アバター ウェイ・オブ・ウォーターはIMAXレーザー・HFR・3Dで観ないと損するほどの出来栄え!

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IMAXレーザー・HFR・3Dで観ることができる話題作の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」を対応劇場でみてきました。そりゃもうすごかった、これを普通のスクリーンで見るのは大損です。追加料金は必要ですが、絶対絶対絶対IMAXレーザー・HFR・3D対応スクリーンで観ないと損です。ということでIMAXレーザー・HFR・3Dについて簡単に紹介しましょう。

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昔の映画館

今更感がたっぷりですが、一応。

昔々の映画館といえば映写機にフィルムをかけて投影していました。映画の長さによりますが大抵は1台では足りないため、2台の映写機を用意して1台の映写機が終わると続きのフィルムをもう一台にかけて….ということをやっていました。

そんなことをしていたら映像が途切れるじゃん!と思いますが、そこはよくしたものでフィルムの最後のほうに2回マークが入っています。スクリーンの隅のほうに白い丸のようなものが見えて、1回目のマークで続きのフィルムをセットした映写機を動かし始め、2回目のマークで最初の映写機を止めます。

これが筆者が子供時代の映画館。

国立映画アーカイブ(https://eiga.com/extra/nfaj/9/)では、フィルムの巻末部分に貼り付けられた銀テープを映写機のセンサーが感知して、2台目の映写機が自動的に動き出すそうであります。

時は移り、現在ではシネコンと呼ばれる大型の映画上映視閲では100%デジタル化されています。

平たく言えば超強力なプロジェクタとコンピューターによるデジタル画像の投影でありまして、撮影もフィルムカメラではなくデジタルシネカメラで行われています。

トップガン マーヴェリックでは、F/A-18の国内座席に小型のシネカメラを何台もつけて、役者さん自らがとてつもないGに耐えながら必要あ操作をしたそうですが、とにかく時代は変わりました。

すごいですねぇ、これを劇場の巨大なスクリーンで見ると没入感ハンパないわけでして。

実際IMAXでみたトップガン マーヴェリックはすごかったです。

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IMAXレーザー・HFR・3Dって?

さて、ISMSレーザー、HFR、3Dの簡単な説明。ちょっと順序を変えてややこしいのを先に説明します。

3D

人間が視覚でものの奥行きを感じるのは、左右の眼の視差によるもので、これは両耳で聞くことにより音源の方向を知るのと似ています。

音でいえばバイノーラル録音なんてのものがありまして、ダミーヘッドの耳の部分に仕込んだマイクで録音するものです。

下の動画はバイノーラル録音のシンプルな例ですが、ヘッドホン(できればインイヤータイプよりオーバーイヤーが効果が高い)で聞いてみてください。ぞくっとするかも(笑)

ダミーヘッドを使ったバイノーラル録音のお遊びで耳かきなんてのもありました(笑)、いや、これ、耳かきしたくなる!これもヘッドホンで聞かないと無意味です。

これの視覚版が3D。

耳はヘッドホンを使うことで左右別々の音を聞かせることができますが、眼はそうはいきません。

撮影にあたってはレンズが二つある特殊なカメラを使います。そして上映するときに左右それぞれのレンズで撮った映像が左右それぞれの眼に見えるようにすればよいだけ。言うは簡単ですがこれをスクリーンで実現するのは難しい。観客一人一人に3Dヘッドセットをつけさせればいいのかもしれませんが、そんなことは事実上無理なので偏光という技を使います。

偏光という地味に難しい理屈があるのですが、光は波動である(つまり波である)ことからその波の振動方向を特殊なフィルタを使って、特定方向の振動の波(光)しか通過しないようにします。これをうまく使えば、一つの特殊な映像で右目用と左目用の映像を特殊な偏光フィルタをつかったメガネをかけることで、左右の目にそれぞれ微妙に異なる別の映像を見せます。

それにより脳は実際の風景などをみていると勘違いして立体的に感じるわけです。

偏光板とは 偏光・円偏光の仕組み
https://www.mecan.co.jp/Optical-Film/Polarizer/About_Polarizer.html

HFR

HFRとはHigh Frame Rateの略です。

映画は毎秒24コマ(24p)で上映されますが、HFRはそれを超えるフレームレートでの撮影・投影します。

今時の動画カメラの上位機種は4K60pは当たり前にできます(筆者のLUMIX GH6もそうです)がそれにくらべると24コマって随分な感じです。

アバター ウェイ・オブ・ウォーターは通常の2倍のコマ数、毎秒48コマ(48p)で上映される(劇場によります、HFR対応でないとダメ)のでより滑らかな映像となります。

24pと48pを左右に並べた比較動画がありました、短いですが違いが明確にわかります。

IMAXレーザー

最後がIMAXレーザー。

109シネマズのIMAXレーザー紹介動画。

わかったようでわからん…かも。

IMAXの映画では縦方向の広がりが大きくなります。従来のスクリーンは左右への広がりはそこそこありましたが、上下が足りないと感じませんでしたしょうか?

それをIMAXは上下に広げてより映像に包まれる感じを観客に与えます。

従来のIMAXの画質はいわゆる2Kでしたが、IMAXレーザーは4Kになっています。音響は従来のIMAXが5.1chに対してIMAXレーザーは12.1ch(スクリーン裏に4つ、左右に4つ、天井に4つの音源)となり圧倒的な臨場感を感じることができます。

平たく言えばより大きなスクリーンでより臨場感のある音響でガンガン攻めてくるということですね。

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アバター ウェイ・オブ・ウォーター(IMAXレーザー・HFR・3D)

どこでみられる?

アバター ウェイ・オブ・ウォーターはIMAXレーザー・HFR・3Dに対応していますので、これらにフル対応した劇場(スクリーン)でみないと最高の映像を味わえません。

衝撃の3D/HFR映像。アバター2は劇場で見なければ「絶対損をする」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1463816.html

凄い!のはわかりますが、一体全体「IMAXレーザー・HFR・3D」対応劇場ってどこにあるのか?

「アバター2」をハイフレームレート上映する映画館どこ? TOHOシネマズは100円増し
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc536721ee6c4752c785a6161eaa90b874df027

上記の記事はIMAXレーザーでないのもの含まれていますのでIMAXレーザー・HFR・3Dの全部を満たす劇場は、見に行きたい日をベースにご自身で探してみてください。

通常のIMAXでHFR・3Dの劇場は多いようですが、画質が2K→4K、音響が5.1chから12.1chなので3Dの効果と合わせた臨場感にかなり差がでると思います。

多少遠くてもぜひIMAXレーザー・HFR・3Dで鑑賞することを強く強く強くお勧めします。

感想(ネタバレなし)

IMAXレーザ・HFR・3D映画を見たのは初めてです。

映像はとても滑らか(48p)で、IMAXレーザーの縦方向にも大きなスクリーンと3D、12.1chの音響効果で没入感と立体感が半端ない。字幕も喋っているキャラクターの前に浮き出ているように見えるし、遠近感・立体感は素晴らしい。水中シーンなどは実際の海の中で自分がガラスの器に入ってみている感じになります。

特に水の描写は素晴らしいものがあり、水のシーンは全てHFRらしいですが、これはどうみても本物の水であり本物の海です。

第1作目から13年の時を経て、技術の進歩には目を見張るものがあり、どうみてもリアルに撮ったとした思えないけれど、実は作り出された映像というシーンには目を見張ります。

3時間ほどの上映時間ですが、IMAXの3Dメガネをかけていても全く疲れなかった。

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まとめ

アバター ウェイ・オブ・ウォーターを観るなら、IMAXレーザー・HFR・3Dでみないとめちゃくちゃ損をするぞ!

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