2022年も後半に突入しましたが、コロナが落ち着いてきてSFC修行にも光明が見えてきました。今から即行動を起こせば2023年度のANAプラチナ会員の資格を得るのも不可能ではありません。
・VALUE TRANSITを活用した得られるPPの高い修行ルートはどれか
2022年のANAプラチナ会員到達条件とキャンペーンについて
プラチナ会員到達条件
到達条件はこれまでと変わっていません。
2022年12月末までのフライトで50,000PP(プレミアムポイント)を貯めること。
初回搭乗でいくばくかのプレミアムポイントが貰えるようなボーナスは現時点ではありません。
プレミアムポイント付与キャンペーン
今回は夏場までの乗客増を狙ってのプレミアムポイント付与キャンペーンがあります。
[公式サイト]
ANA国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン
・搭乗期間は2022年7月31日(日)まで
・マイル積算率75%以上の国内線運賃が対象(従ってツアーは対象外)
一回の旅行ではなく「1区間毎に1000ポイント」ですから、JALの回数修行のように飛び飛びの旅にすればそれだけで1日に相当なPPを稼げる可能性があります。
プレミアムポイント計算式
計算式は従来通りです。
[区間基本マイレージ] X [積算率] X [路線倍率] + [搭乗ポイント]
修行に使うのに適している運賃での積算率(75〜125%)は以下の通りです。
運賃種別 | 積算率 | 運賃 | 搭乗ポイント |
運賃2 | 125% | ANA VALUE PREMIUM 3、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28、プレミアム株主優待割引運賃 | 400 |
運賃3 | 100% | ANA FLEX | 400 |
運賃4 | 100% | プレミアム包括旅行割引運賃 | 0 |
運賃5 | 75% | ANA VALUE 1、ANA VALUE 3、ANA VALUE 7 | 400 |
運賃6 | 75% | ANA VALUE TRANSIT、ANA VALUE TRANSIT 7、ANA VALUE TRANSIT 28 | 200 |
運賃7 | 75% | ANA SUPER VALUE 21、ANA SUPER VALUE 28、ANA SUPER VALUE 45、ANA SUPER VALUE 55、ANA SUPER VALUE 75、ANA SUPERVALUE EARLY | 0 |
[公式サイト] ANAフライトマイル・プレイアムポイントシミュレーション
https://cam.ana.co.jp/amcmember/SimulationJaResult
2022年これから修行してプラチナに達成する近道コース
沖縄乗り継ぎの石垣/宮古
まずは鉄板路線。
・コースは定番の羽田-那覇を基本とする。
・時期的に台風が心配。
今からですので、VALUE TRANSITの一番安い便はなさそうですが….まずは往路。
続いて復路。
運賃はこうなります。
プレミアムポイントは、通常の2,246PPにボーナスが2区間分で4,246PP。それが往復になるので8,492PPとなり、PP単価は9.2円/PP。
これがVALUE TRANSIT 28が使える日になると激安になります。
こちらは7月19日出発の例です。
石垣到着が夜になるのでどうしても石垣で一泊になりますが、なんと石垣まで16,550円です。
帰りは翌日になりこちら。
合計運賃がこちら。
稼げるPPは同じく8,492PPですので、PP単価は何と5.3円/PPと国際線活用を上回ります。
単純計算では達成条件の50,000PPには、5.3円/PP x 50,000PP = 265,000円。
Value Transitと1区間1,000PPのボーナスを併用すれば、羽田から那覇経由の石垣往復で1泊2日で1回8,492PP稼げる。これを7月末までに6回やれば理論上は2週間でプラチナ獲得。
問題は、コロナが落ち着いた今から腰を上げるということで、キャンペーンの残りが1ヶ月半しかないこと。ですから1泊は時間がもったいないです。
札幌乗り継ぎの根室中標津
南方面はこの時期台風がとても心配ですので北海道も調べてみました。
・コースは台風の心配が少なくなる北海道方面。
・鉄板の沖縄よりはPPが少ない。
乗継は札幌以外にはありえないので、札幌から最も遠い根村中標津が目的地です。
得られるPPは片道で6,864PP、PP単価は7.2円/PPなのでいい感じです。
SFC修行鉄板路線の那覇線よりは多少はとりやすいでしょう。
日帰り三角飛び
三角飛びというのは、羽田〜那覇〜札幌〜羽田という飛び方です。
・沖縄方面は時期的に台風が心配。
・13時間のうち11時間は飛行機内という国際線並みのフライト。
これを1日でやってしまうメチャハードなスケジュールです。
ここまではVALUE TRANSITの範囲になります。
最後の札幌〜羽田は流石にVALUE TRANSIT対象運賃は出てこず直行便のみ。
朝9時に羽田を出発して13時間後の22時過ぎに羽田に戻ります。その間機外にいるのは乗り継ぎの2時間だけですから、11時間飛行機に乗りっぱなしのほとんど国際線状態。
得られるPPは意外に多くなくて9.334PP。運賃合計は80,880円なのでPP単価は8.7円/PPです。あまり効率よくないかもしれません。
おすすめ日帰りVALUE TRANSIT
ルート | 得られるPP | PP単価 | 必要な往復回数 |
羽田〜那覇〜石垣 | 8,492PP | 9.2円/PP | 6回 |
羽田〜札幌〜根室中標津 | 6,864PP | 7.2円/PP | 8回 |
羽田〜伊丹〜那覇〜羽田〜札幌〜羽田 | 9.334PP | 8.7円/PP | 6回 |
今年いっぱいといった期限であれば全く問題ないのですが、7月末でキャンペーン終了なので7月はかなりのハードスケジュールです。
飽きるのを防ぐために、石垣と根室中標津のコースを混ぜるのもいいかもしれません。
1泊が許せるならこのコースはPP単価が安いです。
ルート | 得られるPP | PP単価 | 必要な往復回数 |
羽田〜那覇〜宮古 | 8,492PP | 5.3円/PP | 6回 |