ahamoはdポイント共有グループへの参加が無く自分1回線だけであれば、MNP転出や解約はなんの苦労もなくahamoのサイトでサクッと終わってしまいます。しかし、docomoを含め複数回線でポイント共有グループを作っていると面倒なことになる場合があります。筆者は前回ahamoからUQへのMNPで結構手間取り、今回も筆者名義のahamoの2回線のうち1回線を解約するのに再び手間取りました。
事前確認しよう
docomoやahamo契約が家族分を含めて複数回線契約がある場合、大抵はdポイントを有効に使うためにdポイント共有グループ https://www.docomo.ne.jp/service/dpoint/point_sharing/ を組んでいると思います。
MNP転出や解約で問題になるのは自分がdポイント共有グループの代表者（代表回線）である場合です。
解約したい回線がdポイント共有グループの代表者（代表回線）かどうかは以下のようにして調べます。
[公式] dポイントクラブ ホーム
以下はPC用サイトでの説明ですがスマホでもほぼ同じです。
[1] dポイントクラブホームにアクセスして、解約したいahamo回線のdアカウントでログインする。[2] 左上の「三」（ハンバーガーメニュー）をクリックする。
[3] 「会員情報の確認・編集」を選ぶ。
[4] 下までスクロールして表示される電話番号が解約したいahamo回線のものであることを確認する。
[5] 上の方にある「dポイントクラブ情報」を選ぶ。
[6] 「会員情報の確認・変更」画面になる。
[7] 中ほどより下にある「ポイント共有グループ(*)」を確認する。
これが「未契約」「契約中（子会員）」である場合は解約できますが、「契約中（代表会員）」になっている場合には回線解約できません。
理由は簡単で、代表者がいきなり消えてなくなるのは困るからです。社長のトンズラはルール違反。
代表者でなくする方法
「契約中（代表会員）」である以上、「契約中（子会員）」がいるはずです。
代表者を同じポイントグループで子会員に移せば良いのですが、そのためには子会員の事前同意操作が必要です。
これが分からなくて壁にぶつかる人が多いようで、巷のWeb記事でもこれを飛ばしているものが散見されます。
STEP-1. 子会員の事前同意操作（必須）
現在のdポイント共有グループ代表回線から新たに代表になってもらう回線で操作します。
今まで社員だった人に、貴方社長になってね、いいよね？という同意を取り付ける訳です。
前述の[1]〜[6]までの操作を、現在「契約中（子会員）」になっている回線のdアカウントで実施します。
「代表変更同意(ポイント共有グループ)」が「未契約」になっているはずですので「申込」をクリックします。
代表変更同意(ポイント共有グループ)を申し込むにチェックを入れて、同意事項を読んで同意するにチェックをして、「代表会員電話番号」に現在のdポイント共有グループの代表回線番号（この例ではahamoで解約したい番号で現在代表になっているので解約できない番号）を入れます。
ここで記載した現時点で代表となっている電話番号から代表の変更を受けますという宣言です。
完了するとメールが届きます。
STEP-2. 代表会員の操作
ここからは現在代表会員であるが子会員になって解約したい回線を持つスマホで操作します。
前述の[1]〜[6]までの操作を、現在「契約中（代表会員）」になっている回線のdアカウントで実施します。
「ポイント共有グループ(*)」で「変更」をクリックします。
「ポイント共有グループ」画面になりますので、そのなかの手続き内容で「ポイント共有グループ代表会員変更」を選びます。
「新代表会員の電話番号」にはSTEP-1の操作をした、現在子会員であるが代表会員になって欲しい回線の電話番号を入れます。
画面に従って操作し、完了するとメールが届きます。
しばらく（数分程度）待って再度[1]〜[6]までの操作をすると「ポイント共有グループ(*)」が「契約中（子会員）」になっていると思います。
STEP-3. 解約あるいはMNP転出
ここまでできたら代表会員から子会員になった回線は縛りがなくなったので解約でもMNP転出でも可能になります。
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dポイントクラブ会員統合をしている場合
「契約中（代表会員）」の回線が他の回線と「dポイントクラブ会員統合」している場合は、STEP-2がうまくいかないようです。
「契約中（代表会員）」を含む複数回線を「dポイントクラブ会員統合」していると「契約中（代表会員）」になっている回線が複数回線存在しするばいます。これはdポイント共有グループに参加している全てのスマートフォンで、dポイントのWebサイトにログインして確認すればわかります。
すわなち代表が複数いる複数代表状態になっています。
解決手順は以下の通り。これはdocomoの151に電話をして教えてもらった内容です。
[1] STEP-1の「代表会員電話番号」指定する電話番号は、会員統合している回線の中で解約あるいはMNPしないで残る「契約中（代表会員）」になっている電話番号を入れます。 [2] STEP-2は、解約あるいはMNPしないで残る「契約中（代表会員）」になっている回線のスマホで操作をします。これでOKのはずです、少なくとも筆者はこれでOKでした。
というのも、筆者の場合ahamo(docomo)に残る回線が、dポイントクラブ会員統合で統合する側であったからうまく行った可能性があります。dポイントカードが紐づいているのが基本的には統合する側であり、統合の主人であるともいえますj。
解約したいのがdポイントカード会員統合で統合された側（企業でいえば買収された側）であれば問題ないのですが、統合した側の回線でdポイントカード番号が紐づいている場合はうまくいかないかもしれません。
この場合でも前述の操作をしてみてうまく行けばめでたしですが、だめならば151では埒が明かないので素直にドコモショップのお世話になった方が圧倒的に早いです。
おまけ：151って役に立ちそうで役立たない、困ったらショップへ！
docomoの151は内容によりますが、一般的な対応方法を教えてくれるだけで、「操作画面はわからない・その情報がない」とか平気で言う極めてレペルが低い対応しかしてくれません。
前回のahamoからUQへのMNP転出がWebでうまく行かなかった時も、一般的な情報しか教えてくれずほとんど役立たずというか、チャットサポートと同レベルでした。
本記事記載の方法でもうまく行かなければ、ahamo契約であってもahamoの問題ではなくdポイントクラブの問題なのでショップ対面でOKであり、ショップ裁量部分もかなりあるそうなので、どうしても困ったらショップが一番です。
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