2020年3月29日、羽田空港が変わります!(その2:羽田増便の話)

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日本政府と在日米軍の合意により3月29日から横田空域を日本管制のまま民間機が米軍管制の横田空域を通過できることになり、結果として羽田の国際便が50便増便となります。今回はその増便について解説します。

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1日約50便の増便枠

羽田増便に関しては昨年11月の当ブログの記事で紹介しています。

2020年3月29日から羽田発着枠拡張により北米路線は羽田シフトへ
すでに報道されていますが、2020年3月29日から羽田空港の昼間国際線発着枠が1日あたり50便の増便となります。これにともないJALやANAでも大幅に国際線の成田と羽田のバランスを大きく見直しています...

増便内訳などは上記の記事内で詳細に紹介しておりいますのでぜひご覧ください。

JALの変化

JAL運航便(コードシェアを除く)について羽田と成田の増減を見てみます。
沢山ありますので、変化のあった行き先だけ記載します。
新型コロナウィルスによる暫定的な減便は反映していませんのでご注意ください。

ハワイ方面

現在はJAL運航便は全て成田発着の4往復ですが、3月29日からは成田が2往復、羽田が2往復となります。
ハワイ線はファミリー客やカップル客、グループ客が多く羽田シフトはかなり便利になるのではないかと思います。特に神奈川方面からはかなり近くなりますね。l

オセアニア・西太平洋方面

シドニーは成田から1往復のみですが、これが羽田発着になります。
グアムは現在成田から1往復のみですが、これが成田発着のままで2往復と増便されます。

ヨーロッパ方面

ヘルシンキは現在成田1往復ですが、それが羽田1往復に変わります。
モスクワは成田1往復が羽田1往復に変わります。
ウラジオストクへ成田1往復が新設です。

アメリカ方面

サンフランシスコは、羽田1往復が成田1往復と羽田1往復の合計2往復に増便。
ロスアンゼルスは、成田1往復が成田1往復と羽田1往復の合計2往復に増便。

東南アジア、南アジア方面

デリーは成田1往復から羽田1往復へ変更。
ベンガルールが成田1往復で新設。

東アジア方面

実際には東アジア方面は新型コロナウィルスの影響で大幅に一時的に減便となっていますのでご注意ください。

大連羽田1往復が増便。
上海羽田1往復が増便。

ANAの変化

本稿執筆時点(2月23日)では、残念ながらANAは3月29日からの国際線時刻表PDF版が開示されていませんので、JALのような比較が困難です。
掲載され次第、本稿の修正ということで掲載予定です。

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次回予告

3月29日から羽田空港が大きく変わります。次回はその内容について解説します。

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