OLYMPUS E-M1 Mark IIの後継機は?OM?LUMIX?それとも….?

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E-M1 Mark IIを購入したのは2018年6月ですので、およそ6年半が経過しました。まだ不具合は出ていませんし長く使うつもりではありましたが、ぼちぼち後継も考えないといけないでしょう。マウント変えというのは考えていないのでマイクロフォーサーズで検討します。

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用途と希望

動画カメラとしてはLUMIX GH6がどどーんと防湿庫に控えております。E-M1 Mark IIとその後継も写真撮影を主な用途として使いますので、手にした時に筆者の手が喜ぶ・フィットする感を重視します。

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E-M1 Mark II

2018年に購入したE-M1 Mark IIはざっくりとこういうカメラです。 仕様は抜き出せばキリがないので気になるポイントだけ抜粋です。

発売日:2016年12月22日
サイズ:134.1 x 90.9 x 68.9mm
重さ:574g(バッテリー・メモリカード込み)
センサー画素数:有効画素数 2037万、総画素数 約2177万
除塵機能:SSWF(超音波防塵フィルター)
手ぶれ補正効果:5.5段 測距点:121点
メカシャッター:1/8000~60秒
USB:Type-C
HDMI:マイクロ

OLYMPUSのカメラは銀塩OM-1時代から使っていますので、すっかり手に馴染んでいるので長年の親友のような感じです。

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OM SYSTEM OM-1 Mark IIについて

今から検討するなら2年半前のOM-1ではなくOM-1 Mark IIでしょう

発売日:2024年 2月23日
サイズ:134.8 x 91.6 x 72.7mm
重さ:599g(バッテリー・メモリカード込み)
センサー画素数:有効画素数 2037万、総画素数 約2177万(変わらず)
除塵機能:SSWF(超音波防塵フィルター)
手ぶれ補正効果:8.5段
測距点:クロスタイプ位相差AF(1,053点)、コントラストAF(1,053点)
メカシャッター:1/8000~60秒
USB:Type-C
HDMI :マイクロ

実機を触ってみると、細かいところではE-M1ユーザーとして「?」なところはありますが、OMの血を引いているのは手に取った瞬間に感じました。

この感触、OMユーザーにはとてもいい。

でも、少々高いか….。

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LUMIX DC-G9 PRO II (G9M2)について

OMに並んでDC-G9 PRO II (G9M2)も有力候補です。

発売日:2023年10月27日
サイズ:134.3 x 102.3 x 90.1mm
重さ:658g(バッテリー・メモリカード込み)
センサー画素数:総画素2,652万画素
除塵機能:センサーシフト(センサー振動式)
手ぶれ補正効果:8段
測距点:像面位相差AF(779点)とコントラストAF(315点)
メカシャッター:1/8000~60秒
USB:Type-C
HDMI:フルサイズ

機能的には全く問題ないのですが、除塵機能は以前のモデルはOMと同じ超音波ダストリダクション(SSWF)ではなく、G9M2では手ぶれ補正のブルブルを使っている「なんちゃって除塵」なのが気になるところで、ずっとSSWF採用のOMのお世話になってきたので心配といえば心配。

手に取るとマイクロフォーサーズなのに「でかい」です。そして角張ったデザインがどうにもOMを使ってきた自分には好みではない。GH6の柔らかいOM的デザインとはえらい違いです。

また、筆者のスタイルとして連続単写することが多いのですが、OM-1 Mark IIやE-M1 Mark IIより明らかにショット後のブラックアウトが長いです。とはいえ、ショットとショットの間に瞬間的に像は映るので連続単写で真っ暗になることはありません。

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その他

筆者は基本的にCANON、NIKON、SONYの一眼には全く興味がないので最初から検討の土台にすら乗りませんし乗せるつもりもありません。

LUMIX S5IIx/S5II

LUMIXのSシリーズはフルサイズセンサーのカメラです。フルサイズですが、ボディ外形と寸法はG9M2と全く同じで、聞くところでは開発最初からボディの型は共用で開発していくことになっていたそうです。

写真メインのカメラであればフルサイズというのもありかとも思います。

実機を試してみて、こりゃダメだと思ったのが連続単写での完全なブラックアウトです。

連写モードにすれば問題ないですが、筆者流に連続単写するとパシャパシャやっている間はディスプレイが真っ暗のままです。EVFの水準器などの一部表示はありますが被写体が全く見えません。これはダメです!絶対ダメ。

FUJIFILM X-T5/X-H2s/X-H2

FUJIFILMのカメラは2013年にAPS-CのX100を購入してしばらく使っていました。

その経験があるのでFUJIFILMは初めてとは言えないのですが、マウント追加になるのであまり真剣味がないのですが一応検討の土台には載せました。

シャッターの感触が自分の感性とあいませんでした。

X-T5は銀塩時代と同じレリーズが使えるネジネジシャッターで半押し状態からの連続単写が難しい。X-H2s/X-H2は非常にソフトでちょっと触れるとシャッターが降りてしまうような感じで、これまたある程度の抵抗が欲しい連続単写には少し難しかったです。

マウント追加になりますしFUJINONレンズはお高いので今回はパス

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結果は?

検討結果最有力は、やはり長年の親友のであるOMの血を引くOM-1 Mark IIです。

  • LUMIX G9M2:デカすぎてカクカクしたデザインが嫌
  • LUMIX S5II/S5IIx:連続単写時のブラックアウトが長すぎて像が全く見えないのは論外
  • FUJIFILM X-T5/X-H2s/X-H2:シャッターの感覚が自分の感性とあわず、連続単写に不向き

写真撮影メインで使うカメラと、動画撮影メインのカメラでは求めるものが全く違います。単にスペックだけの問題ではありません。

写真撮影メインだと、自分の手に取りファインダーを覗いたときの感触が自分の感性にあっているかどうかが大切だと思っています。

どうやらOM-1 Mark IIを迎えることになりそうです。
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