2020年春あたりからの新型コロナ感染症拡大防止として、航空便の大幅削減や緊急事態宣言・まん延防止等措置の連発により不要不急の長距離移動は事実上制限されてしまい修行どころではありませんでした。今は日本だけは落ち着いていますけれど、SFC/JGC修行はどうなるのでしょうか?
ANAプラチナ会員・JALサファイア会員の達成条件
何度も当ブログで書いていますがシンプルです。
PP(プレミアムポイント)やFOP(不ライオンポイント)についてはリンクを参照してください。
プレミアムポイント | プレミアムメンバーサービス | ANAマイレージクラブ | ANA
FLY ON プログラムとは – JALマイレージバンク
実用的なステイタスレベルはANAはプラチナ、JALはサファイアです。
航空会社 | 条件 |
---|---|
JAL | 1月1日から12月31日までの間にマイル積算対象運賃で50回以上搭乗する。 |
1月1日から12月31日までの間に50,000FOP貯める。 | |
ANA | 1月1日から12月31日までの間に50,000PP貯める。 |
JALもANAも毎年変わるとはいえ何らかのFOPやPPボーナスがあるので、50,000PP/FOPまるまる貯める必要はないのですが、50,000PP/FOPといえば従来の国際線が自由に使える状況では目安は10円/PPを切ることですので、ANAのプラチナステイタス、JALのサファイアステイタスを取る目安の費用は各々50万円上限(国内移動・宿泊・食事などは除く純粋なフライト費用)と考えるべきです。
JALはANAと違って「回数修行」があります。マイル積算対象となる運賃(ツアーでも良いが特典航空券はだめ)で、距離を問わず1月1日から12月31日50回搭乗すればJALサファイア獲得です。
2023年の修行見通し
ANAプラチナ
2022年の修行はかなり厳しいです。
理由はすでに記事にしております。
筆者が修行した2019年であれば、OKA-SINという定番が使えるし、海外発券なんて技もありましたが、そもそも海外に自由にふらりと行くことができない現状において国際線を使った修行は不可能です。
どうしても必要な会社命令での業務海外出張ならいざしらず、不要不急の典型であるステイタス修行で渡航して、それでコロナ感染して一ヶ月ほど休業してしまった…..これはクビにはならないまでも会社から相当なお叱りというか不利な扱いを覚悟する必要があると思いますし、家族からも総スカンを食うこと疑いないでしょう。下手すりゃ家族崩壊。
では国内ならいいじゃん!というわけにもいかないのが上記の筆者の記事です。
安く済ませるには年間で那覇に17往復して(2ヶ月に3回程度)費用は60万近く、9往復とか8往復で住むパターンだと100万円近くの投資が必要です。
単なるプラチナステイタスのために100万円を捨てるのはバカバカしいと思いませんか?
JALサファイア
FOP修行はANAのPP修行より厳しいです。
というのも、ANAならPPを稼げるプレミアムクラスの便は多いですが、JALの場合FOPを稼げるファーストクラスの便は羽田-那覇線でも以前より増えたとはいえ少なくファーストクラス獲得競争は激烈です。
無ステイタスの修行僧は一般と同じですので、有利な条件はなにもないので厳しいと言わざるを得ません。
可能性があるのは回数修行です。
こちらはFOPとは関係なく、マイル積算対象運賃であればツアーでも何でも良いのでとにかく暦年1年間に50回搭乗すれば良いのです。ただしFOPのようにボーナス搭乗回数なんてのはありません。
回数修行でも、2019年に比べると減便が著しく思ったように搭乗回数が稼げない可能性が高く、コロナ再燃により緊急事態宣言やまん延防止等措置が発出され、再び一月とか二月とか飛べない日が続く可能性があります。
回数修行はFOP修行よりのぞみは高いけれど….ヤヴァい状況にあるのは間違いないです。
ステイタスを2023年度に活かせるかを考えよ!
ステイタス修行で得たステイタスが威力を発揮するのは国際線です。
年に数度程度の国内線であればJALなら可能な路線であればファーストクラス、ANAならプレミアムクラスを使えば、ステイタスで得られる搭乗前後や搭乗時のメリットがほとんど得られますので、あえてステイタスは不要といえます。
2022年の修行で得たステイタスは2023年4月1日から2024年3月31日の間有効ですが、2023年度は2019年までのような自由な海外往来が何のためらいもなくできるのか?を考えるべきです。
せっかく修行してステイタスを取っても、使えなければ意味がない。海外旅行で使えないなら価値半減です。
全てはコロナ次第。
いつになったら2019年のように何のためらいもなく海外渡航ができるようになるのか、確たることは世界中の誰も言うことができません。
一つ確実なのは、2023年の海外自由渡航はまだまだ厳しいだろう、2024年になればまあなんとかというのが筆者の推測です。
旅路の部屋的ステイタス修行おすすめ時期
2022年の修行はANAは無し!JALは回数修行のみ。
2022年にステイタスをとって、2023年度にそれが海外旅行で活かせる状態になるのか極めて疑問なのでせっかくとっても活かしきれないうちに期限が来て消滅!になる可能性あり。
おすすめは2022年は一所懸命貯金して、2023年に修行。2024年度ステイタスを目指そうということ。
まだ2022年の修行は我慢です!