実は大切なAndroidのOS・セキュリティアップデート提供期間、各社フラグシップを調べた結果…

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本日発売のGalaxy S24とS24 UltraのOSアップグレード提供期間とセキュリティアップデート期間を大幅に延長過去最高の7世代・7年間としました。他社はどうなっているのか?フラグシップの国内モデルについてそれらの提供期間を調べました。

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調べたモデル

今回調べたメーカーと最新版のフラグシップモデルは以下の通りです。CPUにはSnapdragon 8 Gen 2もしくはそれ以降、あるいはそれ相当のものを搭載しているものを選びました。

  • Samsung:Galaxyシリーズ S24、S24 Plus
  • Google:Pixelシリーズ 8 Pro、8
  • Xiaomi:13T Pro
  • ASUS:Zenfone 10
  • SHARP:AQUOS R8 Pro
  • SONY:Xperia 1V

あげるとキリがないのですが、最も高価で新しいモデルについて調べています。価格についてはフリップタイプ、フォルダブルタイプは跳ね上がりますし、アップデート以前に機構的な故障の可能性が高いので除外しました。

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ライフ(サポート期間)一覧

メーカーによりアップグレードやアップデート提供終了年月で示している場合と、年や世代で示している場合があります。

メーカーモデル発売日OSアップグレード提供セキュリティアップデート
提供
SamsungGalaxy S24
Galaxy S24 Plus
2024年4月11日7世代7年間
GooglePixel 8
Pixel 8 Pro
2023年10月12日最低7年間
(2030年10月までと明記)
最低7年間
(2030年10月までと明記)
Xiaomi13 T Pro2023年12月8日4世5年間
ASUSZenfone 102323年9月6日2世代最低4年間
SHARPAQUOS R82023年8月10日最大3回最大5年
SHARPAQUOS R8 pro2023年7月20日最大3回最大5年
SONYXperia 1 V2023年6月16日3回3年間
提供期間は記載の機種のものであり、同じメーカーでも機種が異なると提供期間も異なります。
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サポート期間からみたオススメ

一般のユーザーが10万円超えのフラグシップスマホを1年程度で買い替えるとは考えにくく、普通には2年とか4年くらいは使う可能性が高いです。

注意すべきは「最大」と表現しているSHARPです。最大3回なので提供しなくても公約違反にはなりません。ゼロ回でも最大3回にはいるわけです。ゼロとはいわないまでも1回でも提供すれば嘘ではないということです。

Android OSのメジャーアップデートが年1回ペースで続くとすれば、ASUSの2世代もフラグシップモデルとしては最低レベルです。AQUOSもこの先スマートフォン事業がどうなるか全く不明なので、もうアップデートはでないという状況になっても何ら不思議はありません。

SONYのセキュリティアップデート3年間というのも短いといえますので事業の先行きともども不安です。

Android本家のGoolgeは7年間を「最低」として公約していますし、AndroidでトップシェアのSamsungはS24シリーズからは7世代・7年間を明言しています。シャープの「最大」3回とは雲泥の差です。

OSやセキュリティのアップデート提供の面から見れば、フラグシップスマートフォンでは、Galaxy S24 UltraかS24、Pixel 8 ProかPixel 8の四択でしょう。バッテリー持ちと総合性能からみると、現時点では最新のS24シリーズに軍配が上がると思います。

<参考記事> Galaxy S24シリーズは7世代のOSアップグレード・7年間のセキュリティアップデート提供

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