「一人」で乗る新幹線・飛行機の座席、窓際?通路側?真ん中の席?どこが快適? 〜新幹線編〜

「一人」で乗る新幹線・飛行機の座席、窓際?通路側?真ん中の席?どこが快適? 〜新幹線編〜

一人で新幹線・飛行機に乗る時の席はどこを積極的に選びますか?人それぞれ好みと事情がありますので、一律にどこがベストという話はありません。新幹線と飛行機、座席のクラスによっても事情が違います。今回は一人で乗る場合についてそのあたりを見ていきましょう。そして次回の一人旅では快適な機内・車内の時間をお楽しみ下さい。2回連載の1回目は新幹線編です。

一人旅車内・機内での最大の敵

いわずもがなですが、一人旅の機内・車内で最大の敵は「尿意・便意」です。大きい方はともかく液体のほうはこれは1日数度は必ず訪れる定めになっています。

複数名での旅行では「ちょっと荷物見ていてね(Could you keep your eyes on my baggage?)」と頼めばいいのですが、一人旅だと見も知らぬ隣のおっさんに大切な荷物を見ていてねなんて絶対言えませんしありえません。



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新幹線・普通席

3列(A-B-C)と2列(D-E)があります。

一人旅の客の多くはまず2列側窓際のE席を選び、次にA席だそうです。そしてC席、D席。繁忙期で満席、やっと取れそうだというときでない限り一人なのにB席を選ぶ理由がありません。

E席をまず選ぶ人が多いと書きましたが、実際に選ぶべきはA席つまり3列席の窓側です。

繁忙期や混雑時間帯を除けば、先に書いたように3列席の真ん中のB席は最後まで埋まりにくいのです。

一人旅ならば隣に人が座る可能性が少ないのは実は2列席窓際のE席ではなく3列席窓際のA席になります。ただし、繁忙期や乗車率が高い時間帯はこの限りではありません。

さらに車両によっても違います。

新幹線のホームはグリーン車があるホーム中央部付近にあるのが一般的です。例えば「東海道新幹線のぞみN700系」では16両編成の8号車〜10号車がグリーン車です。東京駅では14番線〜19番線が東海道新幹線のホームですが、どのホームでもこの付近にエスカレーターがあります。

東京駅は例外的に16号車(上り列車の場合の先頭車両)のあるホーム端に日本橋口方面への階段があります(エスカレーターはありません)。

東海道新幹線に限らず新幹線では乗り降りする時にエスカレーターから遠い先頭または最後尾の車両のさらに端っこの席が比較的空いています。これは筆者が金沢へ新幹線で行く時・帰る時に利用する北陸新幹線でも同じです。

新幹線では先頭車の最前部またはその付近のA席か、最後尾車両の最後部またはその付近のA席が、繁忙期や混雑時間帯を除けば隣に人が座る可能性がもっとも少なくゆっくり過ごせる席です。

ただしトイレが近い人は最初から席を立つのに気を遣わなくて済む通路側を使うべきですが、その場合でも3列側のC席のほうがB席に人が座る可能性が少ないと言えます。

新幹線・グリーン席

前の席との間隔も広く、席を立つのも普通席ほど気を使いませんのでお好きな席をどうぞって感じ。

それでもトイレが近い人は通路側のB席かC席が良いでしょう。

いくらグリーン席で足をぐわーと伸ばして爆睡していると、跨いだりしなくてはいけなくて少々面倒なこともあります。とはいえ、やはり窓際のほうがリラックスできますね。

<次回[翌日掲載]は飛行機編です>



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