筆者がApple Watchを辞めた記事を書いたのは2年前の2020年2月。それから2年がたってApple Watch Nike Series 7を使い始めました。なぜ今更Apple Watchに戻ったのか?Garminを裏切ったのか?
Apple Watchを辞めた理由(2年前)
Apple Watchを辞めた記事がこちら。
メインスマホをiPhoneからAndroidに変えたのでApple Watchが使えない・不要になった
2年の間に変わった事情
iPhoneを決済端末として常用するようになった
流れが変わったのはiPhone 13 miniを買ってから。
この大きさとApple Payは決済端末として非常に優秀です。
これまに何度も書いていますが、SuicaではAndroidのSuicaアプリは起動が恐ろしく遅くて改札を通ってもうんともすんともいわない。改札を通る瞬間はカード版Suicaと変わらない。
その点、iPhoneではSuicaアプリはすっと起動してサクサク動き、改札を通るとコキーンという触覚フィードバックとともに残高がiPhone画面に表示され、確かに改札機に認識されたがわかります。
改札でキンコン鳴らす人は「Suica残高不足」「入場時にちゃんとタッチできていない」かのいずれかですが、後者は圧倒的にモバイルSuicaユーザーが多いです。本来ならちゃんと読めないとフラッパーゲートが開かないはずですが、タイミングによっては通れてしまったりします。それに気づかないとキンコンキンコンです。
しかししょっかフィードバックでコキーンとくると改札機を見なくても改札機がApple PayのモバイルSuicaを認識したのがわかるわけです。
マスク顔で毎回パスコードを入れるのが超絶めんどくさい
iPhoneを常用するようになったのはよいですが、2020年から始まったコロナ禍によりマスクは「顔パンツ」と呼ばれるほどの必需品になり、マスクなしで街を堂々と歩くのはほぼ不可能な状態。
マスクをしていると当然顔認証がきかない。
4桁のパスコードでは心もとないので桁数を増やしているが、これが毎回毎回面倒なことおびただしい。
iOS15.4でマスク顔でも認証できるようになるそうでありますが、おそらく来月下旬とか4月ごろでしょうか。
一方、iOS14.5からはWatchOS 7.4以降をインストールしたApple WatchとiPhoneをペアリングしてApple Watchのロック解除をしておけば、マスク顔でも認証が通るようにありました。
これはAndroidのSmart Lockと似たような機能ですがちょっと違います(これについてはまた別の機会に)。
兎に角iPhoneを使う機会が増えれば増えるほどパスコード入力が超絶めんどくさい。
Apple Watchの充電環境進化
Apple Watchへの充電そのものは従来同様時期充電ケーブルを使うわけです。
2年前は純正かサードパーティ製の磁気充電ケーブルを使うしかなくて、自宅ではいいけど旅行先ではこれまためんどくさい。
特に最近はiPhone 13 miniやGalaxy S21 Ultra 5Gもワイヤレス充電することが多くなって、もはやケーブルを多用するなんてちょっと気持ち的に無理な状態になっています。
それ以外ではチンケだけど高価な専用モバイルバッテリーくらいしかありませんでした。
しかし今はMFI認証を取得しているこういうものもあるのです。
Ankerの製品ですがUSB TYPE-A(TYPE-C版もあります)のポートにぶっ刺してそのままApple Watchを載せればOKというもの。
ぶっ刺す先はPCでも充電器でもモバイルバッテリーでもOK。
Apple Watch専用モバイルバッテリーなんてのもありますが、充電管理物が増えると面倒になるのでそんなものはどうでもよい。
しかし、これならば出かけるときは持っているモバイルバッテリーにぶっさすだけでOKであります。
最近は充電用USBポートを備えているカフェ等も増えてきているのでなおのこと便利です。
これならバッテリー弱点も多少はカバーできそうです。
Apple Watch自身の進化
Apple Watchの進化も見逃せません。
- 従来はできなかったApple Watch自身での睡眠モニターが可能になった。
- SpO2測定(血中酸素ウェルネス機能)が付いた。
- ディスプレイが大きく見やすくなった。
- 心電図が取れるようになった。
- 睡眠中の呼吸数も取れるようになった。
- 常時表示しても従来レベルのバッテリー駆動時間が維持できる。
特にディスプレイの見やすさはやはりピカ一です。
GARMIN InstinctにはApple Watchにないタフネスさとバッテリー駆動時間の長さがありこれは現時点のApple Watchは到底勝てないものですが、ディスプレイ解像度が低いので日本語フォントが汚くて通知があってもかなり読みにくいのです。
Apple Watch+Garmin
Apple Watch Series 7を使い始めた今はこのようにしています。
・左手首:Apple Watch Series 7
・右手首:Garmin vivosmart 4 (スマートバンド)
左手首はもちろん時計として使うことが最大のミッションであります。
問題は右手首のGarminだと思います。
GARMINはなんだかんだいいつつ長いことつかっておりまして、使うモデルは変わっても取れる基本的なアクティビティデータは同じパターンなので、長期の累積を辞めたくないというのがあります。
もう一つ、GARMINを使い続ける理由は、vivosmart 4はGalaxy S21 Ultra 5GとペアリングしていてSmart Lockの解除デバイスとして登録していることもあります。
両手首に腕時計は変な人のレッテルになりますが、片方がスマートバンドであればそんなこともありません。
2年ぶりのApple Watchなのですが、やはりiPhoneとの相性は抜群。
Macのロック解除に使えるのもいい!
ま、長いものには巻かれているほうが楽ですから(笑)。
まとめ
2年間、Apple Watchから離れていたが、iPhoneを肌身離さずもつ決済端末としてつかうと、マスク顔でロック解除できるApple Watchは超絶便利である。
Apple Watchの充電環境も進化して、USB TYPE-AあるいはTYPE-Cに直接させる充電パッドがAnkerなどから出ていて、これを使えば普通のモバイルバッテリーでいつでも充電可能だ。
Apple Watchも進化していて、常時表示(常にオン)にしても以前のApple Watchなみの駆動時間は確保できるようだ。