JALであれば国内線ファースクラス、ANAであればプレミアムクラスという上級シートがあります。席数が少ないだけに他の客の振る舞いが良くも悪くも記憶に残ることがあります。上級シートを利用されるときには周囲の人かこな風に感じているという1人の乗客の意見です。
二通りのプレミアム・ファースト利用客
プレミアムクラス利用時、JALであれば国内線ファーストクラス利用時に見かけるチャンスがある人たちの中には三通りの方がいらっしゃるように思います。
そのプレミアムクラス・ファーストクラス利用者を見るともなく見ていると「悪印象が強い人」、「気持ちの良い人」と「普通の人」がいらっしゃいます。圧倒的多数である普通の人は全く記憶に残りませんが、前者と後者は少数であるだけに強く記憶に残ったりします。
気持ちの良い人
筆者の経験ではこんな人がいい意味で印象に残っており、ぜひ見習いたいと思う人です。
・CAさんが上着を預かりましょうか?とオファーしてくれるときの反応というか言葉遣いが丁寧で柔らかい。「ありがとうございます、すみませんがお願いします」のようにちゃんと丁寧に頼んでいる人。
・今は新型コロナ感染症拡大防止のために貸出されていないのですがブランケットや枕を頼む時に、もし忙しそうであれば、一言「手が空いた時で構いませんから、ブランケットをお願いできますか?急ぎませんので」とサービス提供のタイミングをCAさんに委ねる人。
・お願いするときにスマイルを忘れない人、これ大事。
そんなの他人にはわからないだろうとおもわれるかもしれませんが、隣の席だといくら席が大きめのプレミアムクラスでも意外とわかるものです。
自分には関係ないことではありますが、他人様の振る舞いに心の残る気持ちよさを感じると「ああ、自分も見習ってあんな風に振る舞わないといけないな」と強く思うわけですし、何より自分も気持ち良いです。
気持ち良い振る舞い・喋り方は他人も気持ちよくする。
悪印象が強い人
レアではありますが、上級会員風を吹かす人、高いシートを使える人間だ風を吹かす人がいらっしゃいます。国際線ファーストクラスを全額自腹で払っているわけでもあるまいし、たかだか国内線のプレミアムクラスやファーストクラスで威張られても臍が茶を沸かします。
・CAさんが上着を預かりましょうか?とオファーしてくれたときに、黙って当たり前のように渡す人、ぶっきらぼうにウムとか言って渡す人、少しマシになると頼むと一言で済ませる人。まあ、他人にものを頼む態度ではないです。日頃自分が他人に物事を頼む立場にないからでしょうか?
・やたらCAさんを呼びつける人。一度で済ませなさいな、つい思ってしまいます。
・何を頼むにせよぶっきらぼうな言動の人。
見ていて不愉快になります。決して多くはないのですが、ネガティブな印象が強いだけになかなか記憶から消えてれません。
当たり前のことを当たり前にすればよい
別に難しいことではありません。
CAさんは部下ではないし召使でもお手伝いさんでもありません。
・機内に限らず対価を払ったかどうか関係なく何かしてもらったら「ありがとう」の一言とスマイルを忘れない。
・機外に出るときCAさんがドアのところに立って見送ってくれますが、そのCAさんにもスマイルとあ「ありがとう」の一言を忘れない。
・機内で何か頼む時はできるだけ一度で済むようにお願いする。パラパラと頼むのは極力避ける。
・多忙そうなときは頼むのを避けるか、「手が空いてからでよいので」の一言を付け加える。
「ありがとう」の一言とスマイルを全てのシチュエーションで忘れない。