AQUOS sense7を自腹導入後4ヶ月、掛け値なしの正直レビュー、イケてる点・イマイチな点!

AQUOS sense7を自腹導入後4ヶ月、掛け値なしの正直レビュー、イケてる点・イマイチな点!

AndroidミッドレンジスマホのAQUOS sense7をAndroidサブ機として導入してから約4か月が経過しました。サブ機なのでメインのiPhone 14 ProやGalaxy S23 Ultraほどの使い込みはないにせよ、それなりには使ってきました。AQUOS sense7にはとても素晴らしい点も多いですが、なんじゃこりゃ的なところもあります。そのあたりを自腹購入して4ヶ月後のレビューとしてお届けします。

AQUOS sense7のスペック概要

ありきたりですがどういうスマホなのかを振り返りましょう。

スペックはSIMフリーモデル SH-M24 の場合となります。

発売日2022年11月4日
扱いキャリアdocomo、au、Rakute、UQ mobile、SIMフリー(単体販売・MVNOによる販売)
SIMフリーモデル価格(SH-M24)SHARP直販COCORO STOREで53,900円
サイズ約152mm×約70mm×約8.0mm
(ほぼiPhone 14と同じくらいのサイズ)
重さ約152mm×約70mm×約8.0mm、約158g
(iPhone 14の172gより軽い)
ディスプレイIGZO OLED、1,300nit(ピーク時)、コントラスト比 13,000,000:1、6.1” 、1,080 × 2,432
画面が濡れていても操作可能
ガラスの材質については記載なし
SIMnanoSIM/eSIM DSDV対応
発売時点OSAndroid 12
現在提供されているOSAndroid 13
CPUSnapdragon 695 5G 2.2GHz + 1.8GHz オクタコア
Antutuスコア394043(v9, Garumaxによる)
RAM/ROM6GB / 128GB
外部ストレージmicroSDXC対応(MAX 1TB)
バッテリー4,570mAh
(90%で充電停止するインテリジェントチャージ機能によるバッテリー負担軽減)
イヤホンジャック3.5φ イヤホンマイク
USBTYPE-C USB2.0
充電USB PD3.0
ワイヤレス充電には非対応
メインカメラ50MP、23mm、 f/1.9、 1/1/55”、電子手ぶれ補正、光学手ぶれ補正非対応
動画フルHD(4K非対応) 30p/60p、H-264 / H-265
超広角8MP、15mm、f/2.4
フロントカメラ8MP、26mm、f/2.0
Bluetooth5.1、aptX / aptX HD対応
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
GPSGPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき)対応
生体認証顔認証(2D)、指紋認証(右側面専用センサー)
防塵防水IPX5 / IPX8 / IP6X / MIL-STD-810G・MIL-STD-810Hの16項目
おサイフケータイ対応
スピーカーモノラル
FMラジオワイドバンド対応(イヤホンが必要)
筐体アルミ一体化ボディ
[SHARP公式] AQUOS sense7

上記の記事の中で「新ミッドレンジ「AQUOS sense7」開発秘話 カメラもデザインも大刷新を遂げた理由」はメーカー開発者のインタビューもあり読みどころが多数ありますのでぜひどうぞ。



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イケテル点とイマイチな点

メーカー直販価格が5万円半ばのミッドレンジスマホです。全体的にはメリットのほうがディメリットを大きく上回る非常にコスパが高い機種です。

イケテル点

筆者が使ってきて実際に感じるメリットは以下の通り。

  1. iPhone 14と同程度の大きさであり、iPhone 14より軽いので、手に良くフィットして非常に持ちやすい。
  2. nanoSIMとeSIMの両方が使えて、DSDVに対応している。
  3. 90%で停止させたり、ディスプレイ点灯時は充電を停止しダイレクト給電になるインテリジェントチャージによるバッテリー長寿命化。
  4. 使っているアプリによるが筆者の環境では、満充電後丸二日放置しても70%をキープしている。
  5. イヤホンアダプター無しで有線イヤホンマイクが使える3.5φイヤホンマイクジャックがある。
  6. FMラジオ内蔵なので、防災ラジオとしても役に立つ。
  7. 側面〜背面はアルミ一体整形で薄くて軽く高級感がある。ガラスのように背面にヒビがはいったりしない。
  8. 縦撮りがしやすいセンターカメラ。
  9. とにかく、とにかく、バッテリーが持つ。
  10. 最近のハイエンドスマホでは廃止されつつあるmicroSDXCスロットがあり、安価な大容量写真ストレージとして使える。

とにかくコンパクトで軽いので全く気になりません。なんといってもバッテリーの持ちはメーカーがいうように天下一品で、よほどハードにつかわないと1日で使い切るのはかなり厳しいでしょう。ミッドレンジの性能なのでクソ重いゲームにうは向いていませんし、ガジェヲタ・ゲームヲタでなく普通の人のように普通につかえば数日は持ちます。

さらに今は見ることが少なくなったmicroSDXC対応スロットがあるので、写真はそこに保存されるように設定すれば本体ストレージは食いません。有線イヤホンマイクジャックがあるのもポイント。Bluetoothイヤホン全盛ですがコスパでは有線イヤホンには絶対叶いません。さらにFMラジオも内蔵されており有線イヤホンを使うことで、”radiko+fm”アプリをつかえばradikoとFM放送(AMラジオのFM補完放送にも対応)とをシームレスに使えます。FMラジオは携帯通信網が完全停止しても情報収集としてラジオに使えるので、災害時には大きな威力を発揮します。

ネガティブ評価が多いセンターカメラですが、縦撮りする場合カメラのレンズがスマホの中心線上にあるので左右バランスが変にならずに済みます。レンズはボディの中心部にあったほうが圧倒的に使いやすいのです。

イマイチな点

誰にも忖度しない残念ポイントをズバリ!といってもそんなにはありません。

いかに残念ポイントをあげますが、これが自分には関係ないという場合は残念ポイントではなくなります。ご自分の使い方を考えてご判断ください。

  1. USBの転送速度が480Mbps(理論値)のUSB2.0規格であり遅い。
  2. ワイヤレス充電には非対応である。
  3. カメラには光学手ブレ補正(OIS)がなく電子手ぶれ補正(EIS)のみなので、暗所では要注意。
  4. 4K動画には対応していない(フルHDが上限)
  5. スピーカーがモノラルなので、映画を見ているときに物足りない(イヤホンを使えば無問題)
気にしなくて良い残念ポイント
USBの速度とワイヤレス充電はあまり大きな影響を受けるひとはいないと思いますし、実際筆者としてもほとんど影響ありません。 4K動画を撮るなら他の性能も気にしたくなります。カジュアルにSNSにあげる動画などを撮るには全く問題がありません。これでたりなければハイエンドスマホを買いましょう。値段は3倍ほどになりますが。
気になる残念ポイント
カメラに光学手ぶれ補正がないとはいえ、普通の室内光や屋外(曇天でも)は全く問題ありません。光が少なめのところで撮影するとブレることがあります。ペットとかブツ撮りにはほどほどの明るさが必要なので要注意。 筆者はベッドやソファに寝転んでHuluやDisney+を見ることが多く、そのときiPhone 14 ProやGalaxy S23 Ultraだとステレオでスマホとしては高音質のスピーカーなので楽しめるのですが、AQUOS sense7はモノラルスピーカーであり画面を横にすると片側しか音がでないのは厳しいです。

ケース選びの注意

生体認証は右側側面に専用のセンサーがあります。

したがって本体の大きさを超えるような感じで包み込む手帳型ケースは完璧に不向きです。

そもそも手帳型ケースは、使いたい時即使えない、写真を撮る時に邪魔になる、フラップのカード入れに入れたカード類は非常に落としやすく危険なので絶対にお勧めしていません。

筆者が使用しているケースと保護ガラスフィルムは以下のものです。

・ケース:Spigenリキッド・エアー ACS05438

・保護ガラスフィルム:FAMROLLS AQUOS sense7用 2枚セット(濡れた状態で使ったことはないのでその用途にむいているかどうかは不明です)

樹脂フィルムは皮脂で非常に汚れやすく耐久性にかけなおかつ貼るのが難しいのにくらべ、ガラスフィルムは皮脂で汚れにくく貼り付けるのも非常に簡単です。

経験的には樹脂フィルムの何倍もガラスフィルムのほうが貼りやすいです。

<参考記事>

AQUOS sense7、側面指紋認証で楽々指紋認証を通す方法(左手で持つ人限定)

 

 

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