ゴールデンウィークを金沢で過ごす方必見、初めての金沢訪問必携情報(市内交通と食事)

ゴールデンウィークを金沢で過ごす方必見、初めての金沢訪問必携情報(市内交通と食事)

ゴールデンウィークも目の前です。若葉の緑が美しい季節。金沢で休日を過ごすにもいい季節です。今回は金沢訪問歴25回、延べ滞在日数77日の金沢大好きな筆者が、初めての金沢旅行をされる方向けにガイドブックにはない情報を提供します。ガイドブックの情報もいいのですが、かなり通り一遍のような気がしますので、今回は市内交通と食事について記載します。

金沢市内はバス移動が便利

北鉄バス

市内は観光客向けの駐車場も少ないので自家用車やレンタカーで回るのはお勧めできません。駐車場を探しているとか空きを待つ時間がものすごく無駄です。

基本は「北鉄バス」を使います。金沢市内を網の目のように路線がカバーしています。

[公式] 北鉄バス(路線バス)、路線図もこちらから
http://www.hokutetsu.co.jp/route-bus

注意:
北鉄バスでは運賃の支払いに全国共通交通系ICカード(Suicaなど)は使用できませんのでご注意ください。使用できるICカードは北鉄バスのICa(アイカ)というカードのみです。

初めての金沢訪問であればお得な乗車券を買い求めるのがいいでしょう。

[公式] 北鉄バス 金沢市内1日フリー乗車券(下記の金沢ふらっとバスにも使えます)
http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/oneday

600円で金沢市内の主要な観光地をカバーできます。城下まち周遊バスだけではなくエリア内であれば一般の北鉄バスも利用できます。城下まち周遊バスは観光客の多い季節にはとても混みますので一般のバス利用をお勧めします。ガイドブックでは城下まち周遊バスをメインで紹介していたりするのですが、混雑を考えると一般のバスを強く推奨します。

城下まち周遊バスは観光客でびっしりでも普通のバスは普通に空いていることは多々あります。

北鉄バスは結構システムが進んでいて、市内のバス停のほとんどにはバス接近情報が表示されるようになっていますが、下記で紹介する「のりまっし金沢」のアプリ内でもバス接近情報を見ることができます。

金沢市内1日フリー乗車券は金沢駅の北鉄駅前センターで買い求めることができますが、今時はスマホアプリの「のりまっし金沢」が便利です。このアプリはバス時刻検索やデジタル乗車券も購入できますので、いちいち窓口に行く必要がありませんのでお勧め。

[公式] のりまっし金沢(Webアプリ)
http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/norimasshi

[Apple AppStore] のりまっし金沢
https://apps.apple.com/jp/app/id1636244845

[Google Play] のりまっし金沢
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ishikawa.kanazawa.city.norimasshi

お手持ちのスマホに応じてアプリを事前にインストールしておく必要があり、事前にユーザー登録をする必要があります。ユーザー登録にはメールアドレス、パスワード(自分で決める)の他に会員情報として国籍、居住地の国(日本)、都道府県(東京都とか….)、市町村(千代田区とか….)、年齢(年代)、性別を入れる必要があります。

決済はクレジットカード情報を入力しますが、クレジットカード情報をユーザー情報に登録することはありません。チケット購入都度決済情報として入力します。使用できるカードはVISA・JCB・MASTER・AMEX・DINERSの各ブランドのカードです。

金沢ふらっとバス

いわゆるコミュニティーバスで金沢市が運営しています。

[公式] 金沢ふらっとバス
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/arukerukankyosuishinka/gyomuannai/3/2/8043.html

[公式] 金沢ふらっとバス 運行マップ
https://buscatch.jp/rt3/unko_map.php?id=flatbus&all=1

[公式] 金沢ふえっとバス・時刻表とマップ(pdf)
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/material/files/group/9/insatuyou3.pdf

これもかなりの優れもので、バスの現在位置や遅延状況を地図上で見ることができます。

ルートは4種類。

此花(このはな)ルート:金沢駅起点の左回りループで観光的スポットは近江町市場を通りますす。

菊川(きくがわ)ルート:香林坊起点で左回りループで、片町、金沢大学、国立工芸館、21世紀美術館などを通ります。

材木(ざいもく)ルート:武蔵ヶ辻・近江町市場起点の左回りループで、金沢城大手門、香林坊大和、21世紀美術館、ひがし茶屋街などを通ります。

長町(ながまち)ルート:武蔵ヶ辻・近江町市場起点の8の字ループで、にし茶屋街、長町武家屋敷跡などを通ります。

運賃はどのルートも1乗車につき100円です。此花ルートと菊川ルートは現金以外では北鉄バスのICaという独自ICカードが使えますがSuicaなどは使えません。材木ルートと長町絵ルートのみ全国交通系ICカード(Suicaなど)が使えます。また全区間で金沢市内1日フリー乗車券が使用できます。

これは此花ルートと菊川ルートの運行は北鉄バスに委託、材木ルートと長町ルートはJR西日本バスに委託していることによります。ちょっと不便。

観光客の利用はほとんどないので、目的地とバス運行路線がフィットすれば使わない手はありません。どのルートも昼間は20分間隔での運転となります。小さな可愛いコミュニティバスです。

食事

金沢で海の幸がもっとも美味しい季節は本当は冬場です。12月からは香箱蟹も解禁になるので、おでんに香箱を入れた蟹面などは抜群です。鰤も冬ですしね。

朝食場所はどこの観光地でもそうだと思いますが、金沢も例に漏れず地元朝食をいただける店は多くないので、ホテル朝食が無難だと思います。そのほうが時間的に朝食場所を探し回る必要がありませんから。

一番お店があるのは近江町市場とその付近。

近江町市場とその近辺で、朝の時間帯別に朝食を食べられる店はどんな店があるのか?
https://aichanworld.com/wd/2022/11/28/post-26092/

お寿司もいいですが、お勧めしたいのは「百万石うどん」(上記記事参照)

金沢といえば寿司と海鮮丼みたいなイメージがあるような気がします。海鮮丼も美味しいですがやはり高い!です。価格が同じなら東京よりずっとグレードが高いし、同じ程度のグレードなら金沢のほうが安いのは確かです。ですが、ここはやはり回らない金沢地元の回転寿司です。近江町市場とか混雑するので「すし食いねぇ!県庁前店」をおすすめ。

2022年4月 最新情報:金沢のお手頃で美味しい寿司
https://aichanworld.com/wd/2022/04/29/post-23499/

上記記事のかいてん寿司大倉は最近は観光客で結構混み合いますので、上記記事の中の「◼️おすすめプラン(乗場情報や時刻は2022年4月時点の情報です)」にある「すし食いねぇ!県庁前店」をお勧めします。土日・休日の昼時は地元の方で混み合い結構待ちますので、早めにいくことをお勧めします。ランチタイムなら11時のオープンと同時でもいいでしょう。

石川県庁最上階の展望ロビーは無料で四方の景色を堪能できます。

駅西方面は金沢市内1日フリー乗車券は使えません(エリア外)なので現金で支払うことをお忘れなく。

海鮮丼は初めての金沢なら高いのを承知で食べてもよいですが、手頃で美味しいのは上記の記事の寿司。あとデパ地下寿司(香林坊大和、金沢エムザ)と金沢駅2Fの100banマート内の魚屋さんのお寿司が夕方になるとかなりディスカウントしますので、夜食がわりにいかがでしょうか?これまたレベルが高いのです。



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ホテル、コインロッカー

今からGWのホテルを探す人は稀だとは思いますが、一応。

特に近年は新しいホテルがバンバンできており1年半前の記事はすでにかなり過去のもの….

旅行お役立ち情報満載:金沢旅行はどこに泊まる?コインロッカーはどこが空いてる?
https://aichanworld.com/wd/2021/12/04/post-21606/

ホテルが多いのは駅付近ですが、逆に金沢フォーラスと金沢百番街を除けば何もないし、どの観光ポイントからも遠いので積極的にはお勧めしません。メリットは到着時と帰る時だけ。

食事や観光スポットに出かけるのが便利なのは近江町市場付近のホテル。

飲屋街が近いのは香林坊や片町付近のホテル。

その中間に位置する南町付近のホテルは価格の割にレベルが高く広い部屋のホテルが多いです。

駅のコインロッカーは結構いっぱいになるので、駅付近で10時〜20時までであれば金沢フォーラスのコインロッカーがお勧めです。

ENJOY!

暑くもなく寒くもない新緑の金沢、ぜひ堪能してリピしてくださいね。



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