5日経過して見えてきた、Amazfit GTS 2 miniの良いところ、イマイチなところ

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スマートウォッチのAmazfit GTS 2 miniを使い始めて丸5日が経過し、良いところとイマイチなところが見えてきました。何が他より優れていて、うーん、ちょっとねぇ、というポイントは?

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Amazfit GTS 2 miniについて

AmazfitはXiaomiのグループ会社であるHuamiが作っているスマートウォッチ・スマートバンドのブランドです。XiaomiのBand 4やBand 5はHuamiが製造してXiaomiに供給しています。

新しい商品は、クラウドファンディングのIndigogoでプローブしてから商品として販売されることが多いようで、Indigogoをウォッチしていれば新しいAmazfitを後の市販価格より相当安く・相当早く入手できる可能性があります。

Amazfit GTS 2 miniについては、数日前に当ブログで紹介しております。

一口で感想:
幾つか難点はあるが、軽量で非常に軽くてバッテリーの持ちも良く、表示は見やすくきれいである。SpO2の測定にも対応している。トラッキング機能はごく一般的なものであるが、価格も手頃で一つ持っていたいスマートウォッチである。

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良いところとイマイチなところ

良いところ

薄くてとても軽い

実測でバンド込みで31.6gしかありません。

側面を見ると昨今のスマートウォッチとしては相当スリム。

上にあるのがAmazfit GTS 2 miniで、下にあるのがレディースのソーラーウォッチ(妻のもの)です。

さすがに普通のレディースソーラーウォッチより分厚いですが、極端な差はありません。

見やすく多機能な表示

ディスプレイの仕様は以下の通りです。

ディスプレイ1.55インチ、AMOLED
輝度450 nit
解像度354 x 306 px
表示密度301 ppi
文字盤の種類50種類以上、うち30種類以上が常時表示対応

フェイスの中に面白いフェイスがあります。

心拍のグラフが表示されるんですよ!

心拍の数字を表示するフェイスはどのスマートウォッチでも普通にありますが、グラフを表示するのは始めてみました。筆者が使ったスマートウォッチの中ではこんなフェースは初めてです。

筆者が普段使っているフェイスはこれです。

中央の3つの円形、右上、左上、下側の円弧の部分は表示するものを選べます。
Apple Watchでいうコンプリケーションです。
単にカラフルなだけではなく、表示する内容を選べるのは嬉しいですね。

下の写真は常時表示(標準デジタル)のものです。

常時表示ですが、日付・曜日・時分・歩数が表示され、表示は一定時間ごとに場所が変わりディスプレイの劣化を防いでいます。

常時表示は通常の常時表示と睡眠を検知すると常時表示を止めるスマートモードが選択できます。

当然おすすめはスマートモードであるのは言うまでもありません。

こちらはコンパス表示。

ボタン(竜頭)を押して出てくるアプリリストですが、こちらはスマートフォンアプリから表示するものを設定可能です。

SpO2測定に対応

新型コロナ感染症拡大以来、スマートウォッチでもSpO2測定に対応しているものが増えてきました。

もちろん、医療機器認証を受けていないデバイスでのSpO2測定は参考値にすぎず診断などのデータとして使うことはできませんが、個人がウェルネスのために使うことは問題ありません。

Amazfit GTS 2 miniのSpO2測定は、開始後約30秒程度で確定値が表示されます。

バンドをきつくしっかり締めないと測定エラーになってしまいます。

測定中はこういう画面です。

測定完了するとSpO2の値が表示され記録されます。

単体で簡単な睡眠時間モニターができる

スマートウォッチというよりはアクティビティトラッカーとして有名なGARMINのものは、睡眠モニターはいまいち普通かそれ以下であり、さらにウォッチ本体では睡眠時間すらわかりません。

Amazfit GTS 2 miniの場合は、下の写真のように睡眠時間(長さ)、眠りに落ちた時刻(入眠時刻)と起きた時刻(起床時刻)くらいはスマートフォンを見なくともわかります。

スマートフォンアプリZeppでの睡眠モニターはGARMINより詳しくFitbitほど詳しくはない、Xiaomiと同程度です。

ま、ここは、Xiaomiのグループ企業製なのでアプリもよく似ています。

睡眠グラフと心拍のグラフを同時表示します。

睡眠についての分析を得られます。

言ってみれば、眠りの簡易健康診断みたいな感じ。

これくらい出れば睡眠分析としては良いと思います。Fitbit Premiumみたいに有料じゃないし。

イマイチなところ

手首をあげて表示の反応がやや遅い

今までいろいろなスマートウォッチを使ってきました。

どのスマートウォッチも手首をあげて腕時計を見る仕草をするとディスプレイの表示がアクティブになります。

Amazfit GTS 2 miniでは、手首をあげてから表示されるまでに他のスマートウォッチより時間がかかる気がします。

正直なところこれはイラつくことがあります。

Amazfit GTS 2 miniではこの動作を時間帯指定で禁止することができます。

バッテリー節約を考えると時間帯指定したほうが良さそうですが、時間帯指定すると手首をあげてから表示されるまでになお時間がかかるような気がします。

あまりに敏感すぎると用もないのに点いてしまい無駄にバッテリーを消費するだけになりますので、バランスが難しいところです。

そういう意味では、HUAWEI Watch GT 2e、Apple Watchあたりのほうがナイスタイミングで点灯しますので、ストレスを感じにくいです。

このあたりは、手首を返すことの検知するセンサーからのデータ処理といったアプリの部分でかなり解決できると思いますので、Huamiの開発陣にはもう少し改善を望みたいところです。

通知が貧弱

SNSやメール等の通知はアプリ側で設定すればもちろん飛んできます。

問題はその内容です。

Amazfit GTS 2 miniの通知は、メールだと基本的にタイトルしか表示されません。

通知の一つをタップすると詳細が出るはずなのですが….

やはりタイトルのみ。

メールによっては宛先アドレス(すなわち自分)のみしか表示されずに、ほとんど通知として意味がなさない場合もあります。

ちなみに、Fitbit Inspire 2はスマートバンドで表示はモノクロで小さく貧弱ですが、通知に関してはカラーできれいなディスプレイのAmazfit GTS 2 miniよりまともです。

実際にFitbit Inspire 2(Fitibitアプリ)を見てみましょう。

通知の最初の画面。通知内容は上記のAmazfit GTS 2 miniと同じメール(Bloombergのメール)です。

あら?

Amazfit GTS 2 miniとは逆にタイトルが出てきません。
タップして詳細を見ましょう。

タイトルをすっ飛ばして本文の冒頭が出てきます。

メール本文は冒頭の一部ですが、それでもどういうメールかを推測するには十分です。
そのかわりタイトルがでないという(笑)
どっちもどっちですが。

全く同じAndroid OS側の設定で、Fitbitはメールの内容まで表示でき、Amazfit GTS 2 mini(Zeppアプリ)ではタイトルのみ(場合により宛先アドレスのみ)となります。

Huawei Watch GT 2e(Huawei ヘルスケアアプリ)でもやはりタイトルのみしか出ません。中華系はタイトルのみ???

通知に関しては、何か通知があったことがわかるだけで、内容はわからないと思っていれば間違いありません。通知詳細を重視する人にはAmazfitは向いていません。

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まとめ

冒頭に要旨としてまとめてしまっているので、最後に書くのはこれだけ。

軽くて・薄くて・表示がきれいで多機能、SpO2測定対応。
持っていても後悔しないスマートウォッチだと思います。

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