この記事では、男女ユニセックスで使える斜めがけショルダーバッグで、スリ・置き引き対策がしっかりとなされているPacsafe Daysafe Crossbodyを豊富な写真とともにその特徴を紹介します。
Pacsafe Daysafe Crossbody
以前紹介したPacsafe Citysafe CS200
2019年7月23日の以下の記事で、Pacsafe Citysafe CS200というショルダーバッグを紹介しました。
このCS200は、以前紹介したトラベルオーガナイザーやリュックのように、ファスナー開閉部を南京錠でロックできるような強力なものではないですが、簡単にファスナーが開くことを阻止したり、生地にはメッシュワイヤー、ストラップにはワイヤーを入れて簡単に切って破られないようにしているところは同じです。
普段の通勤や外出に南京錠はちょっと大げさですからね(笑)
Pacsafe Daysafe Crossbodyの外観と内部
さて、本日の主役は「Pacsafe Daysafe Crossbody」です。
この面の外ポケットは下記の「Secured Zip Tab」で保護されます。
こちら側の外ポケットはオープンポケットなのでハンカチやちり紙などを入れておくのに好適かと思います。
内部は小さいオープンポケットとペン差しが2つ。写真左側のポケットがスキミング対策のRFID Safeです。右側のポケットにはよほど分厚くない限り文庫本が入る横幅です。
内部の反対側にはちょっと厚めの保護材が入ったポケットがあります。10.5インチのiPad Pro(ケース付き)がしっかりとはいります。大きすぎず小さすぎず取り出しは容易です。
側面にはペットボトルか折り畳み傘が入るポケットがあります。
Pacsafe Daysafe Crossbodyの防犯機能
このバッグのセキュリティ上の特徴は以下の通りとなります。
- RFID Safe — スキミングから守ります
- eXomesh Slashguard — 生地の中にステンレスワイヤーメッシュを内蔵し引き裂きや切り裂きによる中身の盗難を防ぎます。
- Carrysafe Slashguard Strap — ストラップにはステンレスワイヤーが内蔵されており切り裂きによる強奪を防ぎます。CS200はストラップ両側に2本ですが、このバッグは中央に1本です。
- Turn & Lock Security Hooks — CS200同様にストラップの片側が外れますが特殊な回転ロックにより簡単に外れなくなるので、柱などにストラップをからげてロックすることで、ちょっと目を離したすきでの置き引きから守れます。
- Secured Zip Tab — 側面ファスナーの持ち手を小さなループに通すことで、簡単に開けることができなくなりスリから守ります。
- Zip Clip — メインコンパートメントのファスナー(シングルファスナー)は、本体のクリップに固定でき、電車の中などで他人が簡単にファスナーを開けることができないのでスリから守れます。
これまで紹介したPacsafeと同等のセキュリティ機能です。先に書いたようにリュックやトラベルオーガナイザーとの差は、Zip ClipやTurn & Lock Security Hooksに南京錠を通せるようになっているかどうかですね。
基本的な防犯の仕組みは同じです。
RFID Safe
中ポケットの一つがRFID Safeです。写真ではわかりませんが、マジックテープで止まるようになっています。カード入れなどに最適ですが、長財布ははいりません。二つ折りなら大抵の財布は大丈夫でしょう。
eXomesh Slashguard と Carrysafe Slashguard Strap
残念ながらこれは外見からはわかりません。
これまで紹介したシリーズよりはワイヤーは細いようです。その結果としてあとで書きますが、非常に軽いです。
Turn & Lock Security Hooks
この写真の左側がストラップ、右側がバッグ本体です。
“unlock”と書いてある部分がありますが、これを操作することでフックがあかなくなり、ストラップが外れません。ロックを外してストラップを柱などにからげてから本体とストラップをとめてロックをすればOKです。
その場を離れるのはまずいですが、足元においていたバッグがおしゃべりに夢中になっているうちに無くなっていたなどということは防げます。
Secured Zip Tab
ドアップにしていますが、外側ポケットのファスナーの引き手(タブ)を縫いつけられているループに通します。
ただそれだけですが、簡単に気づかれずにファスナーを開けることはほとんど不可能に近くなります。自分でもすぐに開けられなくなるくらいですから….。
Zip Clip
このバッグのメインコンパートメントはシングルファスナーです。
引き手(タブ)の先には巨大な穴がありますが、これを右手のナスカンの通して止めるわけです。これだけで、すっと手を伸ばしてファスナーを引かれて、なんてことが困難になります。もちろんパーフェクトには防げません。完璧な錠前が存在しないのと同じです。開けるのに苦労させることで、他の不用心な人に向かわせて自分を守るわけですね。
その他の特徴
なんといっても「軽さ」です。びっくりすくらい軽いです。
約290グラム
存在感なしといえるくらいの重量です。
Citysafe CS200 vs Daysafe Crossbody
Citysafe CS200 | Daysafe Crossbody | |
縦 | 270mm | 240mm |
横 | 410mm | 330mm |
厚み | 110mm | 100cm |
容量 | 10.5L | 10L |
重さ | 580g | 290g |
Citysafe CS200は平均的な男性が座って膝に乗せたときにギリギリ膝の幅に治る感じ、お隣には迷惑をかけない限界です。
写真の上にあるのがDaysafe Crossbody、下がCitysafe CS200です。
その点、Crossbodyは約7cm幅が短いので、電車の中で座ったときも余裕のよっちゃん、女性でも全然問題ない幅です。
しかし、iPad Pro 10.5はしっかり収納できますし、他に小物類や財布も入れられます。290g違うので大容量モバイルバッテリー1本の差があります。
CS200の小型版でCS100というのがありますが、ちょっと小さすぎます。縦230mm、横320mm、厚み80mm、容量5L、重さ305gでどちらかといえばぽシエットぽくなってしまいますのでレディースですね。iPadは苦しいかと思います。厚みがなさすぎるのでものがはいりません。
まとめ
- 普段遣いや旅行街歩きの斜めがけショルダーとして最適な大きさ、軽さ(290g!)。
- 小型で軽いけど、スリ・置き引き対策がバッチリ。もちろん一番大切なのは持ち主の心がけですが。
- 小さいけれど、10.5インチのiPad Proがしっかり入る。
- 重さもCS200の半分なら、価格もおよそ半分くらいです。小型のCS100よりは実用的なサイズです。