この記事では、ANAステータスで最高レベルと言われるダイヤモンドよりさらに達成条件が厳しいミリオンマイラープログラムについて紹介します。
ANAのミリオンマイラー
先日の記事「JAL:生涯にわたり特典を受けられるJGC Five Starとは?」ではJALのミリオンマイラープログラムであるJGC Five Starについて紹介しました。
今回はANAにも同様のプログラムがあるので紹介します。
ANAの場合は「ライフタイムマイル(LTマイル)」ということでANAマイレージクラブ加入以来の総飛行距離で決まります。
50万、100万、200万、300万、400万LTマイル毎にバゲッジタグがもらえます。たかが、バゲッジタグ、されどバゲッジタグ。
ちなみに、私の場合はANA歴のほうがJAL歴より浅いのでたったの2万1千LTマイルしかありません(笑)。
ミリオンマイラー特典
特典1:一生「ANA SUITE LOUNGE」が使える(200万LTマイル以上)
JALの場合は普通のサクララウンジでしたが、ANAの場合は上級ラウンジであるANA SUITE LOUNGEを生涯にわたり使えることになります。(スターアライアンス便搭乗時は利用不可)
ANA SUITE LOUNGEって?
私が経験で紹介できれば良いのですが、あいにく入る資格がない・入る資格あるクラスで搭乗したことがないので、ANAオフィシャルサイトでの紹介があります。
ANA SUITE LOUNGEを使えるのは、
- ダイヤモンド会員
- ミリオンマイラー(200万LTマイル以上)
- ファーストクラス搭乗者
- ANA SUITE LOUNGE利用券利用者
(8万PP達成したプラチナ会員、ダイヤモンド会員特典が貰え、所有者名が印刷されており転売不可、転売がバレたら利用者・所有者ともに即座にANAマイレージ会員資格抹消です。同行枠が一杯になって子供一人あふれちゃうような時に利用できます)
に限られます。
ANAのファーストクラスは、ANA運行便だと北米とヨーロッパのみ運行していますが、シンガポール航空とのコードシェア便でシンガポールに飛んでいます(座席はシンガポール航空のファーストクラス)。
ちなみにワシントンDCの直行便料金を調べてみると、来年4月のある日で往復約230万円(飛行時間は往路12時間40分、復路15時間と長いので価値はあります)。シンガポールで同条件でおよそ98万円。まあ、現実的じゃ無いです、これはマイルで特典航空券で乗りましょう。
特典2:マイル有効期限が生涯にわたり延長(100万LTマイル以上)
これもJGC Five Star同様にプチ美味しい特典です。
とはいえ、たくさん搭乗される方は溜まるばかりのマイルを使いきれないというなんとも羨ましい話であります。
ホテル宿泊に使うとか、ANA Selection特典で品物に交換するとか。
特典3:スーパーフライヤーズカード(SFC)への申し込み(100万LTマイル以上)
え?って感じですよね。
100万LTマイルに到達するくらいですから、当然途中過程でプラチナになっているわけで、その時点でSFCに申し込めます。
あえていうなら、SFCはプラチナ・ダイヤモンド以上のステータスが付与されている期間のみ申し込めます。プラチナ・ダイヤモンドが失効しちゃうとただの人になるので申し込めません。
しかし、50万LTマイルあれば、それは生涯有効になるので生きてうちならいつでも申し込めるってわけ。
正直なところ、どうでもいい特典です。
まとめ
特典的には決してダイヤモンドの上ではない。予約時・搭乗時の特典でダイヤモンドの上にある資格は一般公開されている範囲では存在しない。
ANAのミリオンマイラープログラムとJALのJGC Five Starの特典は似て非なるものです。
一番大きな違いは使えるラウンジ。JGC Five Starではサクララウンジしか使えません(そのかわり2親等以内の親族を同行招待できる)が、ANAは200万LTマイルとハードルが恐ろしく高いですが、生涯にわたりANA SUITE LOUNGEを利用できます。
マイル期限の延長は100万LT以上からとなる。無いよりはいいかな、程度。
スーパーフライヤーズカード申し込み特典、これはもうどうでもいい。普通プラチナ達成時点で作るでしょう。
というわけで、200万LTマイルに達成すれば生涯にわたりANA SUITE LOUNGEが使えるようになります(ANA便利用時のみ、スターアライアンス便不可)。