京都・梅小路蒸気機関車館を拡張・リニューアルして2016年にオープンした京都鉄道博物館は実車展示が多いことです。中でもトップナンバーと呼ばれるかく第1号車が多く展示されているのが特徴です。実車展示は蒸気機関車から新幹線までの54両が展示されており、大宮の鉄道博物館の42両を大きく上回る展示数です。
京都鉄道博物館概要
京都鉄道博物館と大宮の鉄道博物館を対比してみます。
名称 | 京都鉄道博物館 | 鉄道博物館 |
所在地 | 京都市下京区観喜寺町 | さいたま市大宮区大成町 |
展示実車 | 54両 | 42両 |
管理運営 | 交通文化振興財団 | 東日本鉄道文化財団 |
オープン | 2016年 | 2007年 |
展示面積 | 約3万1千㎡ | 約2万8200㎡ |
大人入館料(当日券) | 1,500円 | 1,230円 (〜2024年3月31日) 1,600円 (2024年4月1日〜) |
【<公式>JR西日本】京都鉄道博物館 「プロモーションムービー」
https://youtu.be/HyqtQNWiqhk?si=5AQHOXt-a0X8t-ky
(埋め込み不可の属性にセットされているため、上記URLをクリックしてYouTubeでご覧ください)
行き方
京都鉄道博物館は京都駅で山陰本線(嵯峨野線)で一駅の「梅小路京都西」駅で降りればほぼ目の前にあり間違えようがありません。
大阪からであれば新快速でJR京都線で京都駅まで行くのが一番早いでしょう。筆者は大阪に宿をとっていましたので、新快速で京都駅経由の梅小路京都西駅利用です。これが一番楽なのでおすすめです。
阪急京都線、京阪電車でもOKですが、四条河原町付近はインバウンドで超絶混み合うのでそこは避けましょう。
阪急京都線であれば西院駅(さいいん)または桂駅で降りて市バス利用、京阪電車だと七条から京阪バスでステーションループバスに乗りましょう。
気に入った展示
あまりにも展示が多くて紹介しきれません。
懐かしい東海道新幹線0系21型はトップナンバーである1号車です。
DD51形ディーゼル機関車とEF66形電気機関車は車両の下側に潜って見上げることが可能です。
下の動画はDD51形をしたから見ている動画です。そもそも鉄道車両をしたからじっくり見たのは初めてです。
子供の頃懐かしい昭和30年台の駄菓子屋さんの再現。これ、めちゃ懐かしい!
2011年まで大阪と金沢を結んでいた特急雷鳥485系も実車展示がありました。側面行先字幕を見ると大好きな「金沢」でしたので写真を撮りました。
雷鳥はその後サンダーバードに置き換わり、2024年3月16日に北陸新幹線 金沢-敦賀間開業にともない、サンダーバードは敦賀止まりとなります。そして時期未定で完全に北陸新幹線に置き換えられ、雷鳥→サンダーバードの歴史に終止符が打たれます。
敦賀以西は、敦賀〜小浜〜京都〜松井山手~新大阪に決まりましたが開業は全く未定。2040年代以降になりそうだということで、おそらく今から二十年くらい後になるかもしれません。
サンダーバードはあと20年ほどは生き残るわけですが、利用している車両の683系は2011年に製造終了しており、現在は製造終了後14年目に突入です。
運転区間が大阪〜敦賀になり交流区間がなくなりますので、交直両用の681系(しらさぎ)と683系(サンダーバード)をそのままにするとも思えませんので、かつて行ったように直流専用に改造して289系として延命して運用することになるのでしょう。
鉄道ファンの端くれとして、485系の実車からそんな妄想をしてしまいました。
鉄道ファン必見
鉄道ファンなら大宮の鉄道博物館も見て、京都鉄道博物館も見ましょう。
インバウンドで超絶混み合う京都ですが、京都鉄道博物館にはほとんどインバウンドはいませんでした。代わりに平日でしたので幼稚園の遠足の子供達が大勢いましたが(笑)。
京都鉄道博物館+京都水族館はぜひセットで見学してください。