コロナ後初訪問:成田の航空博物館

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コロナ禍で経営危機に瀕した成田の航空博物館へ行ってきました。平日だったこともあり空いていてゆっくり見ることができました。

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日本の航空関連博物館

日本にはいくつか航空関係を展示した博物館があります。

所沢航空発祥記念館

残念ながら行ったことがありません。

西武新宿線・池袋線所沢駅から新宿線一駅の航空公園駅でおりてすぐなのでそのうち行ってみたいと思います。

石川県立航空ブラザ

小松空港のすぐそばですので、金沢方面に飛行機で行く機会があれば、帰路のフライトより2時間くらい早めに空港について見学するのがいいと思います。

金沢旅行の多い筆者は3度ほど訪れていますので、ブログ記事でも紹介しています。

青森県立三沢航空科学館

青森県自身へ行ったことがないので当然ここも未体験です。

車なら三沢空港から6分だそうですが車を使わない場合は、土日祝日運航の無料「MISAWA ぐるっとバス」があるそうです。

音楽と説明が流れますのでご注意ください。

いきなり音を出すWebというのはいかがなものでしょうかねぇ?
考え直していただきたいですが….。

航空科学博物館

これが今回の成田市にある航空科学博物館です。

首都圏在住の方に便利なのは、トップが所沢航空発祥記念館で次が航空科学博物館でしょうか。

国立科学博物館にも航空展示が多少ありますが航空博物館というわけではないので今回は入れていません。

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コロナ後初訪問した航空科学博物館

昨年8月にリニューアル

最後に訪問した時は昨年の夏前でちょうどリニューアル工事中でした。

リニューアルでは体験館2Fに737MAXと777シミュレーターが導入されたり、西棟1Fには大型の747-400の模型が展示されていたりと大幅リニューアルされました。

コロナ対策

入口で「検温」「アルコール消毒」「連絡先記入」があります。

検温とアルコール消毒は普通ですが、万一クラスターなどが発生したときの連絡用に連絡先(名前と住所(市区町村まで)と電話番号)を記入したメモを窓口に渡します。記入用のペンは消毒済みと使用済みにわかれていますのでお間違いなく。

うっかり使用済みのペンをつかってしまったら、となりのアルコールで手の消毒をお忘れなく。
まあ、滅多なことにはならないとは思いますが。

アクセス

公共交通機関ではバスがJR成田駅もしくは成田空港第1ターミナルか、成田空港第2ターミナルから運行されています。

費用と時間でオススメなのは成田空港第2ターミナルのバスです。

成田空港第2ターミナルの1F到着ロビーから外へでて、横断歩道か陸橋を渡って一つ向こうのアイランドにある28-Cのバス停からJR関東のバスが出ています。

本数があまり多くありませんので計画的に行動することが必要です。

今回は平日訪問でしたので10:33のバスに乗りました。
所要時間は15分程度。

間違えて「博物館北」の停留所でおりないようにしましょう。
その次の「航空科学博物館」が一番近い停留所になります。

平日でコロナ完全収束でもないのでガラガラ。

バスはこの真正面ではなく、脇の通路を通った転回場所のバス停にとまります。

展示

クーポンで20%オフ

今回はシミュレーターの類ではなく、展示を中心にまわりました。

チケットゲートを抜けると(現在は感染予防のためにチケットモギはなくてそのまま通るかすれば良いようです。

事前にジョルダンクーポンに登録しておくと20%割引(1枚で6名まで)うけられます。この場合はお金を払うと入場シールみたいなのをくれて胸に貼り付けてくださいということでした。

このリンクをスマホでアクセスしてクーポンをもらって受付で提示すると割引価格で入場できます。

西棟1F

ゲートを抜けて順路通りにいくとここにきます。

ボーイング747-400 大型模型がありますが、これはシミュレーターで誰かが操縦していると周囲にはその風景が、床には機上からみた地上の風景が投影されています。

最初は床だけ見ていたら誘導路の風景が流れていき、一瞬平衡感覚をうしないました。

この大きな747-400の模型はよくできていて、離陸すると車輪が格納され、着陸前にはちゃんとギアダウンします。旋回するとちゃんと傾きますし着陸態勢に入ると機種が下がります。

こりゃ結構すごいです。

キャビンモックアップもありますが、今の時代のシートじゃないですね。
ちょっと時代を感じます。

このシート、「ファーストクラス」って書いてありましたが、今どきはビジネスクラスでもフルフラットですから、二昔前くらいのファーストクラス。

2F

西棟1Fから2Fに上がると、西棟・中央棟2Fは主にパネルや模型展示です。

東棟2Fには大きな成田空港ジオラマがあります。

地図で見るよりはるかに位置関係がよくわかります。

これが10年くらいたつとC滑走路も供用開始されているでしょうから、ジオラマも変わる….かな?

中央棟3F・4F

3F以上の階があるのは中央棟ですが、3Fは屋外展望台に出ます。

普段なら飛行機の離発着が多くて、着陸してくる飛行機の腹を眺められますが、なんせ今の御時世、国際線激減ですからまっていても滅多に飛んできません!

4Fは展望レストラン「バルーン」です。

ここは普段なら頻繁に離発着する飛行機を眺め….られ….るのですが、今はうーん、見られればラッキーです。

 

ここの売りは機内食風ランチです。

言ったときはハンバーグで、「機内食風ランチ」のソース違いで「トマトソースハンバーグ」「デミグラスソースハンバーグ(写真)」ともう一種類ありました。

ライス(またはパン)とメイン、ミニサラダとミニデザートにドリンク(コーヒー、紅茶、ジュース)がついています。

なーんだと思うなかれ。

機内食風ランチ(ハンバーグ)は思った以上にお腹にたまりますし、結構美味しいのです。
こういうところって食えればいいや、って覚悟で入りますので余計かもしれませんが、美味しいハンバーグでしたよ。

中央棟5F

中央棟5Fは展望展示室で、飛行機を見るもよし、円形通路の内周側にある昔の管制塔のコンソールを眺めるもよし。

ここから飛行機がたくさん止まっているエリアが見えますが、ここは成田空港南部貨物地区です。

とまっているのは基本カーゴですが、よーく見ると飛びたいけど飛べないホヌ(ANA A380)が2機駐機していました。

手前ANA Cargoの向こうにブルーのホヌ、その向こう・遠くにグリーンのホヌがいます。

屋外展示

屋外にはかつて活躍していた新聞社の小型機やヘリコプター、YS11があります。

YS11は通常は中に入って見学できるのですが、コロナ感染症防止のため(展示された機体は機内の換気もないので危ない)中には入れません。

今回は以前訪問したときの写真で紹介しましょう。

少しだけ残されているシート、昔のものですから灰皿付きですね、今はありえませんが。

でも、このシートは意外に座り心地良かったですよ。

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訪問のオススメは?

飛行機がたくさん飛んでいればVery Goodです。

が、成田空港でも航空科学博物館でもエンジン音や燃料臭はまったくしません、寂しい限りです。

どうせ行くなら申し少し国際線が復活してからのほうがいいかも。

来年オリンピックが開かれれば6月ごろにはフライトも昔ほどではなくても増えているはずなので、爆音を聞けるかもしれません

 

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