どうなる? GoToトラベルキャンペーン?

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新型コロナウイルス感染症拡大でシュリンクした経済復活策の一つとして、旅行費用を国が支援するという「GoToトラベルキャンペーン」があります。具体的にはどうなっているの?現在公開されている資料から解説します。

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外出自粛の段階的緩和

まず確認しておかねばならないのは、緊急事態宣言が解除されたから「移動は好き勝手にしてよい」わけではないということです。感染拡大防止の観点から、政府は以下のようなステップでの緩和策を示しています。

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出典:首相官邸ホームページ 新型コロナウイルス感染症対策本部(第 36 回)議事次第より
(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020525.pdf)

今の予定では、県を全く観光は7月10日以降感染状を見つつということになっており、GoToトラベルキャンペーンは移行期間後の8月以降ということのようです。

最近の情報では政府は7月下旬のキャンペーン開始を目指していましたが、昨今の新型コロナ感染対策の支援事業の委託費用や委託先決定の不透明さが問題になり、GoToキャンペーンも開始が遅れる可能性が出てきているようです。

今の所、GoToトラベルキャンペーンは8月以降になるとおもったほうがいいのかもしれません。

詳細が明らかになってきたらまた当ブログでも紹介したいと思います。

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GoToトラベルキャンペーンの具体像

GoToトラベルキャンペーンは経済産業省主管事業ですが、前項に書いたように「昨今の新型コロナ感染対策の支援事業の委託費用や委託先決定の不透明さが問題」になっており、一旦事業委託先公募が出ましたが公募中止になっています。

経済産業省ホームページに公募内容が出ていました。

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出典:経済産業省ホームページ
【公募中止】令和2年度「需要喚起キャンペーン事業」に係る委託先の公募(企画競争)について 説明資料 より
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2020/downloadfiles/k200526002_04.pdf

問題になったのは、国から「事務局(ここを公募予定だった)」の部分でしょう。

利用条件が明らかではない(というか多分決まっていない)ので、確かなことは言えませんが、OTAとあるのでオンライン旅行業者(楽天トラベルやLINEトラベルとか)も対象になるでしょうから、そこを通してホテル・温泉宿を予約すれば良いのかもしれません。

対象となる宿によりそうですが、宿泊施設の直販予約システムともありますので、ホテル・温泉宿直予約でもいいのかしらん?しかし、システム的に全国のそれらを自動カバーするのはムリでしょう….どうなるのかな?

応募要項によれば、支援費用のうち最高で50%を旅行先の飲食や土産物購入に使えるように、すなわち「観光需要喚起及び地域の再活性化の動機付けになる経済的インセンティブ」となるようにということです。

とはいえ、旅行業界各社はすでにこのキャンペーンを先取りした広告を打っています。

楽天トラベルやYahoo!トラベルといったオンライン旅行サイトは、前述のとおりまだGoToキャンペーンで決まっていないところが多いう、慎重さを見せてGoToキャンペーンに関する記載はないようです。

しかし、引用した図に「OTA」とありますから、一定の条件で提供されるのではないかと期待しています。

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まとめ

GoToトラベルキャンペーンは8月から予定されていたが、委託費用等の不透明さが問題になり遅れる可能性が出てきた(公募も一旦中止されている)。

GoToトラベルキャンペーンは、大手・中小旅行業者、OTA(Over the Air;オンライン)、宿泊施設の直販予約システムのいずれでもOKということになっているのだが、実現方法の詳細は未定であり、現時点ではどのような予約の場合に適用されるのかわからない。

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