goo Simseller (OCN) でAQUOS sense3 (SH-M12) SIMフリーを9,100円で入手!UQ SIMも入れてみた!

goo Simseller (OCN) でAQUOS sense3 (SH-M12) SIMフリーを9,100円で入手!UQ SIMも入れてみた!

2019年11月に発売されたミドルレンジスマートフォンのSHARP AQUOS sense3を、goo Simsellerにて音声回線契約有りで本体価格9,100円(税別)を入手しました。UQ SIMも入れて試してみましたのでgoo Simsellerから購入したモデル特有の話も含めて紹介します。


SHARP AQUOS sense3概要

仕様概要

CPUQualcomm® Snapdragon™ 630(SDM630)2.2GHz(クアッド)+1.8GHz(クアッド)
内蔵メモリROM 64GB/RAM 4GB
外部メモリmicroSDXC 最大512GB対応
バッテリー4,000mAh
外部接続USB Type-C、イヤホンマイク端子(3.5φ)
充電時間約170分(同梱のACアダプター SH-AC05使用時)
ディスプレイ約5.5インチ IGZOディスプレイ
フルHD+(1,080 × 2,160)
SIMカードnanoSIM×2 DSDV対応
(1基はmicroSDXCカードスロットと排他利用)
アウトカメラ(標準)有効画素数 約1,200万画素 CMOS 裏面照射型
F値 2.0 [広角83°焦点距離24mm相当]
電子式手ブレ補正(静止画のみ)
アウトカメラ(広角)有効画素数 約1,200万画素 CMOS 裏面照射型
F値 2.4 [超広角121°焦点距離18mm相当]
電子式手ブレ補正(静止画のみ)
インカメラ有効画素数約800万画素 CMOS 裏面照射型
F値 2.2 [広角86°焦点距離23mm相当]
防水/ 防塵IPX5/IPX8(お風呂対応)、 IP6X
サイズ約147mm×約70mm×約8.9mm
重さ約167g

キャリア別モデル

本稿執筆時点でのキャリア別の新規一括価格とMVNO音声回線と同時契約での価格、SIMフリー本体のみの一般販売価格を記載します。

キャリア型番新規一括
税込み価格
docomoSH-02M31,680円
,auSHV4527,600円
UQ mobileSHV45_u23,760円
SIMフリー

SH-M12

33,443円~
(単体売り価格.com情報)
iijmio 32,780円
mineo 39,600円
BIGLOBE 39.600円
OCN 25,410円

この中でOCNでは、2020年6月1日11時~6月15日11時の期間限定セールで、音声対応SIM同時申し込み限定で10,010円(税込み)で販売されています。

買った目的

iPhoneから離れた時点で問題なのがSuica でした。

新たなメインスマホはHUAWEI Mate 20 Proです。

困ったのは、HUAWEI Mate 20 Proはおサイフケータイ非対応ということ。

私は過去のキャリア縛りを終えて今はSIMフリースマートフォンしか買わないことにしています。しかしSIMフリースマートフォンでおサイフケータイ付きは少ない。特にハイスペックだとほとんどなくて、キャリアモデルの独占市場。

結局、Suicaは定期の切り替わる5月からカード式Suicaにしました。しかし、まあ、使ってみて思ったのはカード式Suicaは不便です。

  • Suicaを財布に入れると不便なので、カードが入るスマホケースを買ったが分厚くて重くなりすぎる。
  • Viewカードでのチャージ(ポイントがお得)は駅でないとできない。
  • 自宅でViewカードによるチャージができるSuicaインターネットサービスは今年の9月末を持って終了する。

そこでiPhone時代にサブ機として使っていたAQUOS R Compact SIMフリーモデルを復活させました。これ2018年3月に量販店で購入した完全なSIMフリーモデル(SH-M06)。

AQUOS R Compactのおサイフケータイをアクティブにして、カードSuicaから移行しました。

モバイルSuicaは使用開始時に限って既存のカードSuicaをモバイルSuicaに移行できます。クレジットカードと一緒になっているSuicaとか、JR東日本発行以外のものはだめです。またApple Pay Suicaのように500円のデポジットも自動返却されてチャージされるわけではなく、抜け殻となったカードSuicaを駅の窓口に返却して500円を返してもらう必要があります。

2台持ちは今に始まったことではないので問題有りません。

といってもHUAWEI Mate 20 Proのようなでかいスマホと一緒にもつのは小さいやつでないと入れるところに困ります。

AQUOS R Compactは小型なので財布代わりにするのはもってこいです。

セカンドスマホなので使用頻度・充電頻度も少ないとはいえ2年経過したので更新したいところです。

本来なら後継モデルはAQUOS R2 Compactですが、Snapdragon 845という結構高めスペックCPU搭載のわりに大きさ制約でバッテリーは2,500mAhというショボさ。Webで調べるとバッテリーが持たないという声が目に付きます。まあ、さもありなん。

そんな折に偶然みつけたのが冒頭に書いたOCNのキャンペーンセール。

これを最低限の1GBで申し込み契約。



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実機レポート

開梱

最近のスマホの化粧箱は各社ともシンプルになってきました。

色はライトカッパーでキャリアモデルと共通の色です。

いっときスマホにACアダプタ付属がなくなりましたが、充電がUSB TYPE-C Power Delivery対応になり、それ相当のACアダプタがつくようになりました。

惜しいな、ケーブル付きアダプタなのでケーブルをモバイルバッテリーからの充電用と共用できません。

ACアダプタの規格は以下のとおりです。

入力;AC100-240V 0.3A 50/60Hz、プラグアダプタだけ用意すれば海外OK
出力;DC5V/3A, 7V/3A, 9V/3A, 12V12.5A、つまり27WのPower Delivery対応充電器です。

製造元はホシデン株式会社。

ホシデンといえばホシデンルンルン….(笑)。

UQ SIMを入れてみた

まずは、同時に送られてきたOCNモバイルのマルチカットSIMをnanoSIMのところでカットしてセットして通信させて異常がないこととを確認して使用開始したことをOCNに通知します。

SIMフリーモデルなのでですが、多少goo Simseller/OCN用にプリセットされています(SIMロックはかかっていません)。

どういうことかというと、いくつかのgooアプリがプレインストールされています。しかし、ROMに焼き込まれていて削除できないのではなく、普通のアプリと同じ様に削除できますので速攻で削除できます。キャリアモデルの中には削除も無効化もできない凶悪アプリが入っているもののあるそうですが…。

APN設定ですが、SIMフリーモデルの多くは設定のなかのAPNのところを開くとプリセットされたMVNOのAPNがずらりと並びます。私が買ったHUAWEI Mate 20 Proがそうでした。

このような場合該当MVNOが見つかればSIMをセットするだけでOK。

goo Simsellerで買ったAQUOS sense3 (SH-M12) は、SIMを刺さない状態ではプリセットAPNは何も出てきません。OCNのSIMを刺すとOCNのAPNだけ出てきます

次に今までAQUOS R Compactに入れていたUQモバイルのSIMをセットしてみましたが、当然のごとく何も出てきません。

goo SImseller(OCN)から購入したAQUOS sense3のAPNはOCNしかプリセットされていません。

ならば自分でセットすればよろしい。

設定項目設定値
名前uqmobile.jp
APNuqmobile.jp
ユーザー名uq@uqmobile.jp
パスワードuq
認証タイプCHAP
APNタイプdefault,mms,supl,hipri,dun
APNプロトコルIPv4/IPv6

これがUQモバイルサイトに記載されているセットすべきAPNの項目です。

この通りセットして…保存!
ところがエラーメッセージが出ました。

通信事業者により、タイプdunの追加は許可されていません。

は?

ちょっと予想外の出来事です。

dun とは Dial-up Network Profileでもともとは、昔の電話回線の時代のダイヤルアップをエミュレートするためのものだったそうですが、MVNO業者によってはテザリングをつかうために使用しているとか?

ひょっとしてこれを削るとテザリングできなくなるということがあるのかもしれませんが、テザリングは使わないのでAPNタイプにdunを入れないでおく、つまり「default,mms,supl,hipri」だけにしておけば登録でき、4G通信できました。

このときに気づいたのですが、通知エリアによく出る4Gとかいった類のアイコンがでないんですよね。

Wifiを切ってみたらでました。

Wifiアイコンの代わりに4Gアイコンが出ました。

うーん、なんだか。
これがOCNバージョンのSH-M12にUQを入れたからなのか汎用SH-M12でもそうなのかは不明です。

SH-M12の設定情報など

Droidinfoで取ってみました。

おサイフケータイ

おサイフケータイはAQUOS R CompactのモバイルSuicaを何事もなく移行。

Google Payに登録してある2つのクレジットカードを「非接触型決済用に設定」するだけで、iDとQUICPayに使えるようになりました。

iDのほうは、ANAカードのSFC(Super Flypers Card)のGoldでブランドはVISAです。
QUICPayは、ANA To Me CARD PASMO JCB(通称ソラチカ)カードです。

Felica非対応でNFCしかないスマホだとすれぞれVISAタッチ決済、JCBタッチ決済対応店舗でしかつかえませんが、お財布ケータイがあれば、「非接触型決済用に設定」するだけで多くの店で対応しているiDやQUICPayで使えるようになりました。

上は、SH-M12をHUAWEI Mate 20 Proのほうから読み取ったものです。

ちゃんとQUICPayとiDに対応していることがわかります。

Felicaアンテナの場所

AQUOS sense3はiPhone同様背面が金属なので普通の樹脂製のようにNFCのアンテナマークが中央にありません

Felicaアンテナマークは2つのメインカメラレンズの間にあります。

こんなところにアンテナマークがあるスマホは始めて見ました。

筆者が知らないだけかもしれませんが。

感想

大きさはAQUOS R compactに比べると、高さ15mm、横幅4mm大きいですが、厚みは1mm薄くなります。多少大きくなっても厚みが少し減ったのででかくなった印象は少ないです。

シャツのポケットでややはみ出す感じになったくらいです。

バッテリーのもちはかなり良い。HUAWEI Mate 20 Proも相当もちますが、AQUOS sense3はCPUがSD630ということもあってかなり持ちます。ましてメインスマホではないので、数日は行けそうな感じですが….。



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