先日、所用があって京都に行ってきました。結果的にJALのJGC回数修行解脱フライトも兼ねてしまったわけですが、久しぶりの京都です。もともと土地勘のある場所なので、観光というよりは懐かしい場所を訪ねたり、観光客が多くない場所を訪れたりの観光らしくない散策旅でした。この記事ではその2日目をお届けします。
2日目
世界遺産 元離宮二条城
土地勘が養われているとはいえ、実は行ったことがないのが二条城です。
今回泊まった宿(別の記事で紹介します)の近くだしせっかくなので行ってみました。
開場は朝8時です。私は近くの宿でしたので、ほとんど開場と同時に入りました。
しかし、二の丸御殿観覧は8時45分からなので、8時過ぎに入って城内を見学しているといいですね。
ちなみに、残念ながら二の丸御殿内は撮影禁止なのでした。
入城して最初に目につくのが東大手門。
二の丸に入るには唐門をくぐります。寄ってみましょう。
お城とは思えぬきらびやかさです。金沢城とは好対照。
あまり知られていないのですが、二条城は徳川家康の将軍宣下の祝賀の儀を行った場所であり、徳川最後の将軍である徳川慶勝にが大政奉還を諮問した場所であります。
江戸時代は二条城に始まり二条城に終わったわけです。
恥ずかしながら私も今回の訪問で説明を読んで初めて知りました。
二の丸御殿にはまだ入れない(時間が早い)ので二の丸庭園を散策します。
なんとコーンも木製(竹製?)のものが被せられて目立たぬように工夫されているのはさすが世界遺産。
歩き疲れた方はゆっくりお茶を楽しめる和楽庵があります。
マンゴーとか京都らしからぬフレーバーですが(笑)。
暑い日だといいですが、この日は大して暑くもないまだ朝のうちなのでパス。
このあとちょうどいい時間で二の丸御殿の中を見るわけです。残念ながら先に書いたように撮影禁止なので写真もありません。
こちらの公式サイトで写真をご覧ください。
鶯張りの廊下をきゅっきゅと鳴らしながら見学してきましたよ。
四条河原町まで歩いてみる
Google Mapで河原町駅と二条城のルート検索をするとわかりますが、距離にして2kmちょい、時間にしても半時間ほどです。
私は、懐かしさもあっていろいろ寄り道しながらぶらぶらと河原町まで散策。
途中、錦市場(地元民は単に「錦」と呼ぶ)を通りましたが、金沢の近江町市場同様にすっかり変わってしまって、地元民より圧倒的に観光客が多く、店のほうもそれそうおうに観光客ずれしてしまっているのはかなり残念な感じ。
阪急電車 京とれいん 雅洛
前回JGC修行合間に京都に行ったとき、発見したのが阪急京都線を土日限定で走る「京とれいん」です。
説明不要ってことで、写真をお見せします。
電車内に坪庭がありました。さすがにこれにはびっくりです。
この電車に乗って居眠りしたり、スマホざんまいではもったいないです。和モダンを楽しみましょう。
電車は40分ほどで梅田に到着。
止まっている京とれいんを撮影します。
観光客はもとよりそうでない方もスマホを取り出してしきりに撮影されておりました。
京とれいんの時刻表は以下のリンクにありますので、多少無理をしてでも時間をあわせて乗ってみる価値があります。
特別券や予約は一切不要。
普通の電車と同じに乗車できます。
最後のランチはいつもの兎麦
ちょっと遅めのお昼はいつもの阪急三番街にある兎麦です。
昨日のお昼もうどんだったなぁ、と思いつつ、うどんはすきなので気にしない。
いただいたいのは、前回と同じ「えび野菜天ぶっかけ」です。
この内容で税込880円は安いです!
それに美味しい!
天ぷらも冷えたのがのっていたりしません、ちゃんと揚げたて。
2日目のまとめ
二条城に行くなら8時開門を狙うべし。まだ観光客も少なくてゆっくり見学ができます。待ち時間は限りなくゼロです。
二条城から四条河原町までって意外に近い。ぶらぶら京の町の散策をかねて歩いてみると新発見があること間違いなし。途中カフェもそれなりにありますので、休憩しながら歩いてみよう!
阪急京都線に土日限定で運転されている「京とれいん 雅洛」は多少無理してスケジュールを調整してでも乗る価値があります。特別料金や予約は一切不要です。普通の無料私鉄特急とは思えない車内で、坪庭まであったりします。