動画、特にVLOGで重要なのは環境音とトークの音声が綺麗に取れていることです。カメラだけとどうしてもトークが綺麗に録れません。解決策はカメラに外付けピンマイクをつけるか、別撮りでレコーダーとピンマイクでカメラ音声とは別に録るか。那覇往復した際に本格的にTASCAM DR-10LというリニアPCMのICレコーダーを音声別撮り用に使いました。
TASCAMとは?
ポケットサイズの電池駆動のPCMレコーダーで、速い話がICレコーダーですが、そもそもTASCAMってどんな会社?実はオーディオファンなら知っている「TEAC」です。
設立:昭和28年(1953年)8月26日
本社:東京都多摩市
DR-10Lの外観と仕様
レコーダーですがマイクは内蔵しておらず、話者の胸元につけるラベリアマイク(ピンマイク)が付属しており、音声だけを収録します。
カメラではカメラマイクで音と映像を一緒にとっておき、編集の際にDR-10Lの別録り音声を合わせます。カメラマイクだとどうしても人の声がぼやけたり雑音に埋もれたりします。
価格:24,100円(発売時)
録音フォーマット:WAV(44.1/48KHz、16/24bit)、MP3(44.1/48kHz、24bit)
ビットレート:録音128/192kbps
入力:3.5mm TRSミニジャック(スクリューロック)
出力:3.5mm ステレオミニジャック(デュアルモノラル出力)
内蔵マイク:なし(ラベリアマイク[ピンマイク]付属)
USB:USB2.0
電源:単4電池1本(アルカリ、NiMH、リチウム一次電池)、USBバスパワー
連続録音時間:10時間(EVOLTA)、8時間(eneloop)
メディア:microSDHCカード(4GB ~ 32GB)
サイズ:52 x 55.6 x 24.4mm
重さ:63g(電池込み)
DR-10Lの感想
良かったこと
- 何と言っても話者の声をかなりクリアに撮ることができる。
- 音質はSONY ECM-CS10をSONY アクションカム FDR-X3000につないだときほどキラキラせず、audio-technica AT9904を繋いだ時ほどモゴモゴにこもらず、人の声としてちょうど良い感じでした。
ラベリアマイクで人の声を録るという性能においては全く問題を感じませんでした。さすが専用録音機だけのことはあります。
悪かったこと
- 電池の使い勝手がいまいちよろしくない。
単4のeneloopを使いましたが、1日使って(もちろん丸一日回しっぱなしではないです)半端に残るのですが、それを翌日につかうと途中で電池切れ明らかなので交換用の充電済みeneloopに取り替えなければならない。 - 前述に理由により、予備eneloopをたくさん持つか、eneloop充電器を持たなくてはいけない。
- アルカリ電池にしても同じで、翌日途中で電池切れを避けるためには朝新しい電池に取り替えねばならず、半端に残量が残ったアルカリ電池がどんどん生まれてしまう。
これが、リチウム二次電池で最低でもSONY ICレコーダー TX650のように連続12時間、かつ急速充電対応とかになると楽なんですよね。すごく楽になる。なぜならスマートフォンの充電器があるのでそれを使って夜のうちに充電ができます。
旅先では、いつもスマホ2台、デジカメ(SONY RX100M5A)、Apple Watch、ビデオカメラ(SONY アクションカム FDR-X3000)を夜の間に充電するの必要な充電器を持ちますのでそれらと同じように扱えれば簡単なのですが。
どこでも手に入る乾電池対応というのが良いと思って買ったのですが、今となってはどこでも充電できるリチウムイオン電池タイプのほうがいいような気がします。
まとめ
電池運用の面で不満はありますが、それ以外はとてもいい。あやまってマイクプラグが抜けることもない、マイクは非常に小型で胸につけても目立たない、人の声をクリアに心地よい感じで録れる、誤操作防止のパワー・録音スイッチなどいいところばかりです。
当面、音別撮りならTX650よりこちらかな。