私は2019年4月にANAのプラチナ会員資格を取得しSFCも手に入れ、その後同年9月にJALのサファイア会員資格も達成してJGCも手に入れることが出来ました。所謂ダブルホルダーになったわけですが、その理由は?
ANAプラチナ
ANAプラチナ達成の詳細は以下の記事で詳細に説明しています。
そもそも上級会員資格を取ろうと思ったのは、昨年(2018年)の札幌旅行の帰り、JALチェックインのときに1時間近くカウンターの順番待ちを食わされたことにあります。
その時近くのJGCカウンターはガラガラで、そこを利用する人はパラパラ。
「なんか、凄いけど、自分には縁がないな」
その時はそう思いましたが、調べてみたら手が届かない話でもない。
そしてJALとANAの両方とも似たような上級会員制度があることを知ったわけです。
そこからガッツリ調査を始めました。ANAなら羽田-那覇プレミアムクラス利用を中心に何度か飛び、1〜2回ほどシンガポールにでも行けば良い。
そんなことを思っているうちにパーフェクトな後押しがありました。
シンガポール航空が787の福岡就航を記念して、福岡-シンガポール往復ビジネスクラスで何と8万円台前半(全部込み込み)と超激安キャンペーンを実施。これを買わない理由は全くないので速攻予約して発券。
きまりましたね、ANAに。シンガポール航空は同じスターアライアンスでANAのプレミアムポイントの加算対象になります。
かくしてプラチナ会員になりました。
JALサファイア
ANAサファイアを取得して、やってきたのが「修行ロス」。
ANAのSFC修行ではそんなに回数を乗るわけではないですが、沖縄何回かとシンガポール2回行った後なので、何も乗らない日が続くと虚しい…。
そしてJALに乗った時。
このときJALは平JMB会員ですから、普通にチェックインと長蛇の列の保安検査。
ああ、ANAならプレミアムチェックインを使えるのに….。
そういうことです。それがきっかけ。
たとえプラチナでも平会員とは雲泥の差があります。私が乗るのはANAだけではない、JALに平会員で乗った時の残念さ。
そういうわけでJALのJGC修行です。
JGC回数修行の詳細はこちら。
ANAプラチナ+JALサファイアだけで十分
私は、LCCは使わない主義ですし、仮に使っても上級会員制度とか無いです。なので、ANAプラチナとJALサファイアの上級会員を持っていれば十分です。
ダイヤモンド修行はナンセンス
ダイヤモンド会員は確かに魅力ですが、得るための投資が大きすぎますし、それだけ投資しても達成翌年度末には消えてしまいます。
維持するには100万以上の費用をかけなければなりません。もちろんお仕事搭乗がたくさんある人は別です。
仮にANAダイヤモンドをとったとして、JALサファイアとの差は結構大きいですのでステイタス有無で感じた格差をここでも感じてしまいます。同様にダイヤモンドから落ちたときの格差も同様に大きい。
ひとときの夢と割り切ることができれば良いのですが、人間の心はそう簡単には割り切れるものではないです。
ダイヤモンド会員資格についての私の持論は修行で取るものではなく、仕事などで飛び回って体力と時間を使ったご褒美なものだということです。
極端に言えば、棚ぼたなのがダイヤモンド。+50万追加してまで取るようなものじゃないし、ましてダブル・ダイヤと称して合計二百数十万を投資するようなものでは絶対にありません。少なくとも私の価値観ではそうです。
まとめ
ANAとJAL、どちらか片方のステータスを取ると、残り片方もステータスがないディメリットを体感することで我慢できなくなる。
ANA(SFC)、JAL(JGC)の両方をとればそれで十分。
ダイヤモンドを取るのは自由だが自ら乗りまくって取るにはお金がかかりすぎるし最長でも翌年度末で消えて、ダイヤから落ちたときの落差が大きい。仕事でたくさん頑張ったボーナスと思う程度のもの。修行してまで取るようなものではない。