落ち着くと良いなという希望的観測のもとに夏などに旅行計画を立てて予約した方も多いでしょう。筆者もその一人ですが、ことごとく裏切られてきました。そしてまたまた予約変更発生!コロナ収束は日本ではまだまだ見通せねないとはいえ、ワクチン先進民主国家のアメリカではかなり活動や経済も戻ってきていますので、もう少しの我慢です。
予約変更の数々
まずはこれまでの予約変更の記事をどうぞ。
行き先 | チケット | 当初予定 | 延期1回目 | 延期2回目 | 延期4回目 | 延期5回目 |
札幌 | 株主優待 | 2020/08 | 2021/05 | 2021/7 | 2021/10 (今回変更) | |
大阪 | 一般 | 2020/12 | 2021/02 | 取消 | ||
大阪 | 特典 | 2021/01 | 2021/03 | 2021/04 (ANA→JAL) | 2021/06 | 2021/10 |
金沢 | 株主優待 | 2021/04 | 2021/05 | 2021/11 |
今まで短くない人生のなかで一年間程度でこれほどまでに変更変更変更変更….なのは初めてです。
先日変更したのは今月予定していた札幌です。
5月を7月に変更した時点ではオリンピックも近いし落ち着いているんじゃない?と淡い期待のもとに変えたわけです。
が、もろくも崩れました。
7月11日までのまん延防止等重点措置は延長される見通しであり、首都圏の感染者も再び上昇カーブを描いており、来週あたりには東京の感染者は1,000人/日を超えると推測しています。
こうなると延期せざるを得ません。
結局札幌は10月に延期しました。
上の表をみていただくとわかりますが、一般チケットは最初の大阪ですが、これは特別対応によりキャンセル料はかかりませんでした。
株主優待(一応ANAとJALの少数持ち株ですが….)は優待券の期限内であればキャンセル料・変更手数料はかからずなんどでも変更可能です(もちろん運賃差額は発生しますので追加支払いか返金はあります)。
マイレージは払い戻すと特別対応がない限り手数料がかかりますが、変更は空きがあれば航空券の有効期限範囲内である限り何度でもOKです。
コロナ特別対応下での航空券の振替について
注意しておきたいのは航空券の種類と有効期限です。
コロナ特別対応でキャンセル料は無料になっても航空券の有効期限延長というのはないと思うべきです。
もともとの航空券の種類により変更は1回限りとか何回でもという制限もありますので注意しましょう。
筆者の予約はJALとANAの株主優待券を使っていますが、たとえ延長可能な範囲であっても株主優待券の有効期間内に限られます。株主優待券の範囲を超えて変更したい場合は、一旦取り消し(払い戻し)をして別の有効な株主優待券かもしくは他の料金で予約しなければなりません。
JAL
2021/6/17の情報となります。今後変わる可能性がありますので都度JALのWebでご確認ください。
もともとの出発日+30日または航空券有効期間のどちらか長い方まで変更可能。
以下はオープンチケット(予約の無い航空券)ではなく搭乗日・搭乗便を指定済みの場合です。
各路線ごとの指定搭乗日の対象路線に該当する予約がある場合のみ適用されます。
予約変更ができる運賃 | 大人普通運賃、小児普通運賃、往復割引、障がい者割引、JALビジネスきっぷ、介護帰省割引、離島割引、特別乗継割引、特別往復割引 | 出発予定日+30日、航空券の有効期限(当初発行の翌日から1年間)のどちらかの範囲内でどちらか長い方の期間で変更可能 <期間内何度でも変更可能> |
株主割引 | 出発予定日+30日、航空券の有効期限(当初発行の翌日から1年間)のどちらかの範囲内でどちらか長い方の期間で、なおかつ株主優待券の有効期限内で変更可能 <期間内何度でも変更可能> | |
予約変更ができない運賃 | ウルトラ先得、スーパー先得、先得割引タイプB、先得割引タイプA、特便割引21、特便割引7、特便割引3、特便割引1、おともdeマイル割引、乗継割引28、乗継割引7 | 出発予定日+30日の範囲内で変更可能 <変更は1回限り> |
ANA
2021/6/18の情報となります。今後変わる可能性がありますので都度ANAのWebでご確認ください。
予約変更ができる運賃 | プレミアム運賃、プレミアム小児運賃、プレミアムビジネスきっぷ、プレミアム株主優待割引運賃、プレミアム障がい者割引運賃、ANA FLEX、小児運賃、ビジネスきっぷ、障がい者割引運賃、介護割引 | 出発予定日+30日、航空券の有効期限(当初発行の翌日から1年間)のどちらかの範囲内でどちらか長い方の期間で変更可能 <期間内何度でも変更可能> |
プレミアム株主優待割引運賃、株主優待割引運賃 | 出発予定日+30日、航空券の有効期限(当初発行の翌日から1年間)のどちらかの範囲内でどちらか長い方の期間で、なおかつ株主優待券の有効期限内で変更可能 <期間内何度でも変更可能> | |
予約変更ができない運賃 | ANA VALUE PREMIUM 3、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28、ANA VALUE 1、ANA VALUE 3、ANA VALUE 7、ANA VALUE TRANSIT、ANA VALUE TRANSIT 7、ANA VALUE TRANSIT 28、ANA SUPER VALUE 21、ANA SUPER VALUE 28、ANA SUPER VALUE 45、ANA SUPER VALUE 55、ANA SUPER VALUE 75、ANA SUPER VALUE SALE | 出発予定日+30日の範囲内で変更可能 <変更は1回限り> |
筆者の札幌はANAのプレミアム株主優待割引でした。
変更後日程で復路は株主優待券の有効期限内でしたが、当初予約から1年間を超えているので取り直しになりました。
往路はそもそも株主優待券の期限外でしたので、別の有効な優待券で取り直しました。
宿探しの注意
もう一つ気をつけなければならないのが宿の予約。
宿は予約に際し必ずキャンセル無料の宿・プラン・予約サイトを利用すること。
筆者がよく使うのはBooking.comで次がYahoo! Travelです。
どちらも検索条件にキャンセル無料を入れて探すことができます。
キャンセル無料の宿でもプランによりキャンセル料が発生するプランも混じっていることが多いので注意してください。キャンセル無料の期限も当日までというゆるいものもあれば、数日前とか一週間前とかもっと前というものもありますので、こちらにも注意しましょう。
そして、キャンセル限界日をカレンダーにマークしておきましょう。
まとめ
コロナ特別対応でのJALやANAの予約変更は航空券の種類により予約変更可能な期間が異なる。
宿は予約の際に必ずキャンセル無料といつまでにキャンセルすれば無料なのかを確認してカレンダーにメモっておく。