切なのです。
「ありがとう」といえる日常
ありがとうは、日本語で感謝を表す時に用いられる。
「めったにない」「めずらしい」を意味する「有り難し」という言葉が語源である。「ありがとう」は有難しの連用形「有り難く(ありがたく)」がウ音便化したものである。
出典:Wikipedia「ありがとう」より
この説明は聞いたことがある人も多いと思います。
夫婦の間で「めったいにない」「めずらしい」から感謝するのは当然としても、日常のことではついついそれが当然になってしまい「ありがとう」とか言えなくなっているのではないでしょうか?
日常当たり前だからこそ「ありがとう」を欠かしてはいけません。
感謝の表現は、決して相手を怒らせることはありません。
「ありがとう」と言われなくて怒らないにしても、「ありがとう」と言われて悪い気持ちはしないはずです。言われた方は、心が丸くなる、角が取れてほぐれてくると思います。
揉め事の多い夫婦
何らかの理由があって揉め事が絶えない夫婦は別として、特別な事情もないのに小さなことで揉めて喧嘩になることが多い夫婦ってありませんか?
今はレアな存在かもしれませんが、昔はありましたよね、帰宅して三言しか放たない夫。
「飯!」
「風呂!」
「寝る!」
はあ?ですよね。
ありえないでしょう!
妻は家政婦やロボットではないのです。
バカにしているとしか思えません。
ここまで極端ではなくても、大きな原因がないのに喧嘩が絶えない夫婦はいませんか?
振り返ってください、「ありがとう」は最近いつ口に出しました?
「夫婦なんだから、言葉に出さなくても通じるだろ!」
大きな間違いです。
何十年連れ添っても夫婦は他人です。
親子ですら意思が通じないことは多々あるのに、他人同士の夫婦がそう簡単にツーカーにはなりませんよ。
大切なのは、日常ちょっとしたことでも相手に感謝し、その感謝を「ありがとう」と口に出すこと。
本当にちょっとしたことでも「ありがとう」です。
常に口に出すこと。
そして時々はちょっと改まった「ありがとう」も必要。
なにかの節目には必ず「いつもありがとう!」と言いましょう。
ありがとうは手始め
「ありがとう」以外にも円満のコツはいろいろありますが、「ありがとう」は基本のキです。
空気を吸うように、ちょっとしたことで「ありがとう」を言えるようになりましょう。
節目にはあらたまって「いつもありがとう!」を言いましょう。
これが最低限の夫婦円満の基礎です。