JALが7月末までの限定でFLY ON ポイント2倍付キャンペーンを開始しました。これを使えば最短4日でサファイアの条件達成も可能です。今だからできる4日でサファイアの条件達成できるJGC修行を紹介します。
・JALのキャンペーンを活用して4日でサファイア獲得する修行ルートの紹介
・羽田-那覇1日4レグ実行時の保安検査エラー回避策
JGCサファイア獲得に使えるキャンペーン
2022年初回登場で5,000FOPが貰える
2022年 JALカード会員限定 初回搭乗 FLY ON ポイントボーナスキャンペーン
https://www.jal.co.jp/jp/ja/121campaign/2022/flyon-jalcard/
- 期間:2022年1月1日~12月31日
対象:JALカード本会員/家族会員
登録:本キャンペーンは登録が必要です。
対象路線:JALグループ国内線、JAL国際線
対象運賃:JMBマイル積算対象運賃
こちらは事前登録必須ですので、未登録の方は今すぐ登録しましょう。
FLY ON ポイント2倍になる
国内線 FLY ON ポイント2倍キャンペーン
https://www.jal.co.jp/jp/ja/121campaign/2022/dom-flyon-wpoint/
期間:2022年6月8日~7月31日
対象:JMB会員
登録:事前登録不要で自動付与
対象路線:JALグループ国内線(一部路線はさらに500FOP加算)
対象運賃:JMBマイル積算対象運賃
国際線は9月末まで同様のキャンペーンがありますが、まだコロナがらみで結構厄介なので今回は省略します。
搭乗ボーナスFLY ON ポイントは2倍にはなりませんのでご注意ください。
キャンペーンFOP =(フライトマイル X 換算率)X 2 + 搭乗ボーナスFLY ONポイント
JGCサファイアへの近道
通常必要なFOP:50,000FOP
初回搭乗キャンペーン:5,000FOP
差し引き45,000FOPが必要
2倍キャンペーンを使えば、7月31日までで通常の半分程度の搭乗回数で解脱できる。
鉄板は那覇/石垣ルート
できるだけ少ない回数で、できるだけFOP単価が安いものを探しましょう。
コロナの状況は時期的に台風などを考慮し、変更可能であり取消/払戻も可能な運賃である往復割引と株主割引に限定しました。
FOP2倍キャンペーンで得られる往復でのプレミアムポイントと運賃
FOPと運賃(往復合算)
羽田発着の石垣および那覇路線で7月12日を仮定して調べました。残席データは6月17日夜の時点です。
目的地 | クラス | 2倍付の 往復FOP | 運賃種別 | 往復運賃 | FOP 単価 | 残席 |
石垣 | ファースト | 15,488 | 運賃1/往復割引 | 157,840円 | 10.2円 | △ |
石垣 | ファースト | 13,040 | 運賃4/株主割引 | 100,540円 | 7.7円 | X |
石垣 | 普通席 | 10,592 | 運賃1/往復割引 | 133,840円 | 12.6円 | ○ |
石垣 | 普通席 | 8,144 | 運賃4/株主割引 | 76,540円 | 9.4円 | ○ |
那覇 | ファースト | 12,608 | 運賃1/往復割引 | 120,220円 | 9.5円 | △ |
那覇 | ファースト | 10,640 | 運賃4/株主割引 | 78,120円 | 7.4円 | X |
那覇 | 普通席 | 8,672 | 運賃1/往復割引 | 96,220円 | 11.1円 | ○ |
那覇 | 普通席 | 6,704 | 運賃4/株主割引 | 54,120円 | 8.1円 | ○ |
時間はないがお金がある人におすすめのコース
お金があれば、正規運賃か往復割引で羽田-石垣を3往復するだけでサファイア達成になります。それでもFOP単価は10.2円/PPなので国内線としては未だかつてないレートです。
これならゆとり旅の日帰り3回で達成、旅費はおよそ48万円です。
全部ファーストクラスのゆとり旅ですが、羽田-石垣線は1日2往復しかなくファーストクラス設定がない便があります。
コスパは最高だけど競争が激しく予約が取れないコース
一番コスパが良いのは、羽田-那覇をファーストクラスの株主割引で往復することで、これだと7.4円/FOPになります。
羽田-那覇のファーストクラス(株主優待)はすごい人気で、調査した7月12日の那覇は全席満席で予約不可です。
次が羽田-石垣をファーストクラスの株主割引での搭乗で7.7円/FOPとなります。こちらも調査した7月12日の石垣便のファーストクラス(株主割引)は満席でキャンペーン期間は絶望的です。便数が少なく1日2往復でさらにファーストクラス設定がない便もありますので、観光には良いですが修行として使うのは現実味に欠ける傾向があります。運良く空席があれば取るくらいでいいでしょう。
少し高めになるけれど搭乗回数が比較的少ないコース
少ない回数を優先するのであえれば、那覇でファーストクラスの往復割引です。
4回往復すればお釣りがきます。3回往復だと不足は7,176FOPですので、那覇を普通席往復割引で1往復すればOKです。
1往復で6,704FOPとなりますので7月末までに7往復となります。那覇タッチの日帰りは楽勝ですが、ちょっと日程的に厳しくて週2回飛ぶことになります。
★おすすめ:予約を取りやすく4日でサファイアを獲得できる1日4レグコース
羽田-那覇を普通席の株主割引で8.1円/FOPで、おそらく一番取りやすいと思います。
便数も多く株主割引なので変更も無料であり他の割引運賃のように制限を受けません。
比較的予約が取りやすいので、那覇タッチを1日2回行うことができます。
JL903 | HND(07:30) | OKA (10:10) | 株主割引 | 27,060円 |
JL904 | OKA(11:10) | HND(13:40) | 株主割引 | 27,060円 |
JL919 | HND(14:50) | OKA(17:25) | 株主割引 | 27,060円 |
JL918 | OKA(18:25) | HND(20:55) | 株主割引 | 27,060円 |
FOP合計 | 13,408FOP | 合計料金 | 108,240円 |
- 朝7時30分なので前泊不要になる人は多い。
株主割引で変更自在で無料なので、万一台風とかで危なくなっても大丈夫。
羽田帰着も21時前なので余裕で自宅に戻れる。
1日得られるFLY ON ポイントは、13,408FOPとなりますので、3日やれば40,224FOPで4,776FOP不足。
7月末までであれば、あと1往復、合計では7往復でOK.最短4日間でサファイア解脱できます。
費用は378,840円。1日2往復するので空港までの往復や食事などの付帯費用も削減できます。
羽田空港第1ターミナルと那覇空港は降機客と搭乗客がごちゃまぜですので、制限エリア内で乗り継ぎができますから、一旦一般エリアに出て混雑する保安検査を再度通る必要がありません。
・チェックインでは、1回で4区間分の搭乗券が発券できるので搭乗券を出してもらい、後述する理由により絶対にタッチ&ゴーは使ってはいけません。
このコースの注意は同一空港で1日複数回の搭乗があることです。現在のJALのシステムは同一空港で複数回の出発があると保安検査でエラーになり通過できません。
★同一空港で1日複数回の出発があるときの保安検査エラーについて
おすすめコースのポイントは、一般エリアに出ることなく07:30〜20:55まで全て制限エリアと機内で過ごすことが可能であり、そうしないと乗り継ぎが厳しいコースです。
筆者がJGC修行で経験した保安検査エラー問題については以下の記事を参照してください(必読です)。
このコースは1日で羽田から2回、那覇から2回出発します。
同一空港から1日複数回の出発があるときは保安検査でエラーになり通過できません(JALの場合)。
エラーになるのは一回目の羽田出発便と一回目の那覇出発便(1回目の那覇到着後一般エリアに出た場合限定)だけです。二回目の往復ではエラーになりません。
- 最初の羽田チェックインは必ず有人カウンターで4区間分全てチェックインしてもらう。タッチアンドゴーでは保安検査でエラーになり通過できない。
- 最初の羽田での有人チェックインでは「保安検査場特別通過証」を発行してもらい、保安検査では搭乗券とこの保安検査場特別通過証を係員に渡して通してもらう。
- 保安検査場で発行されるレシートには、4枚・4区間分のものが出てくるので無くさないように注意。
- 羽田は広いし混雑するので2回目の羽田では絶対外にでないこと。外に出ると間に合わない。
- 那覇も時間帯により保安検査が混雑するので、外へ出ないのが望ましい。
このコースのように乗り継ぎが全て制限エリア内で済ませる場合は、最初のチェックインで4区間分全てチェックインして貰えばOKです。そのほうが制限エリア内の乗り継ぎカウンターでチェックインする手間がありませんし、乗り継ぎカウンターが列になっていて間に合わない事態も回避できます。
ただし、上記のような同一空港で1日複数回の出発がある場合は、JALでは保安検査でエラーになりますので事前の対策(上記)が必須です。
なお、上記料金にはチケットショップで購入する搭乗回数分14枚の株主優待券を含んでいませんのでご注意ください。
まとめ
JALが7月31日までの限定で、FOP2倍付けキャンペーンを行う。
初回搭乗キャンペーン併用で45,000FOPでサファイアの条件を達成できる。
最短の日数・予約も取りやすい・万一の台風接近などでも予約変更自在の株主優待利用で、1日2往復x3回、1往復を1回の最短4日でサファイアの条件達成となり、株主優待券購入費用を除き約38万円で達成。
同一空港から1日2回以上出発する場合は保安検査でエラーになり通過できないので対策が必要。