金沢旅行で愛用している宿が「東急ステイ金沢」。大阪で「東急ステイ大阪本町」も利用しました。これらのホテルは室内に洗濯乾燥機があり、部屋によりミニキッチンもあります。この室内で使用されている電気製品には有名な物もあり、自分が持っていないものを試すことができましたが、これは自分じゃ買わない!というのが2つほどありました。
客室内の電化製品
ホテルの室内ですのでそんなに多くありません。
- テレビ
- 電気ケトル
- 加湿器
- 冷蔵庫
- ヘアドライヤー
- 電子レンジ
- 洗濯乾燥機
- 各室個別エアコン
- 靴乾燥機
- ズボンプレッサー
冷蔵庫はホテルでよく見かけるホテル用の小さいやつですので省略。
靴乾燥機は冬場には水分の多い雪と融雪装置で道路はべちゃべちゃになるので、慣れない旅行者は靴を濡らすことも多いということからの配慮でしょう。
金沢は28回訪問しており色々な宿に止まりましたが、靴乾燥機が客室に備わっているホテルは、筆者が利用した範囲ではここだけしかみたことがありません。
ズボンプレッサーは、東急ステイ金沢の場合はモデレートダブルとレジデンシャルダブルのみ設置されているようです。
主な家電
テレビ
シャープのAQUOS 2T-B40AB1という40インチの壁面取り付けテレビです。
短めの延長HDMIケーブルが付けられていて、ケーブルとHDMIの映像ソース機器(PCやDVDプレーヤーとケーブルなど)があれば視聴可能だと思われます(持っていなかったので試していませんが、リモコンの入力切替は普通に使えます)
電気ケトル
BALMUDA(バルミューダ)の「BALUMUDA The Pot」という現行市販製品です。お値段14,960円と電気ケトルしてはやけにお高い。
実際に使ってみて分かったのは結構凶悪な製品だと言うこと。
湯沸かししている時にうっかり側面に手が触れてめっちゃくちゃ熱かったです。
・湯沸かしすると周囲が非常に熱くなり、触ると火傷するのはまず間違いない
・転倒湯こぼれ防止機能は付いていない
小さな子供がいる家庭では絶対使わないようにしたほうが安全です。そうでなくても昨今地震が多いので要注意家電です。
象印とかタイガーといったメーカーの電気ケトルはボディに断熱性を持たせてあるので、湯沸かし中に暖かくはなっても火傷するほど熱くなることはありませんし、倒してもすぐにはこぼれないような工夫がされています。
BALUMUDA The Potがデザインのみの見掛け倒しであり安全性には全く配慮されいないことがわかりましたので、ここで試せてよかったです。
買ってはいけない電気ケトルの筆頭がBALMUDA The Potです。
加湿器
シャープのKC-M401というプラズマクラスターのもの。
すでに販売終了となっていますが二万数千円程度で市販されていたようです。これといった特徴はないのですが、音は非常に静かです。
欠点は水を入れにくいこと。
タンクは右横から外して給水しますが、底部のキャップを外したときにタンクが縦長なのでバスタブの水道蛇口を使わないといれられません。これは家庭内でも多分同じです。持ち運ぶ時の持ち手はありますが、水を入れるときにタンクを支えるところがなくて非常にこまります。後継機では改善されているのでしょうか?
ヘアドライヤー
KOIZUMIのKHD-K301という市販品で価格は9千円前後。
普通のヘアドライヤーで温風2段階風量、冷風のまあ当たり前のもので特徴は別になし。ここで使ってよかったから欲しいとかいった類のものではないでしょう、
電子レンジ
他の電気製品は国内メーカー品なのに、電子レンジだけは何故か中国メーカーHaierのJM-17Hで現在は販売されていませんので価格は不明ですが、おそらく1万円前半程度です。
出力700Wのターンテーブル式です。
Haierとか個人的には信用できないので自宅では絶対買いませんね。くれると言っても拒否します。安全第一。
洗濯乾燥機
シャープのES-S7Dというドラム式の洗濯乾燥機で現在は販売されていませんが、推定十数万円程度。洗濯・脱水容量7kg、乾燥容量3.5kg。
ドラム式の洗濯乾燥機は構造が複雑になり故障リスクが高く、繊維クズ掃除がなかなか大変だそうで、ともするとU04エラーになるようです。
実際、ホテルのものも乾燥フェーズの中程すぎるとU04、東急ステイ大阪で使ったものも含めると4つの別の個体を使っていますが、どこ個体も乾燥に入ってしばらくするとU04になります。そのままにすれば乾いて冷却フェーズになりますが、一人分(計量表示0.3)でクーリングが完全に終わるのは3時間くらいかかります。
壊れやすいし、時間はかかるし、電気代はかかるし…で良いことなし。
旅先だから便利なので使っていますが、自宅は普通の縦型全自動洗濯機と浴室乾燥機で十分です、というかその方が洗濯と乾燥を同時進行できますし、浴室乾燥機なら浴室カビ防止にもなります。
エアコン
室内機はDAIKINのものでF28WTES-Wです。
最近は部屋に個別の室内機がついているところが多いです。これはホテル用に使われているものでしょうが能力の目安は10畳程度で2.8kw。
ズボンプレッサー
コルビー(CORBY)の3000と言うモデルです。
CORBYのズボンプレッサーは一流ホテルでも多く使われており、筆者も自宅でこれとは違うモデルですが愛用しています。
ちゃんとセットすればピシッと伸びます。
熱が加わるのは一面だけですので、仕上がり具合を見て表裏というか前後をひっくり返して反対側も加熱プレスするといいかもしれません。
ウールのスラックスなら一度でOK。シワがよりやすいコットンのスラックスでは両面やる必要があるかもしれません。
使ってみて、これは絶対買わない!製品二種
BALUMUDA The Potは絶対買わない。外側があんなに暑くなるとは思わなくて、危うく火傷するところでした。地震が起きても転倒湯こぼれ防止がなく家庭で使うには物凄く危険であると感じた。
ドラム式洗濯乾燥機はU04エラーが怖いし、時間はかかる、電気代もかかるのいいとこなし。ホテルなので問題はないけれど、洗濯と乾燥が並行に出来ないのも家庭では結構不便。