おじさんシンガポール一人旅の最後は帰国便の話
チャンギ国際空港 Terminal 2
前回、シンガポール弾丸旅行で来たときはシンガポール航空利用で、Terminal 2に到着し帰国便はTerminal 3からの出発でした。
今回はANAですので到着・出発ともにTerminal 2となります。
私が乗る便はNH842便で11時出発になりますが、早めにホテルを出たので空港に着いたのはチェックイン開始となる8時より前でした。しかし、チャンギ国際空港ではアーリーチェックインができます。これはANA専用ではなく航空会社共通のようでRaw9にアーリーチェックインカウンターがありますので、ここでチェックイン。ちなみにANA専用ではないのでアップグレードとか通常のチェックインではないことはできないようです。
上の写真がRaw9の表示です。
アーリーチェックインカウンターです。ガラガラというか誰も客がいません。
チェックインして荷物を預けてボーディングパスを貰ったら、ランドサイド(一般エリア)には用はないのでとっとと出国手続きをします。
チャンギ国際空港では保安検査は各登場ゲートの手前にありますので、出国時に保安検査はありません。
出国手続きを経て入ったエアーサイド(制限エリア)で私がやりたいことは4つ。
- TWGの紅茶を買う
- ばら撒き土産用のネスレのチョコを買う
- シンガポールの歴史本(英語でよい)みたいなやつがあれば買う
- Terminal 2のSilver Kris Loungeで休憩と軽食
TWGの紅茶
チャンギ国際空港のエアーサイドは広くて、目的の店を探すにはフロアマップを見るのが一番手っ取り早いのですが、そのフロアマップを探すのにうろうろ(笑)。ようやく発見して紅茶を3種購入。
- SINGAPORE BREAKFAST
- CHAMOMILE
- ROYAL DARJEELING
2つめのCHAMOMILE(カモミール)は厳密には紅茶ではないかもしれないですが、Rendezvous HotelのクラブフロアラウンジでTWGのカモミールを飲んで気に入ったので購入。
ばら撒き土産用のネスレのチョコ
申し訳ないのですが、シンガポール製のクッキーやチョコってあまい美味しいイメージがなくて。前回のシンガポール弾丸旅行で買ってきたネスレのチョコレートがとても美味しかったので、ここは鉄板のネスレ。
中にミントのクリームが入ったミントチョコ。81個入りで2つかうと割引になって2袋でSG$60でした。
シンガポールの歴史書
空港にある書店って書店専門じゃなくて土産物屋も兼ねているところが多くて、さすがに天下のチャンギ空港でもあまり大きな書店はありませんでした。
シンガポール博物館のミュージアムショップとかのほうがいいかもしれません。結局、目指すものはなくて、こちらを購入。
読み物というよりは、どこから開いてどこを読んでもOKなやつ、ほれ、よくあるでしょう「京都の謎100」とかいった風な、トリビアや逸話などを集めやつです。
あとから気づいたのですが、Amazon.co.jpでKINDLE版が450円と格安で買えたのでした。まあ、でも、この手の本は書籍タイプのほうがいいのですけどね。KINDLEだとどこから開いてもってのができないので。
調べたらこんなのがありました。日本語ですけどよさげ。
他にも結構ありますね。まずは上記のものを読んでみましょうか。
Silver Kris Lounge
前回はTerminal 3のSilver Kris Loungeを利用しまして、時刻は20時ごろからでした。まあ、この時間帯のラウンジは激混みで文字通り相席で満席になりました。、
今回はTerminal 2で朝8時半ごろというのもあってさすがに空いていました。夜だとかなり待たなければいけないシャワールームも誰も使っていないのです。(朝なので私も使いませんでしたが)
Silver Kris Loungeのシャワールーム。非常に綺麗になっていました。
アメニティは最小限。
青い液体はマウスウォッシュ、そこから時計回りに歯ブラシ、髭剃り、シェービングクリーム、櫛(青い縦長のケース入り)、紙コップ。中央の透明瓶はなんだかわかりませんでした。持ち帰りを防ぐために一人分の最小限しか置いてありません。
トイレにはハンドシャワーがついていました。
シャワーブースは多くはなくてトイレに混じって?3箇所くらいしかなかったように思います。T3よりT2のラウンジのほうが狭いのでシャワーブースもそれにあわせてということでしょうか。
朝はホテルで食べてきていますし、昼過ぎにはビジネスクラスの機内食が出ますので、つまむ程度にしておきました。あまりメニューは多くなかったような記憶があります。Rendezvous Hotel 1FのStraits Cafeの朝食ビュッフェのほうがはるかに種類が多いです。
NH842便
1H席
いよいよ帰国便への搭乗です。帰りの席は一番先頭。
1Hの席です。スタッガード配列の最前列なので前席の背中部分が存在しないので物置になっています。
乗るまでは、いいじゃん、いいじゃん、物置あるし、と思っていましたが、実際に乗ってみるとあまり置くものがない。バッグなどはおけない(置いてはいけない)ので、使わないベッドパッドとか羽毛掛布団とかくらいしかありません。
うーん、このスペースは正直言って活用できませんでした。
昼食
楽しみなのが機内食、なんせビジネスクラスですから。往路は洋食を予約しましたが、復路は和食を予約しておきました。
アミューズ(上の写真)
- クルミ アーモンドとレーズン
- チーズグリッシーニ
- 帆立貝のグレモラータ添え
前菜(上の写真、中央の皿)
- 胡麻豆腐
- 穴子八幡巻き
- 鶏松風
- 磯巻き玉子
小鉢(上の写真、左上の皿)
- 茄子と青梗菜の肉味噌掛け
酢の物(上の写真、右上の皿)
- 蛸と胡瓜の酢の物
主菜(上の写真)
- 白身魚の大根おろし餡[140 kcal]
御飯
- 御飯、味噌汁、香の物
デザートはフルーツをいただきました。
和食なのでステーキのような満腹感はないのですが、繊細な味付けで美味しかったですよ。
軽食
羽田到着2時間ほど前に、往路同様にそらとん(一風堂ラーメン 空の上のとんこつ)をいただきました。
フライトの感想
機材は往復ともに787-9で同じシート配列でした。シンガポール航空もそうですが、やはりスタッガード配列というのは、いつでも隣を気にせず席を立てるのがとてもいいと感じます。
邪魔するのが嫌なら通路側を取れば良いということで、ナイトフライトのときで2人掛けとかだと通路側をとるようにしますが、正直なところ寝ているのを起こされたくないというのが本音です。もちろん窓際に座った時は邪魔することになるのでお互い様なのですが。
そういう意味では長時間フライトは2人掛けであればカップルで行くのが一番です。友達同士でもいいですが、まあ、でも気を使いますよね。親子とか夫婦がよろしいようで、これが一人旅の難点です。
シンガポール旅行全体の感想
いくら年中暑いといっても多少の季節差があるシンガポール。この時期でも行ったら暑くて参ったという人は少なからずいます。
まあ、暑くないといえば嘘になりますし、朝などホテルから出たらメガネが曇りましたので湿度も朝方はそこそこ高い。しかし、近年の8月の東京に比べたらもう天国です。だって33度とかでしょう?東京なんか38度超えますよ、ピークは。
街としては全体的に治安が良いですし(日本と比べちゃいけません)、地下鉄のMRT(Mass Rapid Transit)は清潔で時間が正確です、まじで正確。バスは市街地は網の目のように走っていて、Google Mapsで現在地と目的地を入れれば乗るべき交通機関と所要時間がわかるのですが、次の電車・バスの待ち時間まで示してくれて、結構交通量が多い割にはバスはその時刻通りに来るんです。これはもうびっくり。東京のバスが時間通りには来ないのとは対照的です。さらにシンガポール版SuicaのNETS FlashPayがあればもう大丈夫。
好きになりました、シンガポール。
ANAのプラチナステイタスもとったので、今度はさすがにビジネスは勿体無いので、足元の広いエコノミー席(上級会員以外だとブロックされていることが多い)かプレエコで行ってみようと思います。宿は、ちょっと「¥」がかさみますがRendezvous Hotelのクラブフロアがいいな。
シンガポールファンになりました!まだまだ、行っていない博物館もたくさんあるしね!次回は秋?来春?
お楽しみに!