待ちに待った秋の空。首都圏は25度前後で湿度40%程度で爽やかな青空

待ちに待った秋の空。首都圏は25度前後で湿度40%程度で爽やかな青空

本当に暑かった2023年の夏。もう秋は来ないのではないかとすら思ましたが、さすがに10月になって35度を超えるようなこともなく、25度前後で湿度も40%程度、空を見ると爽やかな青空が広がり、秋を感じます。

暑かった今年の夏

ウェザーニュースに面白い記事がありました。

上記のウェザーニュースの記事のトップに「日本の夏の平均気温偏差」というのがあります。

日本の平均気温偏差の算出方法
1898年以降観測を継続している気象観測所の中から、都市化による影響が小さく、特定の地域に偏らないように選定された以下の15地点の月平均気温データ。
網走,根室,寿都(すっつ),山形,石巻,伏木(高岡市),飯田,銚子,境,浜田,彦根,宮崎,多度津,名瀬,石垣島
出典:気象庁「日本の平均気温偏差の算出方法」https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/clc_jpn.html

今年の夏は平年に比べて1.76度も平均気温偏差が高くて過去最高です。

冒頭のWeather Newsサイトのグラフを見ると右上がりなのは回帰分析などしなくても命名白白で特に1970年代からの右上がり傾向が顕著で1990年代後半からさかに上昇傾向が顕著で、2013年からはさらに右方上がりです。

給料や年金がこんな右方上がりだと嬉しいのに….と思う人は筆者だけ?(笑)

2022年は0.91度、2023年が1,76度。

まさか来年はさらにそれを上回ったりして。

「明日の東京の最高気温は35度とかなり低くなりますが、明後日はまた暑さが戻り最高気温は40度を超えるでしょう」

といった恐ろしい天気予報は絵空事….と思いたいです。



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それでも秋は来る

しかし長月(9月)終わりあたりから流石に朝晩はひんやりした空気を感じるようになりました。

筆者は首都圏住まいですが、昼間や室内ではTシャツと短パンですが朝晩外へ出るとさすがにそれではちょっと涼しい感じです。

さらに月が変わり神無月(10月)になってさらに朝晩ひんやり。

気象庁のデータによれば、東京の最低気温は9月24日と25日は20度を下回り、10月2日は19.6度でした。都心を離れるともっと涼しくなり、筆者の自宅付近の最低気温はもっと低いです。まさに冷んやり!

この酷暑は冬物野菜にも影響を与えています。

高いだけではなく、トマトなどは高くて(皮が)硬くてまずい。一個300円近い値段でとてもトマトの価格じゃないです。

比較的価格影響が少ないのがキノコだそうです。

これからの季節鍋には欠かせない葉物が全般的にかなり高めなので、鍋に使ってくれといわれてもキノコだけというわけにはいきませんし。

せめて空でも見上げると、こちらは爽やかです。

昼間の気温も25度前後、湿度は40%程度と夏があまりにも酷かっただけにとても快適です。

来年の夏は今年より暑いかもしれない(NASA)

NASAは来年はエルニーニョ現象の影響でさらに暑い夏になるといっているそうです。

上記記事は7月21日のものですので、実際の酷暑前の話。この時点では50%の確率で観測史上最も暑い夏になる見通しとのことでした。

結果はまさに観測史上最も暑い夏でした。

そして2024年はそれをしのぐ暑さになるだろうと…

「2024年の真夏は、35度で涼しいと思わざるをえないような夏」

になるのか….

勘弁してくれぇ….ですよね。



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