前回
ビジネスきっぷ
JMBステイタス獲得を目指して、いわゆる修行する人たちに人気があるのは、先得ではなくボーナスFOP400が着く特便割引のようです。そして修行している方のブログでも滅多に見かけないのがビジネスきっぷですね。
- JALカード会員のみ購入可能(支払いはJALカードのみ)
- 区間マイルは100%
- 2区間1組で発券。往復に使うなら復路はオープンにすることも可能
- 当日でも予約変更可能
- 普通席・クラスJ・ファーストクラスの各々にに適用できるビジネスきっぷがある
羽田-那覇線でのビジネスきっぷは48,990円とお高いのですが、日にちや曜日によってはFOP単価にすると意外にも対して高くない場合もありますし、ファーストクラスで特割はとれなくてもビジネスきっぷなら空きがあることも多々あります。
なんといっても、先得・普通席で羽田-那覇だと1区間1,476FOPしか獲得できないのに、ビジネスきっぷならその二倍以上の3,352FOPを獲得できます。すなわちステイタス達成までのフライト数を激減させることができます。
料金種別と予約クラスによるFOP単価
実際に見てみましょう。飛行機の運賃はそれを調べた日と搭乗する日(あるいは曜日)により大きく異なります。下記の例は8月30日に調べた10月5日(金)の運賃例です。
この表をよく見てください。羽田-那覇のファーストクラス・ビジネスきっぷのFOP単価は繁忙期でも閑散期でもどの時間帯でも運賃固定のため、14.62円/FOPです。そして得られるFOPは3,352。
このFOP単価を各クラス・各運賃のFOPにかけていくと、それらのクラス・運賃でこれ以上安くないならば、ファーストクラス・ビジネスきっぷのほうが安いという結果になるものです。FOPはシーズンを通して固定ですから、一番右列のボーダー価格はいつでも参考にできます。
たとえば、羽田-那覇の普通運賃先得では1,476FOPが付与されますが、ボーダー価格は21,572円。すなわち普通運賃先得では、21,572円より高いならばビジネスきっぷのほうがお得ということです。
この例で、羽田-那覇をみると、ファーストクラス・ビジネスきっぷのレートが良いので、普通運賃の特便割引やビジネスきっぷは損なのです(あくまでこの例ではということに注意)。
いかがでしょうか?
ビジネスきっぷも捨てたものではありませんよ。この日しか使えない!というとき、特に日帰りで那覇往復して稼ぎたいときは、運賃判断にこの表が役に立つと思います。特に二ヶ月前ジャストじゃなくて、来週!なんてときには安い運賃はないに等しいと思うので、この表で確認してビジネスきっぷを買うのも手です。
ビジネスきっぷならファーストクラス7往復で45,000FOPを突破しますので、最速7日間でサファイアを獲得できますね(笑)。
とりあえず一連の事前情報はこれで一旦終了です。
長い間おつきあいいただきありがとうございました。