2020年になって意気揚々とSFC修行・JGC修行を始めた方も多いと思います。しかし出鼻を挫くような新型コロナウイルスで世界中が大騒ぎになっています。今年前半までには7割くらいの修行行程を終えておこうというのが筆者の主張ですが、今年に限っては見直しが必要になってきました。
修行計画再検討
見直すべき人
これは明らかでして、今年前半に国際線でPPやFOPを稼ごうと計画していた人です。
すでにニュースでも色々出てきますが、日本人というだけで隔離されかねなかったり、差別されたり、時には暴行をうけかねない様相まで呈しており、新型コロナよりそうした差別のほうが遥かに危険な状況になってきています。
差別したい気持ちはわからなくはないですが、ともすると袋叩きにあいかねない状況は非常に危険です。今の所、修行鉄板のシンガポールやクアラルンプールは平静を保っていますが、今後日本で感染者数が跳ね上がるとイエローシグナルが点灯するかもしれません。ただ、白人が力を持つ国でアジア人がコロナを理由に差別や暴行を受ける可能性よりは、はるかに安全度は高いと信じたいところです。
JGC回数修行は国内が主なのであまり影響は受けないはずです。手洗い励行・やたら手すりやノブなどに触れないなど基本的な感染注意を払ってフライトを楽しみましょう。
JGC回数修行とはいえ、コロナでなくてもちょっとでも具合が悪いと思ったらそのフライト予定はもったいないけど中止しましょう。
修行計画変更のポイント
国際線修行は国内線修行に切り替えましょう。
リスク評価の視点でいくと、おそらく今年前半くらいは海外旅行はリスクが高いと言わざるを得ません。日本は仮に夏前に落ち着きを見せるにしても、海外はどうなるかわかりません。特にシンガポールは世界からいろいろな人が絶え間なく訪れますので、ある意味リスクは高くなります。
国内線に切り替えるなら鉄板は那覇です。
うまくスケジュールの都合をつけて効率のよいファースクラスをゲットしましょう。
ANAのSFC修行なら、条件さえ折り合えば一泊必須ですが成田発の那覇便も狙い目です。プレミアムクラス往復で羽田より2万円ほど安くなるので、宿代1万円を差っ引いてももとが取れます。さらに夜便でプレミアムクラス夕食が出ますので、夕食代が浮きます。
国内とはいえ感染対策はしっかりやりましょう。
競争は熾烈になるので予約は早めに
SFC修行やJGC修行のPP・FOP修行では海外を1度や2度入れことが多いと思います。
しかし、たとえばSFCであってもシンガポール航空が減便していたりしますし、前節に書いたように国内線に切り替える修行僧も多いはずなので、予約競争は熾烈を極めるでしょう。
一方マレーシア航空は今の所強気なので影響は少なそうです。とはいえ、いろいろなリスクを考えるとおすすめできるとは言いかねます。
来年に回すのも一案
まだ修行をしてほとんど飛んでいないなら、今年は諦めておとなしくしているのも手です。
- 今年取得して事前サービスを受けられるようになっても、コロナの影響が残っていて十分活用できない恐れがある。
- それよりは、落ち着くであろう来年にバンバン飛んで早めに解脱し、事前サービスから堪能したほうがよい。
現時点で半分ほどPPやFOPが行っているなら、残りは今年後半にまわしてしばらくはおとなしくしているほうがいいでしょうが、まだ4000とか5000なら諦めるのも手です。
まとめ
国際線活用修行は今年前半は断念して、国内線(那覇)で稼ぐ。
まだあまりPP/FOPを稼いでいないなら今年は修行を断念するのも良い。