Mac mini Late 2014(Core i7)からMac mini M1への買い替えを決意した筆者。次に考えるべきはストレージ容量です。どうすべきでしょう?
Mac mini M1のストレージ
まずは、Mac mini M1(16GBメモリ)の価格をストレージ容量毎に見てみましょう。
ストレージ | 一般価格 | 256GBとの価格差 | 256GBとの容量差 | 増えた容量単価 |
---|---|---|---|---|
256GB | 101,800円 | – | – | – |
512GB | 123,800円 | +22,000円 | 256GB | 85.9375円/GB |
1TB | 145,800円 | +44,000円 | 768GB | 57.2917円/GB |
2TB | 189,800円 | +88,000円 | 1,792GB | 49.1071円/GB |
普通は512GBモデルでOK!
使うアプリにもよるでしょうが、大抵の人は256GBでOKでしょう。
筆者のMacBook Air M1は512GBでAdobe CCのPhotoShop、Illustrator、After Effects、Premiere Rush、Premiere Pro、Media Encorder、Lightroom Classicを入れていて、Adobe CC以外ではLogic Pro、Funal Cut Pro、Motion、Compressor、Main StageなどAppleの映像音楽アプリ、Office系ではWord、Excel、PowerPointなど大き目アプリが入っていますが、ストレージは全然問題なしです。
OSはmacOS 12.2Montereyで、容量494.38GBのうち134GBを使用し空きは366GBです。画像データなど大きなものはほとんど外部ストレージかNASに入れているというのもあります。
画像にしても何年も前の画像をMacに入れておく必要はなくて、NASや外部ストレージなど複数個所に同じものを分散保管すべきですから。
このような状態ですから256GBでは筆者の場合は余裕がなさすぎますので最低512GBになります。1TBにするかどうかは悩むところです。
あとあと大きなアプリを入れる可能性・macOSの肥大化も考えると、一般的なお勧め最低ラインは512GBである。
よほど長い4Kや8K動画編集とかしない限り、1TBで困ることはあまりないと思いますし、そういうものを相手にするのであれば明らかにMac mini M1では役不足でMacBook Pro M1 MaxでGPU32コアくらいの数十万円モデルじゃないと現実的なパフォーマンスは鰓得ません。
高速な外付けSSDで補う
そうはいっても倉庫代わりのストレージは必要です。
NASは容量当たりのコストが下げられますしミラーリングなどで信頼性も格段に高くできます。
しかし速度は速くないので、言ってみればトランクルームのようなものです。しょっちゅう出し入れするものを置くにはちょっとパフォーマンスがわるけれど、保管環境は良いので信頼できる保管先です。
では自宅の押し入れ的なものはないのでしょうか?
最近価格が安くなっているUSB外付けSSDです。
外付けでもUSB 3.2 Gen2(USB 3.1 Gen2と同じもので呼び方が新しくなっているだけです)のものを選べば事実上はほぼ問題ないと思います。
動画編集にしても編集している間は非常に高速な内蔵SSDで行い(そのために1TB必要)、編集が完了したら成果物とプロジェクトファイルや素材は外付けSSDなどに移動しちゃうわけですね。
Crucial X8ポータブルSSD(USB 3.2 Gen2)はスペック上の最大読込速度1050MB/secで、1TBモデルがAmazonで14,680円、2TBで27,780円。GB単価では1TBモデル・2TBモデルともに約14円です。
速度が違うとはいえ、Mac mini M1内蔵SSDのGB単価とはかなり開きがあります。
はっきりと2TBあるいは1TBなければ困るというものでない限りは、一般には512GBモデルでOKだと思います。ただしメモリは16GBにしましょう!
その分で2TBのSSDでも買いましょう。