複数のミラーレス一眼のボディを使い分けるときに気になるのがストラップです。プロカメラマンでない限り大抵の人は大切なカメラですからストラップをつけるわけですが、これが防湿庫にしまうときなどに邪魔になりますよね?解決先は必要な時にだけストラップをつけることです。
Peak Designのストラップ
Webなどでカメラにこういうのがぶら下っているのを見たことがあるのでは?
これなんだろう?と思ったことがありませんでしょうか?
これはつけ外しできるストラップのカメラ側なのです。
[公式] peak designのストラップ
https://www.ginichi.co.jp/information/topics/20269/
最初に考えた人はすごいと思いますが、カメラのストラップホールまたは三角環にアンカーと呼ばれるものをつけておき、ストラップに差し込んでセットするという代物です。
丸いぽっちの部分がストラップ側の板バネで押さえつけられてロックされていますので、丸いぽっちを押しながらスライドさせると簡単にはずれます。
このストラップのカメラ側部分がお思った以上に太くて驚きます。
最初、三角環を外してそこにストラップを通そうとしたのですがとてもその小さな穴に入るようなものではないのです。
見るとわかりますが、三角環の二重になっている部分の太さくらいあるのです。
荷重上限は90kgだそうでありますが、一桁少ない9kgくらいでも通常十分なくらいです。
さらに経年変化で劣化してくると表面の黒い編み込み部分が薄くなったり切れてきたりしますね。このアンカーは経年劣化すると芯材の赤い部分が見えてくるのでそれが見えたら交換の目印ということだそうです。
付け外しストラップのメリットとディメリット
メリットは多くあります。
・複数のカメラボディがあってもストラップは1本で済む。
・カメラにストラップをつけたまま防湿庫に入れなくても良いので、防湿庫の中がすっきりする。
・三脚やリグ使用時には邪魔になるストラップを簡単に外すことができる。
ディメリットはあまりないように思います。
・ストラップを外すと赤い縁の丸いもの(アンカーといいます)がボディにあたって小さな音を立てるので、動画撮影時には注意が必要。
総じてメリットのほうがずっと大きいので複数の一眼ボディあるいは一眼カメラを持っている人は使う価値⑥あるのでは?
ちなみに、防湿庫にはできるだけストラップの類は、多少なりとも湿気を含んだストラップを持ち込まないほうが良いということですが、1本や2本ならあまり気にする必要はないというのが筆者の持論です。
外すことができればストラップを防湿庫の中に入れなくてすみます。