寝返りが良くできるベッドが必ずしも良いとは言えない

寝返りが良くできるベッドが必ずしも良いとは言えない

日本におけるベッドに関する世間様の定説は、寝返りが打ちやすい固めが良いと言うものでしょう。

『寝返り』、『ベッド』のキーワードで検索するとそんな情報ばかり。そんな中で、あえて言います。寝返りは必要悪であり少ないな越したことはない、と。

昨年に記事をしていますが、私が使っているベッドの構成を復習。


  1. シモンズ製ダブルクッションのニューフィットという比較的柔らかめのマットレス。
  2. その上に、吸放湿のために羊毛パッド、
  3. さらにマニフレックス・スーパーレイEXという高反発マットレストッパー、
  4. そして湿気対策とクッション性を良くする厚手羊毛パッド。
  5. さらにそれらの上に『ニトリ 低反発マットレストッパー プレミアフィット 7cm』を二枚重ね。
  6. 最後は寒さと体から出る湿気対策で『ザ プレミアム ソフゥール 敷き毛布』

というなんとも常識的にあり得ない構成で使っています。

ちなみに、このソフゥール、感触は、質の良いムートンそのものですが、メリノウールを編み込んだもので家庭でも洗える優れもの。天然ムートンシーツのり毛が潰れにくく暖かく軽量です。

まあ、重ねに重ねたものです。

昨年に記事にある通り、この超絶分厚く、フニュフニュに柔らかい、わらび餅のような感触のわらび餅ベッドにしてから、明らかに深い睡眠の割合が増えました

なんとなく自覚しているのは寝返りが激減したこと。だからといって、上手く寝返りが打てない不快さは残っていません。

GARMIN vivosmart HR Jをほぼ24時間装着していますが、その睡眠モニターによれば、わらび餅ベッド以前は、睡眠時間5〜5時間半のうち深い睡眠は1時間半程度〜2時間前後でした。しかし、このわらび餅に慣れてからは、2時間半〜3時間程度になっています。30分から1時間ほど深い睡眠が増えています。

肝心なのは寝足りた感ですが、わらび餅にしてからのほうが明らかに起きたときのよく寝た感があります。眠くてボーッということはほとんどありません。例外は、夜中に猫に起こされまくったときくらいです。

ここから、ようやく寝返りの話です。

寝返りが必要な理由というのは、イマイチ解明できていないそうですが、一番理由として考えられるのは、一箇所に連続して圧力がかかるのを防ぐために無意識に向きを変えるというもの。

木の椅子に座ると、長く同じ姿勢を続けるのは困難ですが、体にフィットしてなおかつサポート感のあるほどほどにソフトな椅子だと、木の椅子にくらべれば遥かに長くじっと座っていられます。大学の大教室の椅子と映画館のプレミアムシートの椅子を比べればよくわかります。

寝返りは少なければ少ないに越したことはない。寝返りは少ないほうがより熟睡できる。寝返りをしやすくするために固めの寝具を使うのは、本末転倒であり本質的に誤りである。

というのが私の考えです。

もちろん昔は寝返りしやすいほうが良いと信じていました。実際、普通のベッドや布団で寝返りがしにくい状況だと、起きた時に体が痛いんですよね。

しかし、この超絶フニュフニュわらび餅ベッドに慣れてからは、いや、自然に寝返りが少なくなるような状況が快適なんだと体感しています。

このフニュフニュベッドは枕も普通のベッドのときと同じではダメです。私の場合、柔らかいマイクロファイバーピローの50x70cmを2〜3個ズラせて使って、上半身が腰から自然に上がるようにしています。テンピュールのZERO-Gベッドっぽい感じです。

日本人的には結構不自然に見えますが、これがかなーり快適。

決してお試しくださいなんて言いません。ただ、寝返りを打ちやすいベッドが必ずしも良いというわけではなく、寝返りを打たずに快適に寝られればそれに越したことはないということです。

 

 

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