昨日の記事で、新型コロナ特別対応でANAのマイルは事実上2021年9月30日まで延長可能ですが、今はもう12月ですからあと9ヶ月と半月ほどの寿命となります。なんとか延命したいですよね。その方法の一つを紹介します。
STEP1-ANAマイルからのANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)への交換
ANA To Me CARD、すなわち通称ソラチカカードが有効です。
ANAマイルからANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)のメトロポイントへの交換は同等レートで可能です。
すなわち10,000マイルは10,000ポイントとして交換できます。
Tokyo Metro To Me CARD | 提携ポイントへの交換 | マイルを使う | ANAマイレージクラブhttps://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/point/tokyometro.html
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の場合は交換比率はいつも1:1ですが、それ以外のTokyo Metro To Me CARDの場合は同一年度内で30,000マイルを超える交換は交換比率は半分の1:0.5になります。
また、交換単位は10,000マイル単位であり、10,000マイル未満の端数マイルは交換できません。
ポイント;
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)があれば、10,000マイル単位で10,000マイル=10,000ポイントで交換できる。
メトロポイントの有効期限は最長2年間で、付与された時点の翌々年の3月末日まで有効となります。
失効するポイントはTo Me CARDの会員専用サイトで知ることができます。
STEP2-メトロポイントからANAマイルへの交換
STEP-1のあとすぐにANAマイルに戻す必要はなく、最長翌々年3月末までは温存できます。
期限が近づいたら、あるいは必要になったらANAマイルに戻しましょう。
ただし制限があり、ANAのマイルへの交換は毎月1回だけ最高20,000ポイント以内です。単純計算年間で240,000万ポイント(216,000マイル相当)が上限となりますのでご注意ください。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)からであれば、100ポイントが90マイルのレートで月一回20,000ポイントまで交換できます。
おまけ:その他の方法
TOKYU POINTを経由する
こちらはANAマイルに戻すときのレートが1:0.75、つまり10,000マイルが10,000ポイントに交換でき、ANAマイルに戻すと7,500マイル、つまり往復交換レートは75%なのでよくありません。
楽天ポイント・Tポイントを経由する
ANAのマイルから楽天ポイントあるいはTポイントには1:1で交換できますが、これらのポイントからANAマイルへの交換は1:0.5であり、往復交換レートは50%となり半減します。
半減するならそのままポイントとして買い物でもするほうがマシだと思います。
まとめ:STEP-1 & STEP-2
上述のSTEP-1とSTEP-2を利用すると、例えば10,000マイルは9,000マイルに減りますが、有効期限はメトロポイントの有効期限2年間+マイルの有効期限3年間で最長5年間延命できることになる。10%は延命手数料と思えば安い。
ただし、メトロポイントからANAマイルは毎月1回のみで上限は20,000ポイントとなっている。
ANAのマイル延長でも足りなくて温存したい場合には利用を検討する価値がる。
このためにも通常のANA CARD以外にANA To Me CARD PASMO JCB series(ソラチカカード)は作ったほうがよいです。ANA To Me CARD PASMO JCB series(ソラチカカード)の利用で付与されたマイルは手続きによりANA CARDのほうに積算可能。