長年愛用してきたTranscendの耐衝撃ポータブルHDD(StoreJet 25H3)が怪しくなってきたので殻割りして中身を入れ替えました。
StoreJet 25H3の概要
私が愛用しているポータブルHDDは全てTranscendのStoreJetシリーズです。評価は様々でしょうが私の場合は外れたことがなく便利につかっています。
サイズ | 1TB / 2TB: 131.8 mm x 80.8 mm x 16.3 mm (5.19″ x 3.18″ x 0.64″) 4TB: 131.8 mm x 80.8 mm x 24.5 mm (5.19″ x 3.18″ x 0.96″) |
重量 | 1TB / 2TB: 191g 、4TB: 298g |
USB | USB Micro B Super Speed |
接続 | USB 3.1 Gen 1 |
あるとき、このドライブのS.M.A.R.T情報をCrystalDiskInfoで久しぶりに見たら、ステイタスがイエローで「代替処理済みのセクター数」「代替処理保留中のセクタ数」がゼロではなくそれなりに大きな値になってきていたので、致命的になる前に中身は別にコピーし、ディスク削除ソフトで削除処理をして廃棄することにしました。
StoreJet 25H3の分解
これはさほど難しく有りません。
写真で説明していきます。
25H3は外側に柔らかいゴムっぽい素材でくるまれていますので、写真のようにまず一箇所を外します。
この状態で少しずつ脱がせるように外皮を引き抜きましょう。
側面に開けたのがわかるシールが貼られています(写真は開けた後)
先と同じ写真ですが、上の写真でいうと上側の左右に1箇所ずつ、下側中央に1箇所のネジがありますので、それを外します。
ネジを外しても爪でパチンと止まっているので、先日の「HP OMEN」の分解で使ったオープナーを使います。
USBの口の部分から開けると開けやすいです。
無事バラせました。
白い樹脂のショック吸収材が取り付けられたHDD本体を取り出しその白い樹脂を外します。
基板のコネクタ部分とHDDを薄いアルミ板がねじ2本でつけられていますので、それを外しましょう。
アルミ板を外すとSATAのコネクタが見えて基板が外せますのでコネクタを外しましょう。
実に簡単、すぐ終わります。
このディスクは廃棄(中身完全削除済み….えらく時間がかかりました)で、別の2.5インチHDDを使って今度は逆順で組み上げます。
ただし、密閉度が高いので高回転で発熱の大きなHDDを入れるのはやめたほうが良いかと。
まとめ
Transend StoreJet 25H3は簡単に中身が取り替えられるので、HDDがエラーになったら中身だけ取替られる。
ただし密閉度が高いので高回転数HDDには要注意。