紅葉にはまだかなり早いのですがちょっと用事があって上野近くに行きましたので、生まれて初めての東照宮に行ってきました。
上野東照宮とは?
日本全国にある「東照宮」の一つです。
ちなみに徳川家康を祭神とする「東照宮」は日本全国で何と何と700社ほどもあるそうです。有名さでいえばダントツなのは日光東照宮でしょう。
今回の話題は上野東照宮です。
[公式] 上野東照宮
https://www.uenotoshogu.com
広い上野恩賜公園の西側、上野動物園の南側に位置しています。
徳川家康を祀るだけあって、いろいろなところに「三つ葉葵」がいろいろなところにあります。
創建は1627年と今からおよそ400年近く前となります。
見どころは何といっても金色に輝く金色殿(拝観は有料で500円)でしょう。関東大震災でも倒れず、第二次世界大戦での東京大空襲を奇跡的に逃れました。
金色殿内部は文化財保護のために非公開となっています。
ちなみに金沢にも東照宮があります。
「金沢東照宮 尾﨑神社」ですが、こちらは金色ではなく朱塗りです。
腹ごしらえはいつもの喜乃字屋
以前紹介した上野の森さくらテラスの1Fにある十割蕎麦のお店です。
平日でしたが結構賑わっていました。
昼のメニューは外側に表示されていますので店に入る前にこれをみて決めた方が良いでしょう。
入ったらすぐにおばさんがレジの前にいますので、ここで「現金払い」(クレジットカード、QRコード決済、電子決済等は不可)で注文しましょう。レシートと番号札渡してくれます。
筆者はいつものもり大(550円)です。個人的にはそばの本質はもりにありと思っています。具材などでごましかしが効かない、そばの味とつゆの味だけで蕎麦屋と客の真剣勝負です(大袈裟な….)。
いざ上野東照宮へ
上野の森さくらテラスをエスカレーターと階段を使って3Fのさらに上まで上がると西郷さんの銅像のすぐ近くに出ます。
そこから公園の散策を兼ねて歩きながら、かの有名な上野精養軒の横を通って東照宮の鳥居へ。
上野東照宮の鳥居(不忍口鳥居)は御影石で作られたものです。
鳥居を抜けて(神社の参道は真ん中を歩いてはいけません、真ん中は神様が通るところです)まっすぐいくと金色の「唐門」があります。
ちゃんと「三つ葉葵」があります。
門の上部には錦鶏鳥・銀鶏鳥の透彫がありとても精巧なものです。
中の金色殿を見るには500円の拝観料を支払います。
窓口で500円を支払いますとQRコードの入った拝観件を渡されますので、それをリーダーにかざすとドアが開くという最新のしかけがあります。
中にはいると立派な金色殿!
金色殿を取り囲む塀(透塀)には野山の動植物(上段)や海川の生き物(下段)が彫り込まれており、手すりに名前が貼り付けられていますので、それを確認しながら彫刻を見るのはなかなかのものです。
中には「帆立」なんてのがあったりして、おおっ!と思ってみるとまさに帆立貝が….。
金色殿は小さな建物なのでみるのに時間はかかありませんが、この透塀(すきべい)の彫刻は非常に多くありますのでみていると楽しいです。
建物近くには写真を撮るスタンドがありますので、スマホをセルフィーにして立てかけるとこんなふうな豪華な写真も撮れたりします。
普通のセルフィー写真のようにスマホを持つ側の腕が伸びている様子が写ったりしないので是非ご利用を!
結構いい角度で映る場所に設置されています。
秋の青空に金色殿
これから青空がとても美しい季節になります。
青空に映える金色殿はとても美しいです。
機会を作って是非行ってみてください。