ANAマイル有効期限延命作戦実行の時!

ANAマイル有効期限延命作戦実行の時!

2019年のSFC修行でガツンっと貯まり、月々のANA WIDE GOLD カード (SFC)の支払いでシコシコと溜まってきたマイルですが、コロナがなければ今頃ファーストクラスで米国or英国往復で使えていたのが未だに使える見通しが立たず、今月末から毎月4桁、時に1万マイル台で失効するようになりました。当ブログで紹介したANAマイル延命策を実行する時が来ました。

延命策

ここでいう延命はマイルをマイルとして使える期間を通常の3年以上先でも使えるようにすることでありまして、ANA SKY コインやANA利用券に変えたりすることではありません。

マイルの使い方で一番トクなのは「特典航空券」に交換することです。

しかし1マイルも損をすることなく延命する唯一の手段はダイヤモンド会員になること以外にはありません。

仮にダイヤ修行しても有効期限はその翌年度一杯でしかありません。
投資の割に得られるメリットが少ないのがダイヤ修行なので、筆者はダイヤ修行は勧めません。
仕事でたくさん乗らざるを得ず、結果的にダイヤになったというのが本来のダイヤモンド会員。

普通の人が普通に使える方法ですと、延命の手間賃というかウィスキーでいうと天使の取り分みたいなものが程度の差は必要になります。

この方法を間違えると、延命できてもマイルは元の1/3や1/2に目減りしたりしますので要注意です。

ANAマイルでお得な延命策

以前にも紹介していますが、ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)との相互交換です。

ANAマイル → ソラチカポイント:10,000マイルが10,000ポイント※注
ソラチカポイント→ANAマイル:100ポイントが90マイル (10%目減り)

※注
・1口10,000マイルで一回の交換操作(Web)で1口10,000マイルを10,000メトロポイントに交換できます。
・交換先がソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)以外の場合は、同一年度内(4月1日~翌年3月31日)の提携ポイント交換口数累計が3口以降の場合、10,000マイル=メトロポイント5,000ポイントへの交換になります。ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)の場合はこの制限はありません

往復することで10%目減りしますがゼロになるより圧倒的にいいです。

10%で延命できるなら許せます。

上記「注」に書いたとおり、事実上ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)は必須です。

ANA→ソラチカ10,000マイル単位交換完了までに1~2ヶ月必要
ソラチカのメトロポイント有効期限毎年4月1日から翌年3月末日までの間に付与されたメトロポイントは、翌々年の3月末日まで有効(最長2年間、最短1年1ヶ月)
ソラチカ→ANA交換申請は毎月1回限り。
1回につき20,000ポイントまで。
交換完了までに1~2ヶ月必要
交換された新しいANAマイル新たに3年間有効

上記を全部合わせると、
・最短:1ヶ月+1年1ヶ月+1ヶ月+3年=4年3ヶ月の延命(交換がたまたまうまくいくと考えると最短は4年程度と思うべき)
・最長:2ヶ月+2年+2ヶ月+3年=5年4ヶ月の延命
となり、延命結果として元のマイルの10%が手数料的に消えていきます。

これで足りなければもう一巡すれば8~10年延命ですが、まあ、そこまでしなくても使い切るでしょう。

忘れてはいけないのは、交換の際にマイルまたはポイントは即時に引き落とされますが、交換先にポイント/マイルとして反映されるのは1~2ヶ月を要すること。

メトロポイントからANAマイルへは月20,000ポイント(18,000マイル)の上限がありますので、マイルで特典航空券に変えたいときはよく計算して、特典航空券を予約するのに必要なマイルが足りないということにならないようにしてください。



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実際に交換してみる

直近で期限の迫ったマイルはこんな感じです。

このスクリーンショットはすでに20,000マイルをメトロポイントに交換手続きした後です。
交換前は1月・2月にそれぞれ数千マイルがありました。

交換サイトへの入り方:

  1. ANAサイトにログイン
  2. 上部のメニューバーから「ANAマイレージクラブ」をクリック
  3. 「マイルと使う TOP」をクリック
  4. ブラウザの検索機能で「提携ポイント交換」を検索して出てきたリンクをクリック
  5. 下図のような画面の「Tokyo Metro To Me CARD」をクリック。

 

これで交換手続きのWebに入れます。

1回の操作で10,000マイルをメトロポイントに交換操作ができますので、20,000マイルを交換したければ同じ操作を2回しなくてはなりません。

冒頭に書いたようにソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)は必須でありまして、それ以外のANA To Me CARDでは3口以降は交換レートが100%から50%に激減します。

また、ANAマイレージクラブの会員名とソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)の会員名が一致していなければなりません。

通常のANAカードと2枚持つことになりますのでマイル口座統合もしておくべきです。

口座統合しておくことで、ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)で得たマイルもメインのANAカードのマイルとして貯まります。

まとめ

コロナ前にためたANAマイルは2020年~2021年にかけて使えずにいて、今年あたりに期限がくるマイルが多いと思われる。

マイルの延命は、ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)のポイントとの相互交換であり、ANA→ソラチカ→ANAで10%目減りするが、最短4年少々、最長5年少々の延命が可能になる。

筆者はこの方法を実際に使って、まずは20,000マイルをソラチカへ移行した。

 



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