SFC修行を初めて、そのあれこれを動画で撮影してYouTubeのチャンネルに上げています、というか上げ始めたばかりです。
動画撮影とマイク
私が屋外で使うのはこれです。
当然、これ単体ではしゃべりがうまく録れないので、おのずから外部マイクか音声別撮りになるわけで、まだまだ鋭意試行錯誤中です。
今、持っている音録り(屋外)道具はこれ。
SONY ECM-CS10
写真は、Amazonで内径10mmのウィンドジャマーを購入し装着している状態です。標準ではウィンドジャマーは付属していません、オプションとしても存在しません。なぜだ?
クリップ本体とマイクを挟む部分は自在に回転します。便利ですが、一方でケーブルに引っ張られて予期せぬ向きにマイクが向いてしまうことがあります。
ケーブルは周囲はビニル被覆ではなく布っぽい被覆で扱いやすいです。ですが、長さは1mでX3000につけて撮影していると微妙に短い時があります。
音質は、ちょっとカリカリして高音強調とも言えるタイプでやや耳障り。
ステレオマイクのため、首元や襟のつける場所・向きによっては話者の声が左右に偏ってしまったり、左右に動いたりして気持ち悪い時がある。ピンマイクで自分の声をとるなら、むしろモノラルのほうがよいのでは?と思います。
audio-technica AT9904
YouTuberさんの間の定番ピンマイクだそうです。小さなウィンドジャマーがついてますが、そのままだとすぐ取れてなくなってしまいそうなので、両面テープでとめています。多分、とめておかないと気づいたらなくなっているパターン。
SONY同様にクリップ本体とマイクを挟む部分は自在に回転します。便利ですが、一方でケーブルに引っ張られて予期せぬ向きにマイクが向いてしまうことがあります。
ケーブル長は1.2mでちょうど良い長さ。
今回比較した4種の中でもっともレベル(音量)がでかい。何もせずにX3000につけて普通にしゃべり、Adobe Premiere Pro CC 2019に取り込むと、メーターがレッドゾーンに突入することたびたび。しかし、そこで歪むようなことはなく、むしろ聞き取りやすい音声をきちんととらえてくれます。普通の音量では話せないようなところ(カフェや航空会社ラウンジなど)でひそひそ声でもしっかりとらえてくれます。
音は低音よりですが聞き取りやすくいい感じ。音量調整すれば聞き取りやすい。
TASCAM DR-10L
ピンマイク付きのリニアPCMレコーダー。メディアはmicro SD対応。標準で小さなヘッドのピンマイクがついていて、プラグ部分は脱落防止のためのスクリュー(ネジ)方式になっている。
電源は単4乾電池または単4エネループ系の充電式電池。これは先日の記事で取り上げました。
電池であることのメリット・ディメリットは上記の記事にあります。
なんといってもメディア内蔵固定ではないのが良い。親切に4GBのmicro SDが付属しています。というか、最初から装着済み。
なんといってもデュアルレベル同時録音が失敗を防ぎます。さきのスクリュー式マイクプラグや、うっかりオフにならない構造のスイッチなど、録音失敗を極力防ぐような工夫がされています。プロとは言いませんが、おもちゃ的遊び録音ではない、そこそこ業務系録音を意識しています。
音は人間の音声に最適化されているのか、聞き取りやすい。
SONY ICD-TX650
文字通りのICレコーダーです。いわゆるボイスレコーダー系。ただし非圧縮のリニアPCM録音が可能。容量は16GB固定でLPCM 44.1kHz/16bitならば24時間15分、MP3 192kbpsなら178時間録音可能です。
電池は録音時でLPCM 44.1kHz/16bitならば約12時間、MP3 192kbpsでは約15時間。充電はmicro USB経由で一般のモバイルバッテリーなどから充電可能で、約3分の充電で約1時間の録音ができるという急速充電対応。充電しながらの録音も可能なので、大容量のモバイルバッテリーを使えば、最長時間まで録音も不可能ではないです。
操作系は良くも悪くもWALKMANそのもの。WALKMANの操作を知っている人ならすぐに操作できます。
音質はDR-10Lをさらにかまぼこ型にした感じで、音声として明瞭度は高いのですが、音質イマイチ感は否めません。ただし、シャツの胸元やポケットにさしているだけで良いので、ピンマイクのような存在感は皆無です。下手すれば録音機であることすらバレないかも。
なんといってもコードも何もないのはすごく使いやすい。一方でさしたままオンオフするのは結構大変で結局つけ外しが必要となり大差ないのかも。
航空YouTuberのおのださん愛用です。
DR-10Lと以下の記事で比較しています。
音質比較
小生の声で恐縮ですが、YouTubeに音質比較をあげてあります。
まとめ
単体ピンマイクなら音の聞き取りやすさと音質でAT9904のほうがいいと感じました。今後はAT9904の出番が多いでしょう。
ICD-TX650とDR-10Lは一長一短。全体的にはDR-10Lのほうがマイクが小さく目立たない、音質は人間の声に最適化されているのでしょうけれど、帯域の狭さは感じにくいし下手な強調もありません。非常に明瞭。録音スタートストップもむしろ小型のユニットをベルト装着できるので帰って便利かもしれません。
と、こんな感じでしょうか。