この記事では、ネットでは有名な伊丹空港職員食堂で一般利用も可能なオアシス(OASIS)について、2019年7月時点最新の行き方を紹介します。
前置き
別に職員食堂を使わなくても、空港にはたくさんレストランがあるでしょう?
その通りです。
が、しかし、空港飯は高いです。1,000円でお釣りが来て満足できる一般の空港レストランなんかほとんどないでしょう。下手すると高いだけで少なくてまずいなんてのもあるしねぇ。
なので、一般利用できる空港職員食堂です。
オアシス(OASIS)とは?
中規模以下の空港の一部には一般人も利用可能な空港職員用食堂があります。
- 那覇空港の空港食堂(これは超有名で普通に一般エリアにある)
- 中部国際空港(セントレア)の黒潮(免許証など身分証提示と記帳が必要)と管制塔食堂
- 松山空港3FのSolaダイニング
- 大阪国際空港(伊丹)空港のオアシス(OASIS)
他にもあるかもしれませんが私が知っているのはこの程度。
オアシス(OASIS)の運営は株式会社朝日エアポートサービスという会社です。略称はAASで大阪国際空港での機内食の調製・搭載業務、空港内南ターミナルのお土産店「at SHOP」の運営、空港内南ターミナルのカフェ「at」の運営、展望デッキ(4F)の「タリーズコーヒー」の運営などを行なっています。そして「オアシス(OASIS)」も株式会社朝日エアポートサービスの運営となっています。
大阪国際空港そのものは、関西国際空港(KIX)と神戸空港とともに関西エアポート株式会社により運営されていますので、株式会社朝日エアポートは前述のような施設の運営を受託していると思われます。
関西エアポート株式会社ですが、株主はオリックス株式会社が40%、ヴァンシ・エアポートが40%だそうです。え?ヴァンシ・エアポート?フランスの空港運営会社だそうです。
オアシスの利用対象者
基本的には大阪国際空港に勤務している各社職員ですが、実は一般の空港利用者も利用することができます。
株式会社朝日エアポートサービスのホームページにひっそりと店舗紹介とマップが載っています。
上記リンクで開くベージ中程に大阪国際空港があり、その中にオアシスの説明があります。
マップまでありますのでご覧ください。このブログに勝手に転載するのは著作権法に抵触する可能性がありますので、興味のある方はご覧ください。
行き方はこの後説明します。
ただし利用する上での配慮すべきマナーもあります。
空港職員用の福利厚生施設を一般利用者にも解放しているだけであり、空港職員の利用が優先です。できれば職員のランチタイムは避けて空いている時間帯に利用するようにしてください。
オアシスへの行き方最新情報
ようやく行き方です。
場所は1Fで、北ターミナル(JAL側)と南ターミナル(ANA側)の間の中央ブロックです。
目印は1Fにあるローソンです。
後ろを振り返ると3番バス停です。
左を見るとエスカレータがあります。
ちょうどこういう眺めのところに行ってください。
いかにもここから先は入っちゃダメよオーラがだだよっていますが、何も書かれていませんので、ここを入ります。
私が行った時(2019年7月)はまだターミナルがリノベート工事中なのでこうなっていますが、本来右側の工事区域はありません。
この工事用のアコーデオン壁?に沿って、水色つなぎのお兄さんが歩いているところをまっすぐ行きます。
工事用エリアがなくなっている時は、適当に渡らずに道路に沿って歩道を歩いてください。空港内はきちんとルール・通行区分を守るのが鉄則です。
ちょっと見づらいですが、高さ制限の横にOASISの看板があります。
入るとすぐに「関係者以外対入り禁止」となった防火扉があります。OASIS利用に限っては一般人もとくにお咎めなしです。
入ると左側の壁にでかいOASISロゴがあります。
普通にフードコートの入り口みたいですね。
一般人が入っていいのはここだけ。間違ってもこれより奥には行ってはいけません。
メニューの一部。
左手にはカフェCiaoがあります。サンドイッチやお弁当などもあります。あとで出ててくるプリペイドのOASISカードもここで買います。
日替わり定食は和洋中の3種でどれも現金価格700円。
これはこの日の日替わり洋食定食。
こちらは和食。
そして中華。
がっつり食べたい系の定番定食。
食券を券売機で買います。オアシスカードを使うと10%ほど安くなります。頻繁に伊丹に行って食事をする機会があるのならオアシスカードを使った方がお得です。
私は中華の辛味噌炒めをいただきました。
定食の場合は、ご飯(この時は白ご飯か雑穀米のどちらかです、おばちゃんがどっちにするか聞いてきます)、味噌汁と小鉢一品がついています。
味はなかなか良かったですね。
ただ、アアシスカード使って630円という価格、市価よりははるかに安いですが、職員食堂としてみた時はあまりやすさ感は感じません。まあ、こんなもんか、ちょい高めかもと感じます。
雰囲気はこんな感じ。テーブル席とカウンター席があります。写真右手後ろがテーブル席ですが、職員のお客様がいらっしゃったので撮るのは遠慮しました。
写真に写っているカウンターの右側にセルフでの水かお茶(温冷)のサービス、醤油や塩などの調味料があります。
私が行ったのは平日の13時半ごろで職員利用のピークも過ぎて、交代昼休みの方だけでした。他に子連れの一般客がいました(笑)。
空いている時間なら意外にゆっくりできます。100円でのセルフサービスコーヒーマシンもあるので、なおゆっくりできます。
私はカードラウンジ(LOUNGE OSAKA)でコーヒーをいただく予定だったので遠慮しましたが。
まとめ
- 中小空港の中には一般客も利用できる職員食堂がある(冒頭に記載)
- 一般エリアのレストランの半額以下でボリュームのある食事ができる
- 利用は職員優先、一般客は職員のピークを避けて利用すべし
- 大阪国際空港(伊丹)のオアシスは、1F中央ブロックにあるローソンの右側をまっすぐいって建物に入ったすぐ右の防火扉を入る。