Mac mini M1からMac mini M2 PROへの買い替えを決めた

Mac mini M1からMac mini M2 PROへの買い替えを決めた

メインマシンのMac mini M1をMac mini Core i7から買い替えたのは2022年2月のことでした。それから2年、ぼちぼち変えるかなという時期でもあります。M1から買い換えるなら現行のM2モデルとか出るかもしれないM3というのは視野の外であり狙うのはPROモデル一択です。M3 PROのminiが出るかどうかもわからないのでM2 PRO狙いとなります。

Mac mini M2 PROはCPUが2種類

Mac mini M2 PROモデルにはCPUが2種類あります。

  • 10コアCPU(高性能コア6、高効率コア4)、16コアGPU
  • 12コアCPU(高性能コア8、高効率コア4)、19コアGPU(+45,000円)

価格差は45,000円ですが、価格差ほどの性能差があるかというと…そこが最大の悩みどころです。

 M1M3M2 PRO 10コアM2 PRO 12コア
機種Mac miniMacBook Air 13”Mac miniMac mini
プロセス5nm3nm5nm5nm
メモリ帯域幅68.25GB/s100GB/s200GB/s200GB/s
CPUコア8(4+4)8(4+4)10(6+4)12(8+4)
GPUコア8101616
Geekbench 6 Signle-Core2369312526892689
Geekbench 6 Multi-Core8576118631208414207
Geekbench 6 OpenCL20251305994571251669
Geekbench 6 Metal33608478677365781771
Cinebench 2024 Singole-Core112137122122
Cinebench 2024 Multi-Core509659782782
16GB/1TBの一般価格145,800円254,800円214,800円259,800円
16GB/1TBのアカデミック価格135,400円236,800円197,800円238,300円

ベンチマークだけで見ると確かに12コアのほうが数値は高いですが、M1とM2 PRO 10コアの差に比べたら、10コアと12コアの差は気にするほどでもないと思います。

投資対効果が高いかどうかです。45,000円追加投資するわりには性能向上はわずかであり、この差だと十分速いのがさらに少し速くなる程度かもしれません。

45,000円追加するなら、Thunderboltの外付けSSD(M.2 SSD)でも買った方がずっと幸せなれるのでは?



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メモリは16GBか32GBか?

M2 PRO 10コアで32GBメモリという選択肢もありますが、macOSで32GBメモリを必要とするような状況というのは、DaVinciでの動画書き出し(デリバーあるいはレンダリング)中にPhotoshopで大きい画像を複数開けて編集するとか、ブラウザでウィンドウを10個も20個も開けるとかしない限りは16GBで十分だといえます。

メインマシンですから同時にいろいろなアプリを動かすとは行っても、机上スペースの関係でマルチディスプレイは使っていないので、自ずから使い勝手に限度がありそうそう沢山は起動しません。

下のスクリーンショットは、現有のMac mini M1 16GBを使ってDaVinch Resolve Studio 18.6で4K30fps動画をH.264で書き出している時のアクティビティモニター(メモリ)で、特に問題がないグリーンです。バックグラウンドで多くのアプリを起動していると黄色になりますが、赤は未だかつてみたことがありません。

16GB増やすのに+60,000円追加というのは、得られるメリットに比べて投資額が高すぎます。

こちらの動画でApple Geek Labさんがいいことをおっしゃっています。

+30.000円の追加なら32GBにしますが、+60,000円とかになるともっと有効なお金の使い方があるでしょう。

結論

Mac mini M2 PRO 16GB 10コアがよかろうということで結論

あとはポチるだけ….

<参考記事> Mac miniをLate 2014 Core i7 から M1 2020へアップグレード

<参考記事> Mac mini M3搭載機はいつ出る?M3シリーズ待ちか現行M2シリーズで手を打つか?



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