修行の思い出の地、シンガポールへビジネスクラスで行こうか?

旅行・JGC・SFC
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シンガポールへは昨年ANAのSFC修行で2度行きました。蒸し暑い場所でありますが、真夏昼間の東京酷暑に比べればはるかに楽でしたし、この土地の雰囲気がとても気に入りました。修行思い出の地でもあり今一度ビジネスクラスで行きたいと思っています。この記事では2020年SFC/JGC修行をする方の参考として航空運賃やPPについても書いています。

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SFC修行の振り返り

2019年シンガポール訪問の記録

1回目のSQ利用シンガポールは福岡〜シンガポール線の利用で概略は以下の記事とそれに続く記事で紹介しております。

2回目のANA利用のシンガポールについては、以下の記事を筆頭に連日連載で書いておりますのでご覧ください。

2度のシンガポール旅行のフライトと費用

 

2019年3月にシンガポール航空で、翌4月にはANAでそれぞれ行きましたが、その概要と費用などを以下の表にまとめました。
(表はクリックで拡大します。)

キャンペーン利用の激安シンガポール航空ビジネスクラス

前述の表の前半部分がそれです。

以前のブログにも書いていますが、シンガポール航空が787-10を就航させたのを記念して実施したキャンペーンで、福岡〜シンガポールのビジネスクラスが往復約83,000円という滅多に見ない特価です。それも導入まもない787-10ですから超お得。

さすがにシンガポール航空が運行するシンガポール直行便でこの料金はこれ以来まだ見たことがありませんが、なにぶん福岡発の朝便ですので福岡往復と前泊が必要になりました。

福岡までは修行の一端なので、成田発のプレミアムクラスを利用しましたので、福岡までの国内線(別切りのANA)運賃+諸税で合わせると140,800円となり、現地のQuincy Hotel2泊を含めると178,200円です。

ANAでプレエコからマイル利用のビジネスクラス

前述の表の後半です。

SFC修行ですので、鉄板のOKA-SIN(那覇発〜成田/羽田経由〜シンガポール着の往復)です。表示はその前後で必要になる那覇への往復は含まれていません。

最初からビジネスではなく、料金クラスE(アップグレード可能な運賃)でプレエコを予約し片道18,000マイルでビジネスへUPGしました。ですから、料金はプレエコ運賃です。

これで運賃+諸税(燃油サーチャージを含む)で148,379円と、前項で紹介したシンガポール航空格安と差がありません。

ただシンガポール航空はキャンペーンビジネスクラス、ANAはプレエコからのマイルアップグレードビジネスなので、どちらも正規のビジネス運賃とは言えません。

それで宿泊はRendevous Hotelのいいフロア(クラブフラ)利用で3泊しました。いや、良かったです、ただお値段が…。

それで224,257円と宿代が響いてちょっと高い。羽田発にするとおよそ1万円ほど下がります。

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2020年シンガポール・ビジネスクラス料金比較

前提条件

  1. 航空会社はOneWorldもしくはStarAllianceのFSC(フル・サービス・キャリア)で直行便とする。
  2. ビジネスクラスを利用する(なんせ快適なもので、もうエコノミーには乗れません!)。
  3. マイルやアップグレードポイントによるアップグレードはしない。
  4. 起点は羽田または成田。
  5. 仮定として時期は3月、料金試算の都合で2020年3月4日朝現地到着、2020年3月7日夜に現地出発(現地3泊)。

この前提条件で調べてみた結果が以下の通りです。
(表はクリックで拡大します)

※以下の運賃等は2019年11月11日時点での各航空会社Webサイトで調べた価格となります。搭乗日時や調査日が変わると運賃が変わりますのでご注意ください。

ANAの場合

深夜0:30出発、現地は夜22:20出発で翌日5:55羽田着のANA運行便。

これで諸税・燃油サーチャージ抜きで339,000円です。ちなみにこれで得られるPPは往復で13,220PPとなりPP単価はなんとお高い25.6円。

ちなにみビジネスクラスへアップグレード(マイル利用または上級会員のアップグレードポイント利用)可能なエコノミークラス運賃は、同じ便で往復運賃は164,000円、総額で180,820円。得られるPPは往復6,954PPでPP単価は23.6円とお高いです。

 

JALの場合

深夜0:05出発、現地は夜22:25出発で翌日5:55羽田着とANAとほぼ同じ。

同じく諸税・燃油サーチャージを除いて195,000円とANAの2/3以下という価格差。なぜ同じ日本の二大フルサービスキャリアでこんなに差がつくのでしょうか。同じ正規割引で最も安いやつなんですがねぇ。これで得られるFOPは往復でANAと同じ13,220FOPでFOP単価は14.8円と少し現実的な価格になりました。

SQ(シンガポール航空)の場合

さて、私の好きなシンガポール航空ではどうでしょうか。世界でもトップクラスの評価を得ていますし実際素晴らしいです。

羽田発深夜2:05。まあ、これは良いでしょう。問題は帰国便で一番安くすませるとなると、シンガポールを夕方17:25に出て羽田到着が深夜1時。どうしろっての?空港直結ホテルはお高いし、近隣だと結構あるにはありますが、天然温泉平和島って手もありますがそれにしても….ですね。ホテル一泊分は勿体無い。

しかし調べた範囲で料金最安でして155,000円とANAの半額程度。得られるANAのFOPはアライアンスなので路線倍率1倍となり8,820PP。PP単価は17.6円/PPとなります。

もう少し普通の時刻につく帰国便はと探すと、シンガポール発23:55、羽田着7:30と実にまともな時刻です。一瞬ラッシュにぶつかるとか思いましたが帰国日は日曜日なのでOK。これだと177,500円となりますがそれでもANAの半額ちょっとです。PP単価はさらに上がって20.1円/PP。まあ、修行向きではありませんが現実的ではあります。

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まとめ

JAL、ANA、SQの三者で羽田〜シンガポールの往復深夜便で価格を比べるとSQで羽田午前1時到着という始末に困る便が一番安くて、ANAの半額を切る。

JALの価格はANAとSQの中間くらい。

修行でいくならANAでビジネス予約は不利でJALだとPP単価14.7円となり時刻的にも現実的。

ANAのビジネスへアップグレード(マイルまたはアップグレードポイント)可能なエコノミー運賃は、SQの手頃な時刻に到着する便のビジネス往復と1万円ちょいの差しかないので、ANAを積極的に選ぶ理由はない。

どうしても日本のキャリアがよければJALのほうが安い(サンプルで調べた日時では…です)

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