Amazonのタイムセール等で時々ポータブルSSDが非常にお安く出ていることがあります。それに飛びつくと時に困ったことになるかもしれません。買うときはコネクタに注意という話です。
ポータブルSSDのコネクタ
今どきのポータブルSSDのコネクタであり得るのは基本的には二種類でしょうか。
MicroUSB 3.0 TYPE-B
ポータブルSSDでセールになることが多いのはこのタイプだと思います。
一般のデバイスではあまり見ることがないかもしれません。
TYPE-Cでもなくいわゆる普通のMicroUSB(MicroUSB TYPE-B)でもない、ある意味特殊なものに見えると思います。
上の写真のUSBマークの右側の「SS」はSuper Speedの略でUSB3.0対応となり転送速度は約5Gbpsとなります。
ちなみにSSの右上に「10」がついたものは、USB3.1対応で最高約10Gbpsの転送速度なります。
この場合はUSB3.0となります。
写真のUSBコネクタをもっている手持ちのポータブルSSDがこれです。
このタイプはAmazonのタイムセールなどで多少なりとも普通より安く買えるチャンスが多いタイプです。
MicroUSB TYPE-B ポータブルSSDのメリットとディメリット:
・一般にはタイムセールなどで安くなる事が多い。
・ケーブルが特殊(規格品ではあるが一般的とは言えない)なので、ケーブル忘れや紛失などがある困る。
・他のデバイスとのケーブルの使い回しがきかない、多くの場合このSSD専用ケーブルになってしまう。
TYPE-C
こちらのほうがケーブル的には一般的です。
USB TYPE-CはUSB3.1以上に対応しているものですので転送速度は10Gbps以上となります。
何より現在ではTYPE-Cケーブルは当たり前とまではいわなくても、かなり普及してきていますので前述のMicroUSB TYPE-Bのように、ケーブル忘れや紛失で困ることも少ないと思います。
ポータブルSSDで消費電力が少ないのでUSB Power Delivery非対応でOK。
クォリティが低すぎない限り普通にTYPE-Cケーブルで使えるのがメリットです。
写真のポータブルSSDはこれです。
BUFFALO USB3.2Gen2 ポータブルSSD 960GB 名刺サイズ 読込速度530MB/s 日本製 PS5/PS4(メーカー動作確認済) 耐衝撃・コネクター保護機構 ブラック SSD-PGM960U3-B/N
これはコンパクトで非常にいい感じ。
TYPE-C ポータブルSSDのメリットとディメリット:
・ケーブルに汎用性があり入手が容易。
・あまりセールの対象にならない。
用途にもよりますが買うならあまりケチらずTYPE-Cのほうをおすすめします。
まとめ
現在、多く売られて入手が容易なポータブルSSDのコネクタはMicroUSB TYPE-BとTYPE-Cの二種類。
MicroUSB TYPE-Bはセールになることが多いがケーブルが一般的ではなく忘れ・紛失のときに厳しい。
TYPE-Cはあまり最新モデルが多くあまりセールにはならないが、ケーブルは一般的で入手が容易。
筆者のおすすめはTYPE-Cコネクタ採用のもの。