今年の2月頃にクラウドファンディングのKickstarterにてバックしたプロジェクトから返礼品が届きました。PCスタンドとドッキングステーションを合体させたような便利物です。
支援(バック)したプロジェクト
たまに誤解がありますが、クラウドファンディングは商品の通信販売ではありません。
ネットを通じて多くの不特定の人から資金提供としてもらい、その返礼として開発した製品などを提供するものです。最近はコロナ禍で経営が厳しくなった博物館などが資金提供を募り、その返礼として入館チケットや入館パスなどを提供するものも増えてきました。
最近はクラウドファンディングもいろいろありますが、筆者が一番信用しているのはKickstart(米国)です。
そして支援(バック)したプロジェクトがこちら(TopWork)です。
最近、テレワークが増えたからなのかPCスタンドの利用者が増えているように思います。
このTopWorkは冒頭に書いたとおりPCスタンドにドッキングステーションを合体させたものです。
TopWork外観
これは折りたたんだ状態です。ハンドルがついているのでかばんを持ち運ぶようにオフィスや自宅内を簡単に持ち運べます。
こちらがPCの乗る側。
下の写真が裏側、つまり机の面と接する側で、USB 3.1 Gen1 10Gbps (規格名ではUSB3.2 Gen1x1)100W PD対応のPCのへのTYPE-Cケーブルが装着されています。
TYPE-CケーブルはPCを載せた時にPCの左側に出ます。
スタンドの傾斜はスタンドを支える脚を引っ掛ける位置で四段階になります。
下の写真は一番傾斜をきつくしたところ。
・3.5mmオーディオジャック(ステレオイヤホンのみ、ヘッドセットは不可)
・SDカードスロット(上側)
・microSDカードスロット(下側)
・USB 2.0 (TYPE-A) x 2
・USB 3.0 (TYPE-A) x 2
・RJ45 (有線LAN)
・VGA
・HDMI
・USB TYPE-C PD(給電用)
反対側面になりますが、引き出し式のトレイがあってそこにあるのが…
・10Wワイヤレスチャージャー(Qi)
ないのはヘッドセットジャックあるいはマイクロフォンジャック程度。
必要なものは全部揃っています。
これとあとは65W程度のUSB充電器があればOK。
MacBook Airを載せてみる
筆者のMacBook Air M1 13インチを載せてみました。
スタンドは15インチPCまで対応しています。
トレイに筆者のGalaxy S21 Ultraを載せてみました。
10Wなので高速充電というわけにはいきませんがまあ無いよりずっと良いです。
PCとの接続は本体内蔵のUSB TYPE-C 3.1 Gen2 PD(100W対応、10Gbps)で接続されます。
とてもいいのですが、PCによってはUSB TYPE-Cが右側にしかないものもあり(TOSHIBA dynabookの一部モデルなど)TYPE-C延長が必須になりますが…
筆者も必要になりそうなので、Amazonを探してみました。
TYPE-C USB 3.1 Gen 2 (10G, PD100W) の延長ケーブルってそもそも規格上ありなのかどうかイマイチわかりません。全信号線が正しく接続され20V5A (100W) と10Gbpsに対して問題なければよさそうにも思います。
まだ試していませんが、こんなのがありました。
いちおうさくらチェッカーで調査。
これを買ってみて、正規の100W PD ケーブルを接続してUSB CABLE CHECKER 2で試せばわかるかなぁ。
テレワークに好適
テレワークでオンライン会議なんて昔はほとんど聞かなかったのですが、ここ一年半くらいで急速に普及しました。
自宅でノートPCを使う場合ノートPCのカメラだとちょっと位置が低くて見下げる形になります。
これは映像的に相手にはあまりいい顔には映らないのでできるだけ正面から撮るべきです。
そういうときに、こうしたPCスタンドでカメラ位置を上げてやるといい感じになります。
また、モニターの位置も高くなるので猫背になりがちなノートPCワーキングも快適度があがるでしょう。
まとめ
クラウドファンディングのKickstarterで支援を募集していた「PCスタンド+ドッキングステーション」のTopWorkは、ドッキングステーションとしても多機能であり、PCの画面・カメラ位置も上がるのでリモートワークにも好適。
PCへの接続ケーブルは左側にあるので、USB TYPE-Cの接続ポートが右側にしかないPCでは、USB 3.1 Gen2 PD 100W (10Gbps)の延長ケーブルが必要である。
一つあると結構役に立つのでノートPC愛用者の方は、一般に買えるようになったら入手する価値があります。