メインスマートフォンとお財布専用スマートフォンを分けるススメ

メインスマートフォンとお財布専用スマートフォンを分けるススメ

筆者はバッテリー交換して完全リセットしてリフレッシュしたiPhone8をお財布用にして、メインスマートフォンはHUAWEI Mate 20 Proを使っています。この使い方がとても快適だとわかりましたのでメリット・ディメリットを紹介します。


何故スマホを2つに分けたのか?

筆者はスマートフォンにはSIMフリーしか使いません。

これは特定のキャリアには縛られたくないことと、分割払いは絶対使わない主義だからです。スマートフォンも分割でないと買えないなら買いません。これが筆者流の人生。

話を戻しますが、キャリアの一括って結構高い!
SIMフリーのほうが概ね安いです。

ただしSIMフリーでFeliCa対応は機種が非常に限られています

メインスマートフォンに必要な条件から「FeliCa対応」を外せば、SIMフリーモデルでも選択肢がすごく広がります

しかし、FeliCa対応がないと困りますので、Rakuten miniや型落ちiPhone(7以降限定)を、FeliCaやQRコード決済用に使えは良いのです。

お財布機能を分けることでメインスマートフォン選択時の妥協点を減らして、メインスマートフォンへの満足度を高めます。

メリット

メインスマートフォンの選択肢が広がる

前述のとおりです。

FeliCa対応・非対応に関係なく必要なパフォーマンス・画面・カメラ・メモリ・バッテリーなど自分のニーズに応じた機種を選べます。

特に海外メーカーのSIMフリーモデルでFeliCa対応は非常に少ないので、FeliCa対応を条件から外すのは重要です

メインスマートフォンのバッテリーを気にしない

メインスマートフォンをバンバン使っていて、気づいたらバッテリーが少なくて、お財布機能を利用するために、メインスマートフォンを必要なのに使えないなんてことがなくなります。

お財布用にしたスマートフォンを考えると、iPhoneのWalletはiPhoneが動くだけのバッテリーが無いと駄目です。

Androidは起動できなくても僅かに残っていればOKといいます。これは微妙でAndroidのSuicaを使えるだけの僅かのバッテリー残量なのかどうかかざしてみないとわかりません。

さらにiPhoneにせよAndroidにせよQRコード決済は起動して通信できないと使えません。

筆者の例では正規にバッテリー交換をしたiPhone8は、朝5時半に100%のバッテリーにしておくと、途中何度かSuicaで改札を通って、たまにこれでメールなどを軽く見ても、夜の8時頃で95%程度は残っています。もちろん途中機内モードなどにはしません。

メインで使わなければ、iPhone8でもこれくらい持つという例です。

お財布用にしたスマートフォンは、使用頻度は激減しますのでバッテリーはすごく長く持つようになります。

お財布用には小型軽量モデルを選べる

でかいの2つでもいいですが、大したスペックは必要ないので、小型軽量の型落ちモデルで十分です。

Rakutrn miniとかバッテリーが小さすぎるのが難点ですがいい選択の一つですね。iPhone7とかiPhone8も良いです。

でかいメインスマートフォンはポケットにはきつくても、小型軽量モデルなら女性でもポケットがあれば入るのではないでしょうか?

予備スマートフォンができる

万一メインスマートフォンが壊れても、修理や買い替えまでの期間ネットから切り離されることがなくなります。

今やスマートフォンはライフラインです。

万一の災害を考えるとパフォーマンスは落ちても予備機が使えるのは大切で、BETTER THAN NOTHINGてす。



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ディメリット

物事には必ず表と裏があります。この場合のディメリットを考えてみましょう。

本体に余分なお金がかかる

安いものとはいえ、型落ちであってもタダというのはレアです。

まあ、幾ばくかの初期投資は必要です。と言っても、メインスマートフォンより、遥かに安上がりかと思います。

余分に通信費がかかる

自分のスマートフォンを多重化するという意味ではやむを得ません。Suicaを使うときはオフラインでもいいですが、QRコード決済はオンラインが前提です。

しかし、例えばiijmoの通話なしSMS付きのミニマムスタートプランなら毎月3GBで税別900円です。

これを高いと思うか保険的な考えで許せる範囲か?それは個人のお財布事情と価値観によります。

お財布用なので高速は不要、通話も不要、SMSは2段階認証に必要ですが、これなら3GBで毎月1,000円程度。

eSIMモデルの注意

Rakuten miniを筆頭にeSIMモデルがありますがちょっと注意が必要です。

普通のnanoSIMならば対応バンド等の条件が合致すれば、SIMを差し替えてとっかえひっかえ色々なスマートフォンで使えます。

しかし、eSIMはスマートフォンを手数料がかかります。物理的に差し変えることができないので機種変更や修理交換の都度2~3,000円程度かかります。

気軽にSIM差し替えはできないので注意してください。

まとめ

メインスマートフォンからFeliCa機能を剥ぎ取ることで、SIMフリーの選択肢が格段に広がり、キャリアモデルに頼らなくもよくなる。

サブとして小型のお財布用FeliCa対応スマートフォンを使うことで、ライフラインとしてのスマートフォンの冗長性が上がり、万一のときに役立つ。

メインスマートフォンをガンガン使っても、お財布用スマートフォンのバッテリーは減らないのでバッテリー使いすぎてQRコード決済ができなくなるなんてことがなくなる。

スマートフォンを2台にすると初期投資は多少なりともかかるが、これは安い型落ちを選べば良い。

月々の運用費も多少余分にかかるが、iijmioの通話なし・SMS付き・3GBだと毎月1,000円程度。これで安心も買えると考えると安い。



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